編集部からのコメント

始まったばかりと思っていた２０１４年も気がつけば４月の下旬ですね。６月のボーナスシーズンが徐々に近づいてきております。

もちろんボーナス支給自体はうれしいことですが、ただ定期預金金利に関して言えば今月はシーズン前の閑散期にも関わらず結構魅力的な金利、キャンペーンが出てきています。

定期預金が満期を迎えるなど、すでに運用資金がお手元にある方はボーナスシーズンを待つ必要はないということですね。ありがたい状況と言えそうです。

ちなみに足元の市場金利の動向をチェックしてみるとこのようになっています。

◆１年もの市場金利



◆５年もの市場金利



どちらも１年前の５月〜６月以降、大きく低下していますね・・・見事なくらいキレイな右肩下がりとなっています。具体的な金利に目を向けると１年もの市場金利が０．１９％、５年ものが０．３２％ということで、歴史的な低水準にあるということですね。

であればなおのこと、積極的な預金金利を打ち出している銀行を活用したいものです。

そのように市場金利が低下する中でも、「逆張り」で好条件の金利となっている預金が散見されるわけですが、中でもトップクラスの金利設定となっているのが、ＳＢＪ銀行の円定期預金ですね。具体的には以下の通りです。

◆ＳＢＪ銀行／円定期預金

・１円以上１，０００万円未満
　　１年　／年０．３５％
　　３年　／年０．５０％
　　５年　／年０．６０％

・１，０００万円以上
　　１年　／年０．３５％
　　３年　／年０．６０％
　　５年　／年０．７０％

率直に言って・・・極めて高金利ですね！これは魅力的な金利水準です。

１年もの＝０．３５％という水準も現状ではトップクラスですが、やはり目に付くには５年もの金利ですね。１，０００万円未満でも０．６０％と十分高いことに加えて、１，０００万円以上となれば０．７％という驚くべき水準となってきます。

特筆すべき定期預金と言えそうですね！

知名度は低いですが、来店不要で口座開設ができる上にインターネットバンキングサービスも充実していますので、サラリーマンの方など平日忙しい方でも十分利用可能です。

同行ホームページによれば振込み手数料も月３回まで無料のほか、トークンを利用したワンタイムパスワードによりセキュリティ面でも安心できそうです。

そうなってくるとネックとなってくるのは・・・やはりこの銀行のバックグラウンド、ということになるのでしょうね。

ＳＢＩと響きが良く似たＳＢＪですが、こちらはSoftbankではなく、Shinhan Bank Japanの略称で、韓国のメガバンクである「新韓銀行」の日本現地法人となります。つまりは韓国系の銀行ということになります。

一時期は日本でも韓流がブームだったわけですが、現時点では・・・やはり逆風が吹いているのでしょうね。

そうした世間の雰囲気は気にしないという心の広い方、あるいはこういう時期だからこそ積極的に韓国と仲良くしたいというリベラルな方は活用を検討されてはいかがでしょうか。金利は抜群に高いわけですからね。

もう一点、気になるとすればこうした外資系の銀行に預けたお金が預金保険で守られるかどうか、という点ですが、ＳＢＪ銀行は日本に本店のある日本の銀行、という位置づけですので１，０００万円までの元本とその利息が預金保険の対象となります。

したがって、元本１，０００万円まではリスクフリーであるのは間違いありません。

一方で、１，０００万円超のお金を預けるのは・・・正直、あまりオススメできません。と言うのも日本にいる限り、親会社である新韓銀行の経営状態について全く見ることも聞くこともできないからですね。

仮に聞くことがあっても悪いニュースだけでしょうから、これまた正確に現状を把握するのは難しいです。

そんなわけでご興味がある方は１，０００万円の範囲内でご活用いただければと思います。参考になさってください。

＞＞＞ＳＢＪ銀行／円定期預金について詳しくはこちら

ちなみに、「もう少し金利動向を見てから考えたい」という方には東京スター銀行のスターワン１週間円預金がお勧めです。こちらは１週間で満期が来るという利便性もさることながら、０．３０％という高金利が魅力です。

＞＞＞「スターワン１週間円預金」の最新金利はこちら

こちらも参考になさってください。