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定期預金関連ニュース:
東京スター銀行 右肩上がり円定期預金 最大1.0%

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2014/8/5 <東京スター銀行

右肩上がり円定期<仕組み預金>



編集部からのコメント

8月となり、いよいよボーナスシーズンも終盤ですね。実際に終了してしまった定期預金キャンペーンも少なくないですが、口座開設に必要な日数から逆算すれば、そろそろ実質的な「締め切り」を迎えるキャンペーンも多いですね。

目ぼしいキャンペーンがある方は後から「もう少し早くやっておけば良かった」ということにならないよう、計画的に検討をお進めください。つまりは子どもたちの「夏休みの宿題」と全く同じ位置づけということですね。

ただそうした華々しい定期預金キャンペーンの裏で金利は確実に低下しています。いつもご案内している1年もの市場金利は過去1年でこのような推移となっています。



足元ではわずかに下げ止まりの兆しがあるものの、全体的には大きく低下してきたことが分かります。ボーナスシーズンが終わるタイミングで全体的な預金金利もこれまで以上(以下?)の低金利に逆戻りしていくということですね。十分、ご留意ください。

一方で、最近ではキャンペーンに頼らず高金利の定期預金を提供する銀行も増えてきています。もちろん、一時的に金利が高い銀行よりは恒常的に金利が高い銀行の方がいいに決まっているわけですが、そうした「いつでも高金利」な定期預金の1つが東京スター銀行の「右肩上がり円定期」です。

この定期預金は「仕組み預金」の1つですが、仕組み預金とは、満期を預金者が選べない=銀行の判断で満期が延長される、と言った制約がある代わりに金利が高い預金です。

その仕組み預金である、「右肩上がり円定期」の2014年8月現在の金利条件は以下のようになっています。

東京スター銀行/右肩上がり円定期

・最長6年タイプ  : 当初2年間0.40% → 次の2年間0.50% → 最後の2年間0.60%
・最長10年タイプ : 当初3年間0.70% → 次の3年間0.80% → 最後の4年間1.00%

>>>「右肩上がり円定期」の最新金利はこちら

他の定期預金と比較にならない高金利が魅力ですね!

市場金利が低下傾向にある中で、こうした高金利を維持しているというのは・・・戦略的なものでしょうね。つまり採算をある程度削って、新規顧客や新規資金を獲得しにいっている、ということなのではないかと思います。

逆に言えばこうした採算を度外視した金利設定というのは永遠に続くものではないのかもしれません。いつかどこかで、市場金利並みの水準に戻る可能性があるとすれば、ご興味がある方は早めに検討を進められた方がよさそうです。

さて上記2タイプの中でも金利が高いのが「最長10年タイプ」ですが、最大1.00%、10年間の平均金利は「0.85%」ということで、やはりかなりの高水準ですね。

加えてこうした仕組み預金は、今までのような金利があまり上がらない、もしくは低下する局面では、延長されずに満期になってしまう場合が多かったわけですが、仮にそうなったとしても、「最長10年タイプ」の場合、6年/平均0.75%ということで、メガバンクの定期預金の5年もの金利が0.03%に留まる現状を踏まえれば、その「25倍の金利」となります。

つまり、満期が延長されても、されなくても、どちらに転んでもオイシイ、ということですね。こうした点も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。

なお、この仕組み預金のパイオニアといえばSBI新生銀行ですが、ニーズの高まりを背景にしてか、新たに「パワード・ワン プラス」という商品を投入してきました。気になる今月の金利水準は以下の通りです。

SBI新生銀行/パワード・ワン プラス

・金利 : 当初5年間0.5% → 銀行の判断で延長されると次の5年間0.5%

こちらも0.5%ということで相応の高金利です。加えて、延長されてもされなくても、金利がずっと0.5%で変わらないという点に安心感を感じる方もおられるのではないでしょうか。

ちなみにこの「パワード・ワン プラス」を利用すると自動的に新生ゴールド会員もしくは新生プラチナ会員となり、他行宛ての振込手数料が月5回〜10回無料になるなどの優遇が受けられます。

仮に他行宛ての振込み手数料が一般的に300円とすると、月5回なら年間18,000円、月10回なら年間36,000円相当のメリットとなります。「パワード・ワン プラス」の元本が300万円なら、税引き前で「1.50%」の金利相当ということですね。

つまり、金利0.5%+振込み手数料相当1.5%=2.0%の利回り(税引き前)となるという計算です。

毎月10回、きっちり他行宛て送金するかどうかは別にして、こういった付帯サービスのメリットも勘案すれば、さらなる魅力が感じられるかもしれませんね。

>>>SBI新生銀行「パワード・ワン プラス」について詳しくはこちら

さて、ここでこうした仕組み預金の金利と関係の深い長期金利のグラフをチェックするとこういうことになります。



こちらもやはり、上記1年もの市場金利と同様に右肩下がりですね。昨年末には多少金利が上昇する局面もありましたが、足元では再度金利低下が進み0.5%前半まで低下してきました。

もし今後ますます金利が低下していくということであれば、当然、この「右肩上がり円定期」や「パワード・ワン プラス」の金利もそれに呼応して低下していくことになります。

いずれも預け入れ期間が長い商品ですので慌てて利用する必要はもちろんありませんが、ご検討中の方は今後のさらなる金利低下の可能性もお含みおきの上、早めに結論を出した方がいいかもしれませんね。

なお、「もう少し金利動向を見てから考えたい」という方には同じく東京スター銀行スターワン1週間円預金がお勧めです。こちらは1週間で満期が来るという利便性もさることながら、どれだけ世の中の金利が下がっても、0.20%という、1年ものや5年もの定期預金顔負けの高金利を維持している点が魅力です。

>>>「スターワン1週間円預金」の最新金利はこちら

さらに東京スター銀行は、6ヶ月0.30%、1年0.40%、3年0.50%の「スターワン円定期プラス」の提供を開始しています。短期〜中期で運用したいという方にはこちらがお勧めです。

>>>「スターワン円定期プラス」の最新金利はこちら

参考になさってください。

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