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貯金・定期預金コラム:
散財派と預金派、成功するのはどっち?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。
2013/2/28 <zakzak

外資金融で働く先輩が貯金をしなかったワケ




※抜粋

編集部からのコメント

プロ野球選手や芸人などのプロフェッショナルな人々の中には、「借金伝説」があります。若いときにいかに借金したのかを競い、そしてそれが成功の大きな原動力になった、という「伝説」ですね。

伝説と書いたのは、本当にそれが事実であるのか確かめようがないからですね。お金を儲けて堅実に預金を貯めた、という話よりは借金して苦労した話の方がインパクトがありますし、親近感も湧きます。野球選手にしても芸人にしても「客商売」なわけで、客に嫌われるよりは好かれる方がよく、苦労話が誇張されている可能性は否定できません。

加えて、記者の周りにリアルに借金をしてそれをバネに成功した人がいないからですね。多少、消費者金融などに世話になっている人が思い浮かばないわけではないですが、節度を持って利用している気がします。

そもそも借り入れ枠がありますし、借金がストレスになっては意味がないので、あくまで日々の生活を楽しめる範囲内で給料日前の飲み会などでつまむ、といった感じですかね。

また、借金が仕事のモチベーションにつながるイメージも湧きません。返済が気になってむしろ仕事のモチベーションが下がる気がしますがいかがでしょう?先日、テレビでたまたま、とある芸人が借金を自己破産か任意整理か何かで片をつけたエピソードを話していましたが、借金が増え続けている間は返済のことで頭がいっぱいで、借金が整理されてはじめてまともに仕事に集中できるようになったと話していましたが、一般的にはやはりそうなのではないですかね?

百歩譲ってそれが仕事の原動力になるとしても、サラリーマンの場合は、そうしたエネルギーが給料に直接的に反映されることはまずありません。5年・10年といった中長期的な期間で振り返ってみれば、昇進スピードや昇給スピードにプラスの影響が出るかも、といった感じでしょうか。

加えて、仮に借金が仕事の後押しになったとしても、それがいいパフォーマンスにつながるかどうかというのも微妙です。「あともう1軒訪問してみよう」「あともう1社電話してみよう」といった仕事のボリュームを増やす要因になるかもしれませんが、「絶対決める」「売らないといけない」といったプレッシャーが、逆に客を引かせ、効率が下がる可能性も否めません。

よく言われているように、仕事の報酬=自分が幸せにした人の数×幸せにした度合い、ということが真実なのだとすると、自分が幸せでない人が人を幸せにできるのか、というのも微妙ですね。

実際のところはどうなのでしょうね?

さて上記記事では、外資系金融機関に勤めていたことのある筆者の方が、派手なライフスタイルを満喫していた先輩のことを懐古しております。30代前半で六本木の高級マンションに住み、愛車はフェラーリということで典型的・・・かどうかはわかりませんが、ステレオタイプな外資系バンカーのイメージを地で行く方だったようですね。

筆者の方は今、40代後半のようですので、概ね20年くらい前の話ですかね?つまり90年代半ば。「失われた10年」の真っ只中ですね。あの時代にそんなバブルの残党みたいな方がいたというのは意外です。2000年代になればITバブルや起業ブームでそうしたバブル紳士も多少、復活した気がしますが。

それはともかくとして筆者の方は外資系金融機関の雇用の不安定さが気になり、コツコツと貯金をし、毎月、預金額が増えるとホッとしていた、ということです。とても親近感を感じますね。一方、散財を続けていた先輩氏は、その後の金融危機やリーマンショックで家や財を失ったばかりか家族も・・・というようなよくある話ではなく、自分を追い込みながら人脈を広げ、大きな成功を収めた、という美談で終わっています。

先輩氏は借金をしていたわけではないと思いますが、身の丈に合わない出費を続け、自分を追い込み、成功へとつなげていったという意味では「借金伝説」と同じようなストーリーになっています。

とすると、やはりそうやって自分を追い込むことはありなのでしょうか?

記者は・・・それでもやはりそうした追い込み効果は懐疑的です。失うものが大きいばかりか、失うものだけ、という気がしますね。

あえて言えば、プロスポーツ選手や作家、芸人など、プロフェッショナルな契約で仕事をしている方や、セールス職など、成果報酬や歩合制の比重が高い方々であれば効果が多少あるかもしれない、というところでしょうか?

また、そうした散財の利点をあえて挙げるとすれば、先輩氏のように人脈が広がることですかね。実際、記者の周りにも毎晩のように飲み歩いている知人がいて、起業しているのですが、困ったときには何かと助けてくれる人が周りにいるような気がします。

ただしそうやって飲み歩くとしても安く済ませる方法はいくらでもありますし、上記のようなプロ色の強い職業であっても貯金に励み、預金を増やし、余裕をつくった方がパフォーマンスが上がる方も少なくないと思います。

一度しかない人生だからリスクを取るという考え方もあるかもしれませんが、一度しかない人生だからこそ、リスクをしっかりコントロールしていく姿勢も重要ですね。

破天荒な生き様(?)に憧れを感じる方は参考になさってください。


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