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[2月の定期預金金利動向]
マイナス金利政策で預金金利低下は必至

2016年2月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2016/2/4

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

2月となりました。今月のハイライトは何と言っても先月末に発表された日銀の新たな緩和策である「マイナス金利」ですね!

マイナス金利となると、利息がマイナスですから、預ければ預けるほどどんどん元本が減っていくことを意味します。世も末ですね・・・。

もちろんこの「マイナス金利」は、銀行が日銀に預けている預金のごく一部に適用されるものですので、「世の中すべての金利がマイナスになる」といったような大規模なものではありませんし、むしろ実質的にはほとんど何も変わらないというのが本当のところだとは思いますが、しかしアナウンス効果は抜群だったようで各銀行が対策を急いでいますね。

要するに定期預金の金利引き下げや、定期預金キャンペーンの早期終了が相次いでいる、ということです。誠に残念な事態です・・・。

そしてこうした動きは今後も続くと思いますので、目ぼしい定期預金がある場合は早めに利用されることをオススメします。実際、定期預金の「駆け込み利用」の動きも起きているようですね。

ここでいつものように定期預金金利のベースとなる上記1年もの・5年もの市場金利のグラフを見てみると・・・残念ながら1年もの金利も5年もの金利もどちらも急低下していますね。

・・・と言うよりマイナス金利水準です(苦笑)。あらら。実態を踏まえればやや過剰反応な気もしますが、こうした状態が続くようであれば、預金を集めれば集まるほど損することになりますので、銀行の「預金離れ」が加速するのは確実だと言えそうです。

毎月ご案内しているように、今のように大規模な金融緩和が積極的に実施されている状況では本格的に金利が上昇する展開というのは想像しにくくなっています。

預金者としては、「長期戦」=低金利の長期化を覚悟しておくほかなさそうです。今後、順調に景気が回復し、デフレ経済が終わり、アメリカのように金融緩和政策が終了し、健全な形で金利が上昇していくことを期待したいと思います。

それがいつになるのか全く予想がつきませんが、少なくとも次の増税目途である2017年4月までは今の金融緩和政策が継続されるでしょうから、早くてもそれ以降ということになります。実際にはもっと先でしょうけれど。

やはり長期戦ですね。

ちなみに上記市場金利の具体的な水準としては1年ものの市場金利で−0.02%前後、5年もので−0.02%前後ということですね。この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

「定期預金は高くても1年で−0.02%以下、5年で−0.02%以下

という金利環境にある、ということです。マイナス金利の導入によって何だかわけのわからないことになっていますね!(苦笑)

上記の通り預金金利が今すぐマイナスになることはないと思いますが、少なくとも定期預金金利が「限りなくゼロに近づく」事態というのは考慮しておいた方がよさそうです。

では今月の定期預金金利ですが、このようにマイナス金利の動揺が広がる中で全体的には不冴えですね。

そうした中であえてお得な定期預金をチェックしていくと、まず目を惹くのが新生銀行で、わずか2週間で0.10%の金利となっている「2週間満期預金」が魅力です。

さらに新規で口座開設の上、6ヶ月もの円定期を利用すれば金利が0.50%となる「スタートアップ円定期預金」も始まりました。まだ口座を持っていない方にはチャンスですね。今なら口座開設するだけでTポイント1,000円分がもらえます。

ちなみに新生銀行といえば、ローソンやファミリーマートのATMネットワークと提携し、従来から無料だったセブンイレブンのATMも含め、コンビニATMやゆうちょ銀行のATMが24時間いつでも何度でも無料にしたことで人気が高まっています。メガバンクが次々とATM無料を打ち切る中で、預金者からすれば誠にありがたい決断です。

>>>新生銀行の口座開設・最新金利はこちら

同様に外せないのが東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」です。こちらはわずか1週間で0.10%と、他の銀行の定期預金に引けを取らない金利と利便性が魅力です。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

また東京スター銀行では、6ヶ月もので0.10%、1年もので0.10%という金利の 「スターワン円定期預金プラス」の提供を開始しています。

>>>東京スター銀行の最新金利はこちらから

次に新規客限定ながら人気のじぶん銀行の「デビュー応援プラグラム」ですが、今月は3ヶ月実質0.37%と驚きの金利となっています。まだじぶん銀行の口座を持っていない方はチャンスです!

au利用者の場合は0.52%に優遇金利が拡大されますので必見です。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちらから

それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、あおぞら銀行インターネット支店オリックス銀行、そして関西アーバン銀行が挙げられます。

中でもオリックス銀行は積極的で、1年もの0.25%に加え、3年もの・5年ものの金利を引上げ、それぞれ0.35%0.40%となっています。なかなかの水準ですね!

こうした高水準の定期預金のほか、2014年1月から、2週間で0.20%という「eダイレクト2週間定期預金」の募集を開始しています。人気です。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちらから

あおぞら銀行インターネット支店も昨年12月から1年ものを0.30%に引き上げたほか、5年もので0.35%と高水準を維持しています。インターネット経由で預け入れできますので利便性も十分高いですね。

>>>あおぞら銀行インターネット支店の最新金利はこちらから

ただしこれらの金利もいつ引き下げられるかわかりませんので、最新の金利には十分ご注意ください。

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、従来3ヶ月に1回の発行サイクルだったものが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.17%ということでこちらもまずまずの水準ですね。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらにマネックス証券で口座開設をすれば最大で31,000円相当のプレゼントがあるため、それを利息とみなせば、もう一段の利回りの向上が期待できます。

>>>個人向け国債の最新金利はこちら

上記の通りマイナス金利の影響が出始めているタイミングだからこそ、こうした「赤字覚悟」の定期預金や金融商品を早めに、積極的にご活用ください。

気になる来月=2016年3月以降の金利動向ですが、さらに金利引き下げの動きが広がると考えておいた方がよさそうです。

具体的な運用方法としては、数少ない積極的な定期預金を利用して早めに金利を固定してしまうか、逆に東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」や 「スターワン円定期預金プラス」、新生銀行の「2週間満期預金」、オリックス銀行の「eダイレクト2週間定期預金」と言った高金利だけれど預入期間が短い預金でつないでいくかどちらか、という選択になってくるのではないかと思います。

さらにその先の見通しですが、基本的に景気と金利は連動しますので、順調に景気が回復すれば金利の上昇圧力は強まっていくことになりますし、仮に政府と日銀が目指すように本当にインフレ経済になれば金融緩和が解除され、金利はいよいよ本格的に上昇することになります。

ただし、おそらくそれはまだ数年先のことですね。少なくとも上記の通り消費税10%への増税が予定されている2017年4月までは金融緩和が終了することはなさそうです。

繰り返しになりますが、当面は「本格的な金利上昇はない」、というのがメインシナリオになってくると思います。参考になさってください。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む2週間定期): 0.01%〜0.10%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.35%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.40%

・10年もの仕組み預金: 0.20%→0.40%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

これらの中ではやはり、2週間定期の0.10%と、1年もの定期の0.30%、5年もの定期の0.40%が目を惹きます。これらの定期預金に1/3ずつ預ける、というのも手かもしれませんね。

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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