7月もはや中盤ですね。今月はボーナスシーズンということもあって、街もなかなか華やかです。いろいろなお店でセールを実施中ですね。
記者はといえば、そうしたお店に近づけば間違いなく物欲が刺激されてしまいますので、なるべく近づかないようにしていますが、先日は外出の合間に時間ができ、ついついそうしたお店を訪ねてしまい、しっかり購入してしまいました。
さらに最近は家に帰ってからネットショッピングでさらに気に入ったデザインのものや、より安いもの・性能のよいものを購入するという、ダブルパンチ、トリプルパンチがよくあります。しかもネットショッピングの場合はついつい大人買いをしてしまいますからね。性質が悪いです。
経済全体で見ればこうした「浪費」がエネルギー源の1つになるわけですが、個人のフトコロは確実に寒くなるわけで、生活者にとってまず大切なのは日本経済への貢献よりは、我が家の資金繰りではないでしょうか?
これ以上、浪費しなくてすむよう、記者はそろそろ流動性資金を定期預金で固めようかと思っているところであります・・・。
もちろん、そうした浪費の「反省」のタイミングが訪れる時期というのは人によって大きな差はなく(もちろんそうした浪費をしない方も多数おられるとは思いますが)、定期預金の設定が盛り上がってくるのもこの時期だと言われていますね。
だとすると、これから少しでも定期預金の金利が上昇するとありがたいのですが、今後の定期預金金利を占う上で重要な市場金利はどういった動きとなっているのでしょうか?
まず上記1年もの市場金利と5年もの市場金利をご覧いただけば分かる通り、引き続き「乖離」状態が続いています。1年もの金利が低位安定する一方で、5年もの金利は高止まりしているのですね。
そういう意味ではまず、1年ものなどの期間が短めの定期預金金利は「当面、上昇する可能性が低い」と言えます。
次に5年ものなど期間が長めの定期預金金利はと言うと、上記5年もの市場金利は足元では徐々に低下傾向にあることが分かります。少なくとも今までの上昇傾向は影を潜めています。
もちろんこれまで「落ち着いたように見えたら突然上昇する」ことが続いたわけで、近い将来、再度突然上昇する可能性がないわけではありませんが、とりあえず足元では低下傾向にあることを踏まえれば、やはりこちらも「当面、上昇する可能性が低い」と考える方が自然です。
つまりは直近の市場金利から判断すれば、定期預金の金利が上昇する機運は遠のきつつある、ということですね。金利上昇を期待していた方には申し訳ありませんが、もう少し忍耐が必要そうです。
果たしてそうした読みが正しいかどうか、8月の定期預金金利に注目です。
ちなみに定期預金金利は市場金利を上回らないとするなら、上記グラフの通り、1年もの=0.24%、5年もの=0.48%というのが定期預金金利の「上限」ということになってきます。
高金利の目安として参考になさってください。
ここで足元の定期預金金利や預金キャンペーンの動向を振り返ってみると、やはりボーナスシーズンが始まったこともあって、結構魅力的な定期預金やキャンペーンが提供されています。
まず目を惹くのが、じぶん銀行ですね。「デビュー応援プログラム」を実施し、新規客には3ヶ月もの定期預金が0.40%と破格の金利になっています。
>>>じぶん銀行の最新金利はこちらから
また、上記のようになかなかスッキリ金利が上昇しない中、当面様子を見たい、という方には東京スター銀行の「スターワン1週間預金」がおすすめですね。こちらは1週間で0.20%と、他の銀行の定期預金の金利を上回る驚きの高金利と、1週間ごとに引き出せる高い利便性が魅力です。
>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから
加えて、東京スター銀行と言えば、仕組み預金である「右肩上がり円定期」が人気です。今月は最大1.1%、最大平均利回り1.06%となっており、より魅力的になっています。
>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから
定期預金キャンペーンとしては、住信SBIネット銀行が、恒例の「円定期預金 特別金利」キャンペーンを実施しています。6ヶ月0.20%、1年0.25%という手頃な金利に加え、新規に口座を開設の上、この定期預金を利用するとさらに現金1,500円がもらえます。
既に口座を持っている方だけでなく、まだ口座を持っていない方もこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
>>>住信SBIネット銀行の円定期預金特別金利はこちらから
それ以外では、徐々に存在感を高めている新規参入銀行がイオン銀行ですが、こちらもボーナスシーズンに合わせ、「生活応援 夏の定期預金キャンペーン」を開始しています。1年もの・2年もの・3年ものの定期預金がいずれも0.30%と魅力的な金利となっています。
>>>イオン銀行の「生活応援 夏の定期預金キャンペーン」はこちら
そして最後にご紹介するのが、日本最大の地方銀行の1つである静岡銀行のインターネット支店が提供している「円定期預金プレミアム金利」キャンペーンですね。このキャンペーンでは1年もの・3年ものの定期預金が何と0.35%になっています!
もちろん間違いなく、最高水準の金利ですね。上記の通り足元の1年もの市場金利が0.24%台ということを勘案すれば、「赤字覚悟の出血サービス」の金利、ということになります。
>>>静岡銀行インターネット支店の「円定期預金プレミアム金利」キャンペーンはこちら
どのキャンペーンも締め切りがありますので、キャンペーン期間に注意しながらご活用ください。
上記の通り、金利上昇機運がやや遠のきつつある今だからこそ、こうした金利も利便性も高い定期預金をコツコツ利用しながら、本格的に定期預金金利が上昇するタイミングを待ちたいものですね。
ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。
・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.20%
・1年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.45%
・3年もの仕組み預金: 0.20%→0.30%
・6年もの仕組み預金: 0.50%→0.70%
・10年もの仕組み預金: 1.00%→1.10%
>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)
これらの中ではやはり、東京スター銀行1週間定期の0.20%と、静岡銀行1年もの定期の0.35%、SBI新生銀行5年もの定期の0.45%、そして東京スター銀行仕組み預金の1.10%が目を惹きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。参考になさってください。
なかなか定期預金金利がしっかり上昇する金利環境ではありませんが、来月8月はボーナスシーズンの後半戦ですからね!より積極的な定期預金金利や定期預金キャンペーンが出てくることを期待したいと思います。
参考になさってください。
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