4月ですね。新しい年度を迎えるだけでなく、新しい門出を迎える方も多いと思います。新たな挑戦を始める方々のご健勝とご活躍をお祈りしたいと思います。
そんなポジティブなイメージのある4月ですが、こと定期預金に関しては冬のボーナスと夏のボーナスの端境にあたり、「一時休業」とも言える時期です。4月の定期預金金利が出揃いましたが、やはりあまりパっとしない状況ですね。
>>>今月の定期預金金利
新社会人獲得に向けての口座開設キャンペーンでも出てくるかな?と思いましたが、定期預金金利が優遇されるものはありませんね。新社会人の4月といえば最も経済的に余裕がない状況かもしれませんので当然かもしれませんが・・・。
加えて、これだけ定期預金の金利が低迷している理由の1つは、市場金利が低下しているからですね。1年もの市場金利はこのような推移になっています。
1年もの市場金利はこの半年で大きく下がり、今や0.23%前後という状況ですね。
では市場金利がなぜここまで低下しているかと言うと、金融緩和の影響です。金融緩和が行われ、市場にマネーがあふれると金利が下がります。黒田日銀による更なる金融緩和が期待されている現状では、金利が上昇するのは当面先と言えそうです。
そうした市場金利も定期預金金利も大きく下がり続ける中で、いつも高水準の定期預金金利が人気のオリックス銀行がeダイレクト預金の1年もの金利を引き上げていますね!2013年4月1日現在の金利はこのようになっています(100万円以上)。
◆オリックス銀行/eダイレクト預金
・1年:0.27%
・3年:0.30%
・5年:0.32%
なかなか意欲的かつ積極的な金利設定ですね!預金者にとってはこうした動きはありがたいことです。
特に1年もの金利は0.27%ということで、上記の通り足元の市場金利を大きく上回っており、基本的に定期預金の金利がこうした市場金利を上回ることは少ないとするなら、なかなかお目にかかれない金利、ということになります。
0.2%台の金利ではそこまで積極的に評価する気になれないかもしれませんが、そこまで世の中の金利は低下している、ということですね。
加えてオリックス銀行の場合、時期によって金利を上げたり下げたりしない点が好感が持てます。他の銀行の場合、キャンペーンの時は金利がいいけれど、満期の時は低金利、ということがありますが、オリックス銀行の場合、そうしたことが少ないとするなら、金利以上の魅力を感じる方もいるかもしれませんね。
参考になさってください。
ちなみにこれだけ金利が下がる中で相対的に魅力を増しているのが東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」です。こちらはわずか1週間で年利0.20%の高金利が魅力ですね。
特にしばらく金利やキャンペーンの様子を見たい方には最適と言えます。
併せて比較検討してみてはいかがでしょうか。
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