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30代男性「来年、標準利率が下がる前に貯蓄型保険を利用した方が良いですか?」


質問 :貯蓄型保険での運用についてです。1歳の子供をもつ36歳男性です。これまで資産は定期預金で運用しておりましたが、貯蓄型保険(学資保険、個人年金保険、終身保険)も数契約持ち合わせております。
各保険会社が2017年4月から運用利率を下げたり、前納での支払いが困難になるとのことで、個人年金保険、学資保険の駆け込み加入を検討しています。具体的には子供が大学受験するころ、18年後の返戻率が115〜120%の個人年金もしくは学資保険を全期前納で考えております。
定期預金へ入れるよりは利率が良いと思いますが、このような保険への貯蓄型保険への駆け込み加入は推奨されうるでしょうか。
<30代/男性>


回答 : 読者の方から上記のような質問をいただきました。他に同様のお悩み相談があれば月1回程度の頻度で回答していこうと思いますので、もし質問したいという方はこちらの投稿フォームから送信してください。もちろん個人情報は不要です。

さて質問内容に戻りまして、来年4月に恐らく下げられるであろう生命保険の標準利率を見越して、今のうちから個人年金や学資保険などの貯蓄性の高い保険に加入することについてどう考えるか、推奨されうるか、ということですね。

記者もあまり詳しくはありませんが、過去の報道によればこうした貯蓄型保険の想定利回りに影響を与えているのが、毎年4月に金融庁によって見直される「生命保険の標準利率」であり、この利率は現状1%のところ、次回=2017年4月には足元の国債利回りを元に0.25%に下がるのがおおむね確実視されているようです。

もし実施されれば4年ぶりの改訂ということのようですが、既に今年の4月にはマイナス金利政策によって長期金利=国債利回りがマイナス水準まで低下していたわけで、どのように算定しているのかは分かりませんが、金融庁としてはあまり頻繁に変更する気はないようですね。

逆に言えば本当に来年4月に変更されるのであれば、その影響はかなり大きいと言えるのかもしれません。

少なくとも「来年のどこかで貯蓄型の保険(学資保険など)を利用しよう」と思われている方は標準利率が下げられる前に申し込んでおいた方が良さそうです。

そうしたわけで、質問者の方の「推奨されうるでしょうか?」という質問には「推奨されうる」と答えておきたいと思います。

ただそれだと話が終わってしまいますので、もう少し注意点などを付け加えてみたいと思います。

まず考えないといけないのが今後の金利の見通しについてどう考えるのか、という点ですね。当面は今の低金利が続くのは間違いありませんが、仮にどこかで金利が上昇するとすれば、この標準利率も1%どころか2%などにまで上昇する可能性もゼロではありません。

特に相談者の方の場合、「18年」といったかなり長期間の運用を検討されておられるので、仮に5年後や10年後であっても金利が上昇すれば、結果的に運用利回りが見劣りしてしまう可能性は十分あります。

以前のような5.5%といった利率ならまだしも、1%ということであれば既にかなり低く、日銀が今の金融緩和を少し緩めればそこまで回復することはあり得ますね。

加えて、そのように相当の長期間支出が伴う決断について「駆け込んでしまってよいのか」というのはあるかもしれません。

子供が1歳ということはライフプランにまだかなりの不確実性があります。子供が最終的に何人生まれるか分かりませんし、家計の収入がどうなるのか、そして支出がどうなるのかもハッキリとしていないのではないでしょうか?

特に家計が苦しくなるのは一般的には40代ですね。住宅ローンを抱え、子供の教育費が増加していく一方で、収入はまだそこまで増加していないわけで、資金繰りがタイトになるのは当然です。

そうした時に今回の「駆け込み契約」に伴う「全期前納」の出費を恨めしく思うことのないよう慎重にご検討いただければと思います。

確かに100払ったものが115や120になって返ってくるのであればすばらしいことではありますが、ただ一方で突き放した言い方をすれば「それだけのこと」とも言えます。

「18年間で+15%〜20%」という控えめな果実に固執しすぎて後で困らないよう、慎重に判断いただければと思います。

それでも上記ご案内したように記者の回答としては「推奨されうる」で変わりませんが。

ぜひ参考になさってください。

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