編集部からのコメント

９月となり、定期預金としては冬のボーナスシーズンまでの閑散期に入ってきました。

今のところ市場金利も、定期預金の通常金利も全く冴えませんが、とは言いつつ最近ではこうした閑散期であっても、探せばいくつかの好金利の定期預金や預金関連商品が提供されています。

われわれ預金者の運用資金としてはもちろん、ボーナスだけでなく毎月のお給料もありますし、退職金や相続資金などの臨時収入も大切な運用原資となってきます。つまり、ボーナスシーズンの時期以外にも運用のニーズはあるということですね。

加えて運用資金は何もそうした新規資金である必要はありません。

最も一般的で相対的に高額の運用機会と言えばやはり、これまでコツコツと貯めてきた定期預金の満期ではないかと思います。

さらにこうした定期預金の預け入れ期間は、低金利が長引く中で平均的に短くなっているのではないでしょうか？５年より１年、１年より半年といった具合ですね。

仮に３ヶ月定期で運用していれば１年に４回満期が来るわけですが、これらの満期が毎回ちょうどボーナスシーズンに重なるわけではありません。とするとやはり、閑散期であっても好金利への実需は確実にあるわけで、やはりこうしたタイミングこそ、より積極的に好金利の定期預金を探す人とそうでない人とで、長い目で見た運用成績に大きな差が出そうですね。

さて前置きが長くなりましたが、あおぞら銀行もそのように今月、好金利を提供している銀行の１つです。

中でもあおぞら銀行インターネット支店は、季節やボーナス時期に関わらず恒常的に高水準の定期預金金利を提供しており好感が持てます。つまり満期のたびに金利が上がったり下がったりして一喜一憂する必要がないということですね。

しばらく定期預金を継続していきたいという方にはピッタリな銀行ということですね。

ではそのあおぞら銀行インターネット支店で利用できる「あおぞらネット定期」の、２０１４年９月２日現在の金利はこのようになっています。

◆あおぞら銀行インターネット支店／あおぞらネット定期

　・１年：年０．３０％
　・３年：年０．３０％
　・５年：年０．３５％

　　※いずれも税引き前・年利・２０１４年９月２日現在

５年もの金利＝年０．３５％もさることながら、やはり１年もの金利＝年０．３０％が引き続きかなりの好金利ですね！昨年の秋からずっとこの金利水準を維持しているという点も魅力です。

また、５０万円からこの金利が付与される点もメリットに加えていいかもしれません。預入金額によっては金利が下がってしまう銀行もあるので注意が必要です。

では最近の市場金利がどうなっているかと言うと、１年もの市場金利と５年もの市場金利はこうなっています。

◆１年もの市場金利



◆５年もの市場金利



足元では多少、下げ止まりの動きがあるものの、全体的に見れば見事なまでに低下していますね！美しい（？）右肩下がりです。

もちろん昨年の秋よりも大きく低下している状況です。そうした中であおぞら銀行が１年もの金利を利下げせずに金利水準を維持しているということは・・・相対的に魅力が増している、ということですね。

加えて、市場金利は上記グラフの通り、１年もので０．１８％前後、５年もので０．２６％前後であり、あおぞらネット定期の金利はその水準を大きく上回っていることからも、あおぞら銀行が赤字覚悟の戦略的な金利設定していることが分かります。

恒常的に有利な水準の定期預金をお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか。

参考になさってください。