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[1月の定期預金金利動向]
冬の特別金利が出そろう 締切に注意!

2016年1月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2016/1/7

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

1月となりました。今年の年末年始は日並びが悪く、普通の週末のように正月休みが終わってしまった感がありますが、皆さんは有意義に過ごせましたでしょうか?

12月はボーナス支給もあり冬のセールが華やかでしたが、一方、定期預金などの資産運用の本番は1月から、という話も聞きます。この時期の「今年の目標」もいつも1位に挙げられるのが「貯金」ですね。何かと物入りの年末年始も終わったことですから、ぜひしっかり運用をして、今年の「貯金習慣」に弾みをつけていただければと思います。

実際、いくつかの銀行では金利低下が進む環境にかかわらず、魅力的な定期預金キャンペーンや金利アップを実施しておりますね。ぜひこの期間限定のチャンスをうまく活かしていただければと思います。

ここでいつものように定期預金金利のベースとなる上記1年もの・5年もの市場金利のグラフを見てみると・・・残念ながら1年もの金利も5年もの金利もどちらも「絶不調」ですね。

昨年1月以降、長期金利については何度か上昇局面があったのですが、預金金利にはほぼ全く反映されないまま、世界同時株安の影響もあってか金利上昇局面は完全に終了してしまったようです。誠に残念ですね。

毎月ご案内しているように、今のように大規模な金融緩和が積極的に実施されている状況では短期的に少し上昇することはあっても、本格的に金利が上昇する展開というのはなかなか考えにくいということなのでしょう・・・。

預金者としては、「長期戦」=低金利の長期化を覚悟しておくほかなさそうです。今後、順調に景気が回復し、デフレ経済が終わり、アメリカのように金融緩和政策が終了し、健全な形で金利が上昇していくことを期待したいと思います。

それがいつになるのか全く予想がつきませんが、少なくとも次の増税目途である2017年4月までは今の金融緩和政策が継続されるでしょうから、早くてもそれ以降ということになります。やはり長期戦ですね。

ちなみに上記市場金利の具体的な水準としては1年ものの市場金利で0.11%前後、5年もので0.17%前後ということですね。この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

「定期預金は高くても1年で0.11%以下、5年で0.17%以下

という金利環境にある、ということです。どちらも高金利の目安としてはちょっと低すぎですね!

では今月の定期預金金利ですが、このように市場金利が低迷する中ではありますが、上記の通り1月ということもあって、金利アップや定期預金キャンペーン実施の動きが見られます。

具体的に今月のそうしたお得な定期預金をチェックしていくと、まず目を惹くのがSBI新生銀行で、仕組み預金である「パワーステップアップ預金」に注目です。最初の3年が0.40%、延長されると最大で0.60%になるという高金利が特徴です。

もっと短い期間で様子を見たいという方にはわずか2週間で0.10%の金利となっている「2週間満期預金」も用意されています。

さらに新規で口座開設の上、6ヶ月もの円定期を利用すれば金利が0.50%となる「スタートアップ円定期預金」も始まりました。まだ口座を持っていない方にはチャンスですね。今なら口座開設するだけでTポイント1,000円分がもらえます。

ちなみにSBI新生銀行といえば、ローソンやファミリーマートのATMネットワークと提携し、従来から無料だったセブンイレブンのATMも含め、コンビニATMやゆうちょ銀行のATMが24時間いつでも何度でも無料にしたことで人気が高まっています。メガバンクが次々とATM無料を打ち切る中で、預金者からすれば誠にありがたい決断です。

>>>SBI新生銀行の口座開設・最新金利はこちら

同様に外せないのが東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」です。こちらは今月から金利がアップし、わずか1週間で0.21%と、他の銀行の定期預金に引けを取らない金利と利便性が魅力です。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

また東京スター銀行では、6ヶ月もので0.20%、1年もので0.20%という金利の 「スターワン円定期預金プラス」の提供を開始しています。要チェックです!

