「じぶん銀行」のケータイサイトが1月25日にiモードの公式サイトとなった。じぶん銀行は、普通預金口座を開設して入出金明細の確認や振り込み、定期預金への入金などができるネット銀行。KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同で設立した。
アクセスは iMenu→メニューリスト→モバイルバンキング→その他銀行→じぶん銀行 から。今回の対応で、じぶん銀行はau、ソフトバンクモバイル、ドコモ3キャリアの公式サイトとなった。なお、これまでもドコモ端末でじぶん銀行を利用できたが、公式サイト化で新たに追加された機能はなく、au専用の「じぶん通帳アプリ」やEdyチャージなどは利用できない。
じぶん銀行と言えばKDDIと三菱東京UFJ銀行との合弁銀行。NTTドコモから見れば憎きライバル会社の子会社ということで、今までiモードの公式サイト化が見送られてきたのかどうかは知りませんが、ここにきてようやく公式サイト化したようですね。さすが電電公社(深い意味はありません)。
しかし携帯で銀行取引をする人がどれくらいいるのでしょうね?記者の感覚では携帯は「電話」+「メール」+「時間つぶし」。銀行取引はあくまで「時間つぶし」のエリアに入るものだけでしょうね、もしするとしても。
おそらく残高照会や、外貨預金や投資信託の損益をチェックするのは「時間つぶし」に入るので利用しそうです。
それから飲み会の清算とかも「時間つぶし」用時間の中でできるなら、やってしまいたい作業でしょうね。住所変更とかもそうです。
要は「選択の余地なくやらないといけないもの」は時間があるときにやってしまいたいですね。
一方で、定期預金の設定とかは携帯でやらないでしょうね。なぜなら、しっかり比較したいし、いくら設定するかなども落ち着いて考えたい。
株式や外貨預金など「タイミング重視」のものはやむなく携帯を使うかもしれませんが、それもあくまで「やむなく」でしょうね。できればしっかり机にすわって考えながらやりたいものです。オークションなんかでも携帯経由の場合に限って、つまらないものを落札してしまいますしね(笑)。
やはり「ながら」では、なかなか正しい判断はできない気がします。
実際、じぶん銀行も口座数はすでに75万口座と急速に口座数を伸ばしていますが、預金残高は1口座あたりわずか17万円しかありません。おそらく通常の預金口座の平均の半分とか1/3以下なのではないでしょうか?
これはつまりじぶん銀行が預金を預ける銀行ではなく、便利に使う銀行として利用されていることを示唆します。
とは言いつつ。
今の若者は携帯があればパソコンなんていらないと本気で思っている世代ですから、彼らが実際にお金を持ち始めるとじふん銀行のビジネスも変わってくるかもしれません。頭の片隅で注目したいと思います。
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