10月となり暦の上でも秋ですが、定期預金についても秋風が吹いておりますね。夏のボーナスを当て込んだ定期預金キャンペーンが終了したことに加えて、市場金利が大きく低下していることが背景にあります。
実際、定期預金金利と関係の深い5年ものの市場金利はどうなっているかと言えば、こうなっています。
多少下げ止まりつつあるように見えた市場金利も足元では再度低下を探る動きに変わってきていますね。9月に上昇したのは一体何だったのでしょう・・・。
ただもちろん1年間を通してみれば、多少のデコボコがあるにせよ、全体的にはキレイな右肩下がりとなっています。ここ最近、高金利の定期預金でも金利引き下げが相次いでいますが、その直接的な原因がこの金利の低下傾向というわけですね。
日本では、増税を前にさらなる金融緩和が意識されている状態ですので、当面はこの低金利が続くと考えておいた方がよさそうです。
さてそのように市場金利が低迷する中では、期待できるのは「個別の銀行の頑張り」ということになります。そうした「個別の頑張り」で高金利を提供している数少ない銀行が東京スター銀行ですね。
中でも人気なのが 「スターワン円定期預金プラス」ですが、最新の金利はこのようになっています。
◆東京スター銀行/スターワン円定期預金プラス
・6ヶ月もの : 0.2% ※ネット限定
・1年もの : 0.3%
・3年もの : 0.4%
残念ながらこれまでより多少金利が低下してしまいましたが、それでも今の定期預金の金利水準からすればかなりの高金利です。絶対水準としては3年もの0.4%が目を惹きますが、実際に利用しようとしてどの期間にするのか目移りしてしまう方も少なくなさそうです。
他の銀行の定期預金金利と比較しても、この預金の高金利は一目瞭然ですが、上記の通り5年もの市場金利の現在の水準は0.25%となっているわけで、その1.5倍以上の金利水準ということは・・・「赤字覚悟の出血大サービス」であることは間違いありません。
うがった見方をすれば「キャンペーン」という形はとっていないものの、市場金利が大きく低下する中、遠くない将来再度金利を引き下げられてしまう可能性のある金利水準と言えそうです。
どうなるかは分かりませんが、ご利用予定の方は念のため、なるべく早くに検討されることをオススメしておきたいと思います。
ちなみに預入金額は50万円以上と手ごろなほか、インターネットもしくはテレホンバンク経由で利用可能なので、会社勤めの方や近隣に東京スター銀行の店舗がない方でも十分利用可能です。
参考になさってください。
さてこの「スターワン円定期預金プラス」とは別に、「いつでも高金利」な定期預金の1つとして人気なのが東京スター銀行の「右肩上がり円定期」です。
この定期預金は「仕組み預金」の1つですが、仕組み預金とは、満期を預金者が選べない=銀行の判断で満期が延長される、と言った制約がある代わりに金利が高い預金ですね。その最新の金利はこうなっています。
◆東京スター銀行/右肩上がり円定期
・最長6年タイプ : 当初2年間0.40% → 次の2年間0.50% → 最後の2年間0.60%
・最長10年タイプ : 当初3年間0.60% → 次の3年間0.80% → 最後の4年間1.00%
>>>「右肩上がり円定期」の最新金利はこちら
他の定期預金と比較にならない高金利が魅力ですね!
上記2タイプの中でもより金利が高いのが「最長10年タイプ」ですが、最大1.00%、10年間の平均金利は「0.820%」ということで、やはりかなりの高水準ですね。
加えてこうした仕組み預金は、今までのような金利があまり上がらない、もしくは低下する局面では、延長されずに満期になってしまう場合が多かったわけですが、仮にそうなったとしても、「最長10年タイプ」の場合、6年/平均0.700%ということで、メガバンクの定期預金の5年もの金利が0.03%に留まる現状を踏まえれば、その「23倍の金利」となります。
つまり、満期が延長されても、されなくても、どちらに転んでもオイシイ、ということですね。こうした点も考慮に入れてみてはいかがでしょうか。
一方、「もう少し金利動向を見てから考えたい」という方には同じく東京スター銀行のスターワン1週間円預金がお勧めです。こちらは1週間で満期が来るという利便性もさることながら、0.15%という、1年ものや5年もの定期預金顔負けの高金利を維持している点が魅力です。
>>>「スターワン1週間円預金」の最新金利はこちら
こちらも参考になさってください。
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