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[9月の定期預金金利予測]
市場金利は低下中 預金金利の引き下げが相次ぐ

2014年9月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2014/8/14

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

8月も半ばとなりました。お盆の真っ只中です・・・早いものですね。

この時期に夏休みをとっておられる方も多いと思います。心なしか電車も空いていますし、都心を走るクルマの数も減っているような気がしますね。クルマの数についてはガソリン代の高騰も影響しているかもしれませんが・・・。

旅行や帰省されている方も少なくないと思いますが、暑かったり、涼しかったり、台風が来たり、大雨が降ったりと気候がめまぐるしく変化しておりますね。事故や健康にお気をつけいただき、残りの夏休みを満喫していただければと思います。

一方、この時期はじっくり資産運用について考える好機でもありますね。夏休みをとられている方はもとより、そうでなくてもあまり職場の電話が鳴らず、早めに仕事が片付くかもしれません。金融機関には夏休みやお盆休みはありませんので、相談相手がほしい方は目ぼしい金融機関の店舗に寄ってみるのも良いのではないかと思います。

ただ残念ながら、資産運用の軸となる定期預金の金利には強い逆風が吹いていますね。と言うのも市場金利が順調に低下しているからです。

実際、本日(14日)の長期金利は先月のこの時期の0.535%から0.500%へと大きく低下していますね。この記事を執筆している間にも0.5%割れ=0.4%台となっているかもしれません。金利上昇は全く期待できない状況です。



となると、より定期預金金利と関係の深い1年もの・5年ものの市場金利についても「全く期待できない」わけですが、上記グラフをチェックしてみると・・・意外に下げ止まっているようにも見えますね。

まず1年もの市場金利は先月のこの時期の0.17%前後から0.18%前後へわずかに上昇しています。

次に5年もの市場金利ですが、こちらも先月の0.25%前後から0.26%前後へほんの少し上昇していますね。

とは言いつつその上昇幅は極めてわずかですし、グラフを見れば分かる通り、引き続ききれいな「右肩下がり」トレンドを維持しています。全体的には短期金利も長期金利も「下がり続けている」と言って差し支えなさそうです。

アベノミクス=金融緩和なわけですから、その異次元緩和の元で金利が下がるのも当然ですが、それに加え、日本株は上がるのか下がるのかハッキリしませんし、アメリカの金利はむしろ低下傾向にあるというのも日本の金利に影響していそうです。

ついに金融緩和の終了・利上げが視野に入り始めているアメリカで金利が低下傾向にあるのは驚きですが、これまでの金利上昇期待が大きすぎて、その反動が来ているというのはあるのでしょう。

昨年の日本の長期金利もそうですが、大きな金融政策が発表されると金融市場は「大きく上昇した後に下がっていく」 という形を取るものなのかもしれませんね。

さらに先月もご案内しましたが、ヨーロッパでも追加的な金融緩和により金利が低下傾向にありますし、足元では、イラクやパレスチナなどの中東やウクライナで緊張が再び増しています。

つまり地政学リスクが増大しているわけですが、これも日本を含む先進国の金利の低下要因となります。

そうしたわけで前置きが長くなりましたが、9月の定期預金金利は、長期の市場金利がさらなる低下局面に入り、短期の市場金利も極めて低水準にあることを勘案すれば、「さらなる金利低下の可能性が高まっている」と言えそうです。

実際、時期的なものもあるかもしれませんが、高金利で鳴らした定期預金が次々と金利を引き下げてきていますね。こうした動きは9月も続きそうです。

一方、「救いの女神」となってきた夏の定期預金キャンペーンですが、こちらも残念ながらほぼ終了する時期となります。宴は終わるわけで、現状の金利環境を直視し、地に足がついた資産運用を目指していただければと思います。

なお毎回ご案内しているように、定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、上記の通り、1年もの=0.18%、5年もの=0.26%というのが定期預金金利の「上限」ということになってきます。定期預金の高金利の目安として参考になさってください。

