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定期預金関連ニュース

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2010/09/16 <朝日コム>

社債中心の毎月分配型1位 インデックス連動型も注目〈国内債券型残高ランキング〉


 今回は、2010年8月末時点で運用されている国内追加型株式投資信託の中で、円建ての国内債券に投資するファンドに焦点を当てた。対象は、リッパー分類の「債券型日本円」タイプに分けられる国内債券型ファンドから、確定拠出年金・ラップ口座向け専用ファンドを除いた34本。


 低金利が続く日本での債券投資は、政策金利が10.75%のブラジルや4.5%のオーストラリアの債券ほどの高いインカムを期待することは難しい。だが、円相場が約15年半ぶりに1ドル=82円台を付け円高傾向が続く中で、国内債券型ファンドは為替リスクが無く、円預金の補完的な役割を果たす低リスク商品として見直されている。昨年1年間で設定された国内債券型ファンドは3本だったが、今年は8月末までに9本(うち1本はラップ口座専用)が設定されている。


 純資産残高で1位の「ニッセイ日本インカムオープン」は、2位以下を大きく引き離した。同ファンドは、投資適格級(BBB格以上)の社債を中心に投資を行い、直近では社債が9割を占めている。年12回決算の毎月分配型で、昨年11月から月15円の安定した分配水準を維持している点などが、好調な理由のようだ。


 同ファンドの人気を受け、社債中心に投資するタイプの設定が増える傾向にある。16位の「東京海上・円建て投資適格債券ファンド(毎月決算型)」は、今年5月に運用を始めたばかりだが、早くもランクインした。


 一方、毎月分配型の中でも2位の「ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型)」と、5位の「ジャパン・ソブリン・オープン」は、ポートフォリオの9割以上を国債が占めている。同じ国債に投資していても騰落率にばらつきが出たのは、社債の組み入れ比率や組み入れ債券の残存期間の違いなど、ファンドの投資方針に差があるためだ。


 同様に、3位の「DLIBJ公社債オープン(短期コース)」と4位の「DLIBJ公社債オープン(中期コース)」は、いずれも国債と社債の双方に投資を行うという点で共通しているが、組み入れ債券の平均回収期間が異なるため、騰落率に差が出た。


 このほか、国内債券型には、インデックスとの連動を投資目的に掲げるシンプルなタイプもある。6、8、18位のファンドは、いずれも国内債券の代表的なインデックスである「NOMURA―BPI総合指数」に連動した投資成果を目指している。投資判断や組み入れ比率の変更など手間がかからないため、信託報酬が相対的に低く抑えられている点が魅力になっている。また、株価指数など他のインデックスファンドと同様に、わかりやすい商品としてインターネット証券を中心に残高を伸ばしている。



編集部からのコメント

折からの低金利に加え、史上初のペイオフの発動など預金を取り巻く環境は厳しいですね・・・特に高金利の預金はなかなか出にくい状況となっています。

まぁ、ペイオフを目の当たりにすると、元本が保護されるだけでも十分という気もしなくはないですが。

一方で預金以外の商品に投資するとしても、株価は低迷しているし、為替相場も動きが激しいしで、なかなか適当な運用先がなくて困っている人は多いかもしれません。

そんな行く当てのない資金の受け皿の1つになっているかもしれないのが、国内の社債や国債に投資するファンドですね。とはいえ1位の「ニッセイ日本インカムオープン」ですら、残高はわずか1,300億円ということで、まだまだこれからですね。

さて、その気になる運用実績ですが、この半年では概ね1%〜3%のリターンを出しているようでまずまずの成果ですね。ただこの半年は金利が大きく下がっていて、金利が下がると債券価格が上昇し、ファンドの値段も上がることになりますので、それが実力なのかどうかよく分かりません。

ということで「ニッセイ日本インカムオープン」の成績を年利換算で見てみると・・・

・1年:3.21%
・2年:2.54%
・3年:2.21%

というような感じで2%〜3%と比較的安定した実績となっておりますね。うむ、悪くないですね。

ちなみにこのファンドは社債を多く組み入れているようですので、国債中心の2位の「ダイワ日本国債ファンド」の成績を見てみると・・・

・1年:3.80%
・3年:2.97%

とこちらも悪くないですね。

今、発行されている個人向け国債を購入するよりはよっぽど良さそうです。

ただし繰り返しになりますが、上記成績には今の低金利による債券価格の上昇分が織り込まれておりまして、今後仮に金利が上がるとその分、債券価格が下落し、損失が発生することになります。ファンドというのは人気が出ると、成績のピークだったりすることが多いので注意が必要ですね。

また社債の場合、会社が倒産したりすると、一部もしくは全部が損失になりますので、そういうリスクも頭の片隅に入れておく必要がありますね。

とは言いつつ、リスクとリターンは比例することを理解した上で、運用資金の一部をこういうファンドに振り向けること自体は悪くないとは思います。

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