3月に入り、定期預金キャンペーンとしては6月のボーナスシーズンまでの完全な閑散期に入ったわけですが・・・今月は先月に引き続き結構魅力的な定期預金金利が豊富にありますね。
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何も定期預金のニーズは6月と12月だけではないわけで、毎月コツコツ貯める方も多くおられますし、退職金の受け取りや、贈与・相続といった臨時的な資金というのも、毎月一定割合あるものと思います。
そもそも入金がなくても、定期預金の満期が来れば、定期預金の運用ニーズが生まれるわけですしね。そういう点ではこうした定期預金キャンペーンとしてはやや季節はずれの時期にも魅力的な選択肢が多くある状況というのは歓迎すべきことと言えます。
ただしそうは言いつつも、多くのサラリーマンや公務員の方々にとってまとまった資金が手に入るのはボーナスシーズンであり、相対的には今のようなボーナスシーズンとボーナスシーズンの間というのは定期預金については「様子見」ムードが高まってくるのも事実だと思います。
たとえば毎月3万円ずつ貯めつつ、夏・冬のボーナス時にそれらの貯金を合算して1つの定期預金を作る、というようにされている方も多いのではないでしょうか。
加えて、足元では金利は低下傾向にあるわけですが、下がれば下がるほど、「この金利では固定化したくない」といった思いや、「ここまでくれば後は上がるしかない」といった希望的観測により、しばらく普通預金に預けておこう、とされる方が増えていくと思います。
これもまた結局は「定期預金の様子見」につながっていくわけですね。
このように理由や動機はいろいろ考えられますが、定期預金の設定について「しばらく様子を見たい」という方に最適な預金の1つが、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」ですね。
この預金の特徴は何と言っても、その名前の通り1週間で満期を迎えるという高い利便性にあります。これなら普通預金代わりに使うことができますので、「様子見」にピッタリです。
加えて、普通預金に資金があるとついつい使ってしまったり、生活費として引き出されてしまうことがあるかもしれません。貯蓄や運用資金を「分別管理」しておくという意味でもこうした預金の意義はありますね。
しかしこの預金の最大の魅力はと言えばやはりその高金利にあります。
◆東京スター銀行/スターワン1週間円預金
・1週間 : 0.30%
従来は0.20%だったものが、今月から0.30%にアップしたのですね!
定期預金1年もののキャンペーン金利でも高くて0.30%前後ですから、わずか1週間で年0.30%というのは驚異的な金利水準と言えそうです。
上記のような利便性も考慮すればこれは人気が出そうですね。注目したいと思います。
ちなみに東京スター銀行では「右肩上がり円定期」が有名です。この定期預金は「仕組み預金」の1つですが、仕組み預金とは、満期を預金者が選べない=銀行の判断で満期が延長される、と言った制約がある代わりに金利が高い預金です。
その仕組み預金である、「右肩上がり円定期」の2014年3月現在の金利条件は以下のようになっています。
◆東京スター銀行/右肩上がり円定期
・最長3年タイプ : 当初1年間0.20% → 次の1年間0.25% → 最後の1年間0.30%
・最長6年タイプ : 当初2年間0.30% → 次の2年間0.40% → 最後の2年間0.60%
・最長10年タイプ : 当初3年間0.80% → 次の3年間0.90% → 最後の4年間1.00%
>>>「右肩上がり円定期」の最新金利はこちら
こちらは他の定期預金と比較にならない高金利が魅力ですね!
中でも金利が高いのが「最長10年タイプ」ですが、金利は最大1.00%、10年間の平均金利は「0.91%」ということで、かなりの高水準ですね。
加えてこうした仕組み預金は、今までのような金利があまり上がらない、もしくは低下する局面では、延長されずに満期になってしまう場合が多かったわけですが、仮にそうなったとしても、「最長10年タイプ」の場合、6年/平均0.85%ということで、メガバンクの定期預金の5年もの金利が0.03%に留まる現状を踏まえれば、その「28倍の金利」となります。
つまり、満期が延長されても、されなくても、どちらに転んでもオイシイ、ということですね。こうした点も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
なお、この仕組み預金のパイオニアといえばSBI新生銀行ですが、ニーズの高まりを背景にしてか、新たに「パワード・ワン プラス」という商品を投入してきました。気になる今月の金利水準は以下の通りです。
◆SBI新生銀行/パワード・ワン プラス
・金利 : 当初5年間0.7% → 銀行の判断で延長されると次の5年間0.7%
こちらも0.7%ということでかなりの高金利ですね!加えて、延長されてもされなくても、金利がずっと0.7%で変わらないという点に安心感を感じる方もおられるのではないでしょうか。
ちなみにこの「パワード・ワン プラス」を利用すると自動的に新生ゴールド会員もしくは新生プラチナ会員となり、他行宛ての振込手数料が月5回〜10回無料になるなどの優遇が受けられます。
仮に他行宛ての振込み手数料が一般的に315円とすると、月5回なら年間18,900円、月10回なら年間37,800円相当のメリットとなります。「パワード・ワン プラス」の元本が300万円なら、税引き前で「1.58%」の金利相当ということですね。
つまり、金利0.7%+振込み手数料相当1.58%=2.38%の利回り(税引き前)となるという計算です。
毎月10回、きっちり他行宛て送金するかどうかは別にして、こういった付帯サービスのメリットも勘案すれば、さらなる魅力が感じられるかもしれませんね。
>>>SBI新生銀行「パワード・ワン プラス」について詳しくはこちら
ここで市場の1年もの金利をチェックしてみるとこうなっています。
気がつけば大きく低下し、足元では0.19%前後ですね。1年ものなどの定期預金はまだまだ、低金利が続く可能性が高そうです。
そう考えるとこのスターワン1週間円預金の0.30%という金利がいかに高水準かよく分かりますね。ずっとこの金利水準が維持されることを期待したいと思います。
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