>>>東京スター銀行の最新金利はこちらから

なお東京スター銀行の預金商品の中では、SBI新生銀行と同じく、仕組み預金である「右肩上がり円定期」にも注目です。1月の金利は最大0.70%、平均金利が「0.61%」と極めて高金利となっています。しばらく使わない資金をお持ちの方は検討されてはいかがでしょうか。

>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから

次に新規客限定ながら人気のじぶん銀行の「デビュー応援プラグラム」ですが、今月は3ヶ月実質0.37%と驚きの金利となっています。まだじぶん銀行の口座を持っていない方はチャンスです!

au利用者の場合は0.52%に優遇金利が拡大されますので必見です。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちらから

それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、あおぞら銀行インターネット支店オリックス銀行、そして関西みらい銀行が挙げられます。

中でもオリックス銀行は積極的で、1年もの0.25%に加え、3年もの・5年ものの金利を引上げ、それぞれ0.35%0.40%となっています。なかなかの水準ですね!

こうした高水準の定期預金のほか、2014年1月から、2週間で0.20%という「eダイレクト2週間定期預金」の募集を開始しています。人気のようですね。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちらから

あおぞら銀行インターネット支店も昨年12月から1年ものを0.30%に引き上げたほか、5年もので0.35%と高水準を維持しています。インターネット経由で預け入れできますので利便性も十分高いですね。

>>>あおぞら銀行インターネット支店の最新金利はこちらから

なお冬の定期預金キャンペーンとしてはイオン銀行静岡銀行セブン銀行がキャンペーンをスタートさせています。イオン銀行は1年もので0.20%、3年もので0.30%静岡銀行は1年もので0.28%、3年もので0.28%、そしてセブン銀行は1年もので0.20%ですね。今後の他行の取り組みにも期待したいと思います。

>>>イオン銀行の最新金利はこちらから

>>>静岡銀行の最新金利はこちらから

>>>セブン銀行の最新金利はこちらから

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、従来3ヶ月に1回の発行サイクルだったものが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.17%ということでこちらもまずまずの水準ですね。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらにマネックス証券で口座開設をすれば最大で31,000円相当のプレゼントがあるため、それを利息とみなせば、もう一段の利回りの向上が期待できます。

>>>個人向け国債の最新金利はこちら

上記の通り市場金利も預金金利も低迷しているタイミングだからこそ、こうした冬のボーナスシーズンならではの「赤字覚悟」の定期預金や金融商品を積極的にご活用ください。

気になる来月=2016年2月以降の金利動向ですが、上記の通り異次元の金融緩和が実施されている間は金利が大きく上昇する余地はありません。

当面は預金金利があまり上昇しない前提で定期預金の運用を考えた方が現実的です。

具体的な運用方法としては、数少ない積極的な定期預金や冬ならではの定期預金キャンペーンを利用して金利を固定してしまうか、逆に東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」や 「スターワン円定期預金プラス」、SBI新生銀行の「2週間満期預金」、オリックス銀行の「eダイレクト2週間定期預金」と言った高金利だけれど預入期間が短い預金でつないでいくかどちらか、という選択になってくるのではないかと思います。

さらにその先の見通しですが、基本的に景気と金利は連動しますので、順調に景気が回復すれば金利の上昇圧力は強まっていくことになりますし、仮に政府と日銀が目指すように本当にインフレ経済になれば金融緩和が解除され、金利はいよいよ本格的に上昇することになります。

ただし、おそらくそれはまだ数年先のことですね。少なくとも上記の通り消費税10%への増税が予定されている2017年4月までは金融緩和が終了することはなさそうです。

繰り返しになりますが、当面は「本格的な金利上昇はない」、というのがメインシナリオになってくると思います。参考になさってください。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む2週間定期): 0.01%〜0.10%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.40%

・6年もの仕組み預金: 0.25%→0.35%
・10年もの仕組み預金: 0.40%→0.60%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、2週間定期の0.10%と、1年もの定期の0.30%、5年もの定期の0.40%、そして仕組み預金の最大0.60%が目を惹きます。これらの定期預金に1/4ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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