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[12月の定期預金金利予測]
定期預金キャンペーン活用の重要性が高まる

2014年12月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2014/11/20

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

11月も下旬となりました。つまりはもう数日で12月=年末なのですね!ぼんやりしている間に2014年が過ぎようとしています・・・。

ただ前向きにとらえるなら、それだけ今年1年が平穏だったと言えるのかもしれません。震災が起きた年は1年が本当に長かったですからね!もちろん加齢の影響は忘れてはいけませんが・・・。

それはともかくとして12月は多くのサラリーマンにとってうれしいボーナスシーズンでもあります。すでにカウントダウン体制に入っている方もおられるかもしれません。

そしてボーナスシーズン=定期預金シーズンでもありまして、いよいよ定期預金についてもピークシーズンを迎えることになります。積極的なキャンペーンが出てくることを期待したいと思います。

ではここで、12月の定期預金金利を占う上で重要な、最も代表的な金利指標である長期金利の動向をチェックしてみるとこうなっています。



全般的には右肩下がりということですね。何度か金利が上昇する場面がなかったわけではないですが、基本的にはジリジリと金利が低下し続けてきたことがわかります。

一方、足元では金利が下げ止まりつつあるようにも見えますね。実際、本日(20日)の長期金利はと言うと・・・0.470%ということで、先月のこの時期の0.475%からほぼステイしています。

これはやはり10月末に発表された「黒田バズーカ2」と呼ばれる追加金融緩和によって国債市場がやや混乱してしまったことが原因ではないかと思います。最近は金融緩和が発表されるたびに金利はむしろ上昇するというアベコベな動きが出ています。

とは言いながら、金融緩和によって金利が上昇するというのは明らかに異常ですね。やはりこれまでと同様に、緩和効果が浸透し、国債市場の混乱が収まるにつれて金利は低下していくのではないかと思います。預金者としては残念なことではありますが。

そうしたわけで金利がさらに低下する展開を十分想定しておいていただければと思います。

次に、より定期預金金利と関係の深い1年ものと5年ものの市場金利の推移について、冒頭のグラフをチェックしてみると・・1年ものは引き続き超低金利状態にある一方で、5年ものについてはむしろ少し上昇傾向にあるようにすら見えます。つまりは対照的な動きになっているということですね!

ただしこれは残念ながら5年もの金利の動きがおかしく、やはり追加金融緩和策発表の余波で一時的に上昇しているだけ、ということでしょうね。本格的に金利が上昇する状況ではありません。

具体的には、1年もの市場金利は先月のこの時期の0.16%前後から0.15%前後へ低下する一方で、5年もの市場金利は先月の0.24%前後から0.26%前後へ上昇しているわけですが、繰り返しになりますが後者についてはあくまで「一時的な動き」と捉えておいていただければと思います。

そうしたわけで前置きが長くなりましたが、12月の定期預金金利は、「通常金利がさらに低下する可能性が高まっている」と言えます。

毎回ご案内しているように、定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、上記の通り、1年もの=0.15%、5年もの=0.26%というのが定期預金金利の「上限」ということになってきます。定期預金の高金利の目安として参考になさってください。

1年0.15%5年0.26%で高金利と言われても全くピンと来ませんが・・・。

なお、短期的にはともかくとして中長期的に考えれば、日本もアメリカと同じように金融緩和の縮小と共に金利が上昇する可能性はゼロではありません。

ではそうした本格的な金利上昇のタイミングがいつかと言うと・・・大きな目処が2017年4月ですね。というのも消費税再増税の延期タイミングがここであり、この時まで増税を援護射撃するために異次元の金融緩和が継続される可能性が高いからです。

というよりさらに拡大するのでしょうね。

だとすると少なくともあと2年半くらいは本格的な金利上昇はなさそうということになります。そうした現状を十分考慮した上で、来月=12月の預金運用をご検討いただければと思います。

ただ悪い話ばかりではないのは、そうした市場金利の動きとは別のところで、冒頭ご案内したように12月のボーナスシーズンが近づくにつれ、例年ここから、積極的かつ戦略的な金利の定期預金が出てくるという点です。

事実、オリックス銀行のように早くも金利を引き上げてきた銀行もあります。

さらなる金利の低下が予想される今だからこそ、こうした「特別金利」を十二分に活用する重要性が増していると言えるのかもしれません。ご留意ください。

ではここで、足元の定期預金金利や預金キャンペーンの動向を振り返ってみたいと思います。

まず目を引くのがSBI新生銀行で、仕組み預金である「パワーステップアップ預金」に注目です。延長された場合、最大で1.0%という高金利が魅力ですね。

加えて短期の運用で様子を見たいという方にはわずか2週間で満期がくる「2週間満期預金」も用意されています。こちらの金利は0.15%ということで、通常の普通預金金利では足元にも及ばない好条件となっています。

ちなみにSBI新生銀行といえば毎回ご案内しているように、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニATMやゆうちょ銀行のATM手数料を24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。生活口座としても、SBI新生銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

>>>SBI新生銀行の最新金利はこちら

上記の「2週間満期預金」のように短期で運用したいという方には東京スター銀行の「スターワン1週間預金」もおすすめですね。こちらは1週間で0.15%と、高金利に加え1週間ごとに引き出せる高い利便性が魅力です。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

さらに東京スター銀行と言えば「右肩上がり円定期」が人気です。こちらも最大1.0%、平均利回り0.82%と、驚異の高金利を実現しています。それ以外にも6ヶ月0.20%、1年0.30%の「スターワン円定期プラス」が提供されており、様子見したい方からじっくり運用したい方まで幅広い金融商品が用意されている点が特徴です。

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他には、オリックス銀行や、関西みらい銀行などが恒常的に好金利ですが、中でも注目はご案内したようにオリックス銀行ですね。1年もので0.27%、3年もので0.40%と冬のボーナスシーズンを前に早くも金利を引き上げてきました。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちらから

加えてあおぞら銀行インターネット支店も1年もので0.30%、5年もので0.35%という高金利を維持しています。注目ですね。

>>>あおぞら銀行の最新金利はこちらから

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.29%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

マネックス証券で新規に口座開設をすれば最大で30,000円相当のプレゼントがあるため、それも利息とみなせば、さらなる利回りの向上が期待できますね。

>>>マネックス証券の個人向け国債はこちらから

追加金融緩和によってさらなる金利の低下が予想される今だからこそ、こうした少しでもお得な定期預金を上手に、有効に、ご活用いただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.40%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.40%

・10年もの仕組み預金: 0.40%→1.00%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、東京スター銀行の1年0.30%、オリックス銀行の3年0.40%と5年0.40%、そしてSBI新生銀行の仕組み預金最大1.00%が目を引きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

参考になさってください。


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