1年0.18%5年0.26%で高金利と言われても全くピンと来ませんが・・・。

そのように、足元では金利の低下がさらに深刻化しているわけですが、短期的にはともかくとして中長期的に考えれば、日本もアメリカと同じように金融緩和の縮小と共に金利が上昇する可能性はゼロではありません。

ではそうした本格的な金利上昇のタイミングがいつかと言うと・・・大きな目処が来年4月ですね。というのもこの時期を目指して、日銀は2%のインフレ目標達成を目指しているからです。

逆に言えば、それまでは景気の底上げのために、現状のような異次元の金融緩和が続くのがメインシナリオです。だとすると少なくともあと1年くらいは本格的な金利上昇はなさそうということになります。

実際にはインフレ率は弱含んでおりますので、金融緩和はもっともっと続く可能性が高まっておりますが・・・。

もちろん、未来の金利も景気もインフレ率も正確に予想できる人はいませんが、少なくとも1年くらいは金利が上昇しない可能性を十分考慮した上で、来月=9月の預金運用をご検討いただければと思います。

ではここで、足元の定期預金金利や預金キャンペーンの動向を振り返ってみたいと思います。

まず目を引くのがSBI新生銀行で、仕組み預金である「パワードワン・プラス」に注目です。最初の5年が0.50%、もう5年延長された場合も0.50%金利がずっと変わらないわかりやすさ・安心感が魅力ですね。

低迷している10年もの金利=長期金利を超える金利水準というのも、「お得感」を誘います。

加えて新しく始まった「夏の円定期キャッシュプレゼントキャンペーン」を活用して6ヶ月・1年もの円定期を利用すれば現金がプレゼントされ、最大で0.53%相当とかなりの高利回りとなります。

ちなみにSBI新生銀行といえば毎回ご案内しているように、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニATMやゆうちょ銀行のATM手数料を24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。生活口座としても、SBI新生銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

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次に押さえておきたいのがじぶん銀行ですね。キャンペーンではなく、継続的に高金利の「デビュー応援プログラム」を実施していますが、金利をアップして、新規客には何と3ヶ月もの定期預金=0.55%と言う破格の金利を提供しています。まだ口座をお持ちでない方は検討されてはいかがでしょうか。

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一方、金利が低迷する中で当面様子を見たいという方も増えているのではないかと思いますが、そうした方には東京スター銀行の「スターワン1週間預金」がおすすめですね。こちらは1週間で0.20%と、他の銀行の定期預金の金利を上回る驚きの高金利と、1週間ごとに引き出せる高い利便性が魅力です。

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さらに東京スター銀行と言えば「右肩上がり円定期」が人気です。最大1.0%、平均利回り0.85%と、驚異の高金利を実現しています。それ以外にも6ヶ月0.30%、1年0.40%、3年0.50%の「スターワン円定期プラス」が提供されており、じっくり運用したい方には最適ですね。

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他には、オリックス銀行や、関西みらい銀行あおぞら銀行インターネット支店などが恒常的に好金利ですが、中でも関西みらい銀行は1年もので0.25%、3年もので0.30%と高水準を維持していて人気です。

>>>関西みらい銀行の最新金利はこちらから

加えてあおぞら銀行インターネット支店も1年もので0.30%、5年もので0.45%という高金利を維持しています。注目ですね。

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.34%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

マネックス証券で新規に口座開設をすれば最大で24,000円相当のプレゼントがあるため、それも利息とみなせば、さらなる利回りの向上が期待できますね。

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市場金利・定期預金金利ともに史上最低水準まで低下し続けている今だからこそ、こうした少しでもお得な定期預金が高金利を維持している間に、上手に、有効に、ご活用いただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.40%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.50%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.45%

・10年もの仕組み預金: 0.50%→0.50%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、東京スター銀行の1年0.40%、3年0.50%、あおぞら銀行の5年0.45%、そしてSBI新生銀行の仕組み預金0.50%が目を引きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

参考になさってください。


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