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定期預金関連ニュース

定期預金に関連する最新のニュースをコメント付きでご案内します。
2011/6/30 <日経ウーマンオンライン>

貯蓄20万円の”貯まらん家計”大改造


社会人1年目をピークに貯蓄がどんどん減り続け…

 05年に就職し、「1年間で100万円貯めた」という田中由紀さん。ところが、社会人6年目となる現在の貯蓄額は20万円台に逆戻り。原因は「化粧品や洋服が好きで、後先考えずについクレジットカードで買ってしまうから」。でも、周囲には何百万円も貯めている友人もいて、焦りが募る今日この頃。「予算を立てて家計簿もつけているのに、いつの間にかお金がなくなっているんです。社内預金で3万円を天引き貯蓄していますが、カードの支払いでお金が足りなくなると引き出してしまいます」


 田中さんの悩みを聞いたFPの深田晶恵さんは、貯まらない原因を「貯蓄の目的がないから」と指摘。「留学などの目的がある人はお金を貯めやすいんです。目的がないなら、まずは100万円を目標に貯蓄を始めましょう。100万円あれば、引っ越し、転職、結婚などの転機を持ちこたえられますよ」。


 100万円の壁をクリアできると、「今度は300万円貯める」「投資を始めてみる」など、新たな目標も見えてくるという。


 「そのためにも、まずは貯蓄の足固めを。家計簿はつけるだけで満足せずに、予算の管理簿として活用してください。ボーナスをカードの支払いで終わらせずに貯蓄に回せるように、家計を一から改善しましょう!」


悩める“貯蓄20万円女子” 鈴木美香さん(仮名・29歳・事務)

「先取り貯蓄してもつい手をつけて全然貯蓄が増えません…」


●年収(手取り)350万円
●月収(手取り)20万円
●総貯蓄額 22万円


毎月3万円を先取りで貯めているはずなのに、ついつい取り崩し、一時は100万円あった貯蓄も気がつけば20万円台まで減少…。30歳を前に“これはマズイ”、と本気で焦ってきました




深田さんが解明! “貯まらん家計”の3大原因

(1)毎月の予算が手取り収入をオーバーしている

食費、服飾費、化粧品代など月々の費目の予算は決めているものの、その合計額は手取り月収を4万3200円もオーバー。収入に見合った予算に組み替えないと、毎月赤字になって当然!


(2)洋服などのカード払いでいつの間にか出費がかさんでいる

田中さんは、洋服や化粧品のほか、食料品やお総菜なども2枚のクレジットカードで支払っている。気づかないうちに支出が膨らんでしまっているので、まずはお金の流れを明確にすることが大切


(3)家計簿はつけているだけで振り返りが全くない!

パソコンのエクセル家計簿で使ったお金は記録しているが、つけることで満足してしまい、収支も把握できていない。家計簿は、定期的に支出を振り返り、赤字をなくす予算管理簿として活用しよう





STEP1 カード払いを含め使っているお金を総ざらいしてみる

まずは現状把握から。自分は何にいくら使っているのか、現金だけではなくカード払いの分も含めて洗いざらい書き出してみよう。書き出す際は、毎月の収支だけではなく、ボーナスも含めて、一年間のお金の流れを目に見える形にすること。「一年間の流れを見ていくと、『食費は少ないのに通信費が多い』『ボーナス一括払いで洋服をたくさん買っている』など、家計のクセが見えて、改善ポイントが探しやすくなります」


STEP2 毎月の貯蓄額と、いつまでにいくら貯めるか目標を決める


“貯まる女子”になるには目標を持つことが有効。留学や引っ越し、結婚などライフイベントに向け「いつまでにいくら貯める」というゴールを決めよう。目標達成のための月々&ボーナス時の積立額を割り出して、下表を参考にその他の支出とのバランスを見ながら無理のない範囲で貯蓄額を決定。「今は特に目的がない」という田中さんは、来年末までに100万円を目標に月3万円、ボーナスから15万円ずつ貯めることに。




STEP3 最初に貯蓄して、残ったお金で生活費の予算を組む

貯蓄額が決まったら、残りのお金で生活費の予算を組もう。まず、家賃や公共料金など固定費の予算を取り、残ったお金で食費や交際費などの流動支出をやりくりすること。固定費の割合が高すぎると生活が成り立たないので、生命保険料などの見直しも検討。「シングルなら基本的に死亡保障は不要なので、生命保険は解約。洋服代など不定期の大きな支出は、ボーナスで予算立てをすれば毎月のやりくりが混乱しません」


