2013年もあっと言う間に3月となりました。北日本の大雪被害や北海道の暴風雪の痛ましい猛威が記憶に新しいものの、日差しも暦も確実に春に近づいていますね。
ついでに言うと花粉の量も今年は多いようですね!記者も確かに目や鼻がムズムズしております。薬を飲むと眠くなりますし・・・。「眠くならない」と謳う鼻炎薬も出ていますがアレは効くのでしょうかね?検討したいと思います。
さて3月の定期預金の動向ですが、多くの「冬の定期預金キャンペーン」が終了していく一方で、がんばっている、魅力的かつ人気の高いキャンペーンや定期預金が散見されますね。
まず注目なのはじぶん銀行で、先月から、通年のプログラムである「デビュー応援プログラム」が開始となりました。いつまで続くかは分かりませんが、少なくともキャンペーンではありませんので、1ヶ月や2ヶ月で終わることはないと思います。口座開設を検討されている方にとっては「いつでも利用できる」と言うのは利便性が高いですね。
気になる金利ですが、3月に入り、少し下がってしまいましたが、それでも新規客には3ヶ月ものが0.50%と破格の金利になっています。
また、通常の3ヶ月もの金利も0.25%と、相対的に高金利を維持していますね。満期後のことも考えれば、ぜひこうした通常金利もがんばってほしいものです。
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加えて、こちらも人気の住信SBIネット銀行が、「冬の資産運用特別企画第2弾」を実施中です。6ヶ月ものが0.27%、1年のが0.30%と高金利になっているほか、新規口座開設客にはさらに1,500円がプレゼントされる特典も提供されています。
新規客にも既に口座を持っている顧客にもうれしいキャンペーン、と言えそうですね。
>>>住信SBIネット銀行の最新金利はこちらから
また、キャンペーンではありませんが外せないのが、東京スター銀行の「スターワン1週間預金」で、こちらは1週間で0.25%と、他の銀行の定期預金の金利を上回る驚きの高金利と利便性が魅力です。
今のような、金利が上がるのか下がるのか読みづらく、かつ多くの定期預金キャンペーンが終了していく中で「様子見」ニーズが高まっているタイミングではさらに人気を集めそうです。
加えてこの定期預金の魅力は、世の中の金利が低下し、各銀行が金利の引き下げを断続的に行っている中で、ずっと0.25%を維持し続けている点ですね。だからと言って、ずっとこの金利が続くことを保証するわけではないですが、キャンペーン金利が終わって大きく金利が下がりガッカリされた経験を持つ方には、魅力的に映るのではないでしょうか。
さらに東京スター銀行では、昨年秋以来、販売停止となっていた仕組み預金である「右肩上がり円定期」が2月からついに販売再開となりましたね!
間髪をいれず、今月から金利がアップするというオマケ付きです。こちらもかなりの高金利ですので、しばらく使わない資金をお持ちの方は検討されてはいかがでしょうか。
>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから
最後に、3月は3ヶ月に一度発行される「個人向け国債」の発行月でもあります。中でも「変動10」は変動金利でありながら、かなりの高金利が魅力です。
期間10年と言われるとためらう方もおられるかもしれませんが、実際には1年経てばいつでも解約できますので、短期・中期の運用資金でも十分、利用可能です。ご興味がある方はこちらをご覧ください。
>>>個人向け国債「変動10」について詳しくはこちらから(マネックス証券)
そうした魅力的な定期預金や運用商品がある一方で。
いつもご案内していることではありますが、市場金利は引き続き低迷していますね。足元の市場金利をチェックすると、上記のグラフの通りですがこのようになっています。
・1年もの:0.23%前後
・5年もの:0.28%前後
先月のこの時期と比較すると、さらに少し低下しています。日銀のさらなる大胆な金融緩和期待が高まっている現状では、当面は上昇することはなさそうですね・・・。
基本的には定期預金の金利が市場金利を上回ることはないのだとすれば、定期預金金利は高くても1年で0.2%台前半、5年で0.2%台後半という金利環境にある、ということですね。
やはり通常金利で魅力的なものは期待しづらく、上記のような少しでも有利な預金やキャンペーンを利用したいものですね。
最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。
・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.25%
・1年もの定期預金: 0.01%〜1.80%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.40%
・3年もの仕組み預金: 0.25%→0.35%
・6年もの仕組み預金: 0.40%→0.60%
・10年もの仕組み預金: 0.80%→1.00%
>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)
参考になさってください。
今月の下旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや動向を占ってみたいと思います。
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