今週は連休の谷間ですね!みなさんは10連休を楽しんでいらっしゃるのでしょうか?それともいそいそと職場に向かわれているのでしょうか?
遠出の予定のない記者は今のところ、ゴールデンウィークの喧騒も、あるいは都心部の静けさも全く実感しないまま連休の谷間を迎えておりますが、観光地などでは人がごった返しているのですかね?
そうやって人が休む時に休み、人が集まる場所に集まるというのは、「お祭り」気分としては良いかもしれませんが、効率や費用対効果、さまざまなコストなどを考えれば、やはり「人が休まない時に休む」という方が合理的ですね。
もちろんそれは、利用者だけでなく、受け入れ側にとっても同じことが言えます。ある時だけワーっと客が来て、それ以外は閑散としている、というのは最も非効率的なビジネスであり、サービスや人材、施設の管理が難しいですね。
実際にはなかなか難しいかもしれませんが、フレックスタイムならぬフレックス休暇があっても良いとは思います。しかし最近はフレックス休暇と言う言葉もあまり聞きませんが・・・。
同じことが、もしかすると定期預金キャンペーンについても言えるのかもしれません。他の金融機関が積極的にキャンペーンを実施している時期を外して、閑散期にキャンペーンを実施すれば、より費用や金利をかけずに、効率的に資金が集められる可能性がありそうですね。
4月や5月というのは冬のボーナスシーズンと夏のボーナスシーズンのちょうど谷間にあたり、「閑散期」にあたるわけですが、新銀行東京が2013年5月15日から、新たな定期預金キャンペーンを実施する、とのことです。狙っているかどうかはわかりませんが、もちろん給料は毎月支払われるわけですし、この時期に退職して、多額の退職金を手にする人もいると思います。そうした点を考えると、悪いタイミングではなさそうです。
金利条件等は以下の通りです。
◆新銀行東京/スーパー定期預金特別金利キャンペーン
・1年:0.20%
・3年:0.25%
・5年:0.30%
タイミングは悪くないと思いますが、金利は悪いですね・・・5年ものでも0.30%ということで、魅力は今ひとつです。
ただしこれは、新銀行東京の頑張りが今ひとつ、というわけではなく、それだけ世の中の金利が下がっているということですね。1年ものの市場金利はこのように推移しています。
新たな金融緩和発表後、金利は少し上昇するという奇妙な動きを見せていますが、それでも水準としては0.25%の超・低金利を維持しています。
定期預金の金利がこの市場金利の水準を上回ることは基本的にはありえませんので、上記の1年定期が0.20%というのは、実はまずまずの高金利である、ということですね。
上記キャンペーン金利は、現状の相場観を示す象徴的な金利水準と言えそうです。参考になさってください。
ただし新銀行東京自体はまだまだ存亡の危機にありますし、口座開設も新宿のみにある店舗に赴く必要があります。その点では実際に利用できる人は少なそうですね。ご留意ください。
定期預金に関するあなたのクチコミを教えてください。クチコミは人気銀行を中心に順次掲載いたします。 メールの場合はこちらから |