ボーナスがない人は“MYボーナス”をつくろう


不況でボーナスが出ない会社も増えている。でも、旅行などのお楽しみ費も必要だし、友人の結婚式などで予定外のお金が必要になることもあるので、予備のお金は用意しておきたいもの。「ボーナスがない人は、予備費用の“MYボーナス口座”を作って、毎月の給料から少額でも積み立てておくといいでしょう」

STEP4 流動支出の部分だけは家計簿をつけて予算オーバーをチェック

きちんとお金の管理ができるようになるまでは、流動支出のカード払いは封印。当分の間、食費や交際費などの流動支出は現金支払いにして予算内でやりくりする習慣をつけよう。「流動支出の部分だけでいいので家計簿をつけて、一週間ごとにあといくら使えるかを確認しましょう」


診断を終えて

100万円を目標に一から生活を変えてみます

これまで、新製品のお菓子や洋服などに何となくお金を使ってきたけれど、本当に必要だったのか考えると自分でも疑問です。まだ明確な目標はないけれど、やりたいことが見つかったときにお金がなくて諦めたくはないから、来年12月までに100万円貯めることを目標に頑張ってみます。ありがとうございました!


まずは100万円貯めて自信をつけよう

今の時代に身に付けたいのは、(1)働いて稼ぐ力 (2)お金を貯める力 (3)社会保障制度を知る力、の3つ。まずは何でもカードで買っていた生活を改め、最初に貯蓄して残ったお金で生活する工夫をしてみましょう。100万円貯められれば自信もついて、次のステップも見えてきますよ


編集部からのコメント

毎回、貯金関連で面白い記事の多い日経ウーマンオンラインですが、今月は「今こそ貯め女子養成講座」と称して特集を組んでいますね。今回はその中で社会人6年目ながら貯金が20万円しかない相談者の「貯まらん家計」を診断するコラムを取り上げてみました。

相談者である鈴木さんは社会人1年目の貯金100万円をピークに減り続け、6年目の現在は貯金が20万円しかないということですね。とても残念な状況です・・・。上記の通り、年収は350万円ということですから、決して人より少ないということはありません。ではなぜ貯まらないかと言うと・・・その理由はずばり「毎月の予算が手取り収入をオーバーしている」から。

ええ、それは貯まらないはずですよ。小学生でも分かりますね。入ってくる以上に使っているということですか・・・ボーナスで穴埋めしているのでしょうかね。

1人暮らしをされているようですから、確かに貯金がしやすいかと言うと決してそうではない環境ではありますが、であればなおさらよりしっかり出費を抑えていかないといけませんね・・・。

アドバイス役のFP女史はそれ以外の原因として、「洋服などのカード払いでいつの間にか出費がかさんでいる」、「家計簿はつけているだけで振り返りが全くない!」という点を挙げております。カード払いでついつい出費がかさんでしまうのは容易に想像できますが、家計簿をつけているのに振り返りが全くない、というのは珍しいパターンですね・・・。後もうちょっとなのに、つけるのに満足してしまうということでしょうか。

さて肝心の「貯まる家計」への改善方法ですが、以下の通り提案されています。

STEP1 カード払いを含め使っているお金を総ざらいしてみる
STEP2 毎月の貯蓄額と、いつまでにいくら貯めるか目標を決める
STEP3 最初に貯蓄して、残ったお金で生活費の予算を組む
STEP4 流動支出の部分だけは家計簿をつけて予算オーバーをチェック

どれも真っ当なアプローチですね。特に「最初に貯蓄して、残ったお金で生活費の予算を組む」という発想の転換が一番大事でしょうね。

またカード払いがなかなか管理できていないようにも見えるので、いっそクレジットカードは切り刻んでしまう、というのもいいのでしょうね。

加えて、冒頭にFP女史が指摘しておりますが、貯まらない原因は「貯蓄の目的がないから」で、「留学などの目的がある人はお金を貯めやすいんです。目的がないなら、まずは100万円を目標に貯蓄を始めましょう。100万円あれば、引っ越し、転職、結婚などの転機を持ちこたえられますよ」とのことであります。これは納得できるアドバイスですね。具体的に目標を持てば、より真剣に取り組めるのでしょうし、また何かそういう3年後・5年後の目標を持つこと自体でストレスも減り、無駄遣いが減ってくるような気もします。

いかがでしょうか?思い当たる節がある方はぜひ参考になさってください。


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