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定期預金比較〜総合コストで選ぶという方法


超・低金利状態が続く中で、少しでも金利のよい定期預金を利用しようと日夜、銀行の金利情報の収集に余念がない方は少なくないと思われます。特に当サイトにお越しになるような方は金利に敏感な方ばかりでしょうね。

仮に0.1%の違いでも、資産運用というのはそうした細かな「有利さ」の積み重ねですし、また、そうやって積極的に、能動的に情報収集していれば、思いがけず有利な定期預金に出会えるものですね。「金利を諦めない」というのは大切な姿勢なのではないかと思います。

ただ、そうやって定期預金の金利に敏感な方や、あるいは一般的に不満が大きいとされるATM手数料・振込み手数料などのコストの方に注目される方がいる一方で、意外にそれらを組み合わせて比較・検討される方が少ないような気がするのですがいかがでしょうか?

仮に100万円を1年0.5%で運用できた場合の利息は税引き後で4,000円ということになりますが、もし仮にATM手数料として315円取られるとすると、入金と出金で合計630円が消えることになります。

さらに今時のATMは一度で取引できる現金は50万円までだったりしますので、仮に入金時と出金時で2回ずつATMを使ったりすれば、このケースでは合計1,260円取られてしまう、ということですね。

加えて消費税が上がってくれば、その分、手数料の実額は増えていくことになります。

それでも、利息が4,000円あれば十分カバーできる金額ではありますが、しかし、せっかく0.1%の差にこだわって有利な定期預金を見つけたとしても、ATM手数料などの「資金移動コスト」を加味しなければ、軽くその差額など吹っ飛んでしまう、ということですね。

定期預金を比較する場合にはそうした「資金移動コスト」も十分加味する必要があります。

特にそうしたチェックが必要な理由は、世の中にはATM手数料や振込み手数料が無料の銀行がある、ということですね。

こちらのネットバンキングの比較表も参考にしていただければと思いますが、その代表格が当サイトでも人気の新生銀行住信SBIネット銀行じぶん銀行、そして東京スター銀行になります。

>>>ネットバンク比較

じぶん銀行東京スター銀行の口座を利用すればATMが複数回無料で利用できますし、新生銀行住信SBIネット銀行は、ATM手数料だけでなく、何と振り込み手数料も無料ですね。

また、オリックス銀行も定期預金の満期金については無料で送金できますので、やはり「資金移動コスト」が抑えられます。

つまり、こうしたATM手数料や振込み手数料が無料の銀行間で定期預金を利用し続ける限り、資金移動コストがゼロとなりますので、手数料を払うことなく、預金利息を丸々受け取れる、ということですね。

中でも利便性が高いのが上記の通り、ATM手数料だけでなく、振込手数料も無料となる、新生銀行住信SBIネット銀行です。現実的に可能かどうかは会社によると思いますが、この2つをメイン銀行として、給与振込み口座にしてしまえば、資金移動コストが基本的にはゼロにできますね!

定期預金を比較する際にはそうした、今資金がある口座から資金を移動させるコストについても十分、ご注意いただければと思います。

加えて銀行によっては、残高が基準値を超えていたり、給与振込み先に指定すればATM手数料・振込み手数料が無料になるサービスも提供していますので、預入元本がそれなりにある場合は、そうした付帯サービスも考慮に入れていただければと思います。

ちなみにメガバンクの場合のコンビニATM手数料・振込み手数料が無料になる場合の条件は以下の通りです。

◆コンビニATM無料化条件

・三菱東京UFJ銀行 : 残高30万円(無料回数月3回)
・三井住友銀行    : 残高30万円(無料回数月4回)
・みずほ銀行     : 残高10万円(無料回数月4回)

◆振込手数料無料化条件

・三菱東京UFJ銀行 : 残高500万円(無料回数月3回)
・みずほ銀行     : 残高500万円(無料回数月4回)

ただしこのような残高条件がついていると、出金するときは手数料が無料でも全額出金してしまうと、次回は通常料金=有料になってしまいます。仮に30万円などの金額を残しておけば、最低限、コンビニATMは無料で利用できそうですが、しかし無駄なお金が残りますので、全体の資金運用効率が悪化してしまいますね。

その点ではやはり、残高条件に関わらず、こうしたATM手数料・振込み手数料が無料となる銀行を選んでおいた方がベターと言えそうです。

繰り返しになりますが低金利の今だからこそ、資金移動コストに十分ご留意いただき、単純に定期預金金利だけを比較するのではなく、そうした各種手数料を加味した「総合コスト」で銀行や定期預金を比較されることをオススメいたします。

参考になさってください。

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