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定期預金の基礎知識

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定期預金解約のコツとは?


お金は使うためにあるのは間違いありませんが、問題は、お金が必要なタイミングと、お金が貯まるタイミングが異なる点ですね。そうしたギャップを埋めるためには、経済的に余裕があるときに預金や貯金を蓄えておくことが重要です。

しかも全ての支出が計画的に発生するわけではありません。多くの支出は、想定外に突然、発生します。その中には冠婚葬祭費用のような外部要因によるものや、マイホームやマイカーの購入など自ら決断するものもあるわけですが、いずれにせよ何らかの形で資金を工面する必要が出てきます。

そうした場合にもやはり預金や貯金が十分あれば、慌てずにすみ、心強いですね。

しかし普通預金など、いつでも出金可能な預金に必要な金額があれば良いのですが、資金使途によっては金額が大きく難しい場合もあると思います。そんな時、次善の策として検討されるのが、定期預金の中途解約ですね。中途解約とは、言葉通り、定期預金を満期前に解約することです。

もしこうした定期預金の中途解約が避けられるならば避けた方がいいですね。というのも、定期預金の中途解約には、利息が減らされてしまうというペナルティがある他、一部を解約することは難しく、通常は元本全てを解約しないといけないからです。

まず前者の中途解約のペナルティですが、中途解約時に以下のような「中途解約利率」が適用されます(三菱東京UFJ銀行の場合)。

・6ヵ月未満 : 解約日における普通預金利率
・6ヵ月以上1年未満 : 預入日(または継続日)におけるスーパー定期「6ヵ月」店頭表示利率×70%
・1年以上2年未満 : 預入日(または継続日)におけるスーパー定期の「1年」店頭表示利率×70%
・2年以上3年未満 : 預入日(または継続日)におけるスーパー定期の「2年」店頭表示利率×70%
・3年以上4年未満 : 預入日(または継続日)におけるスーパー定期の「3年」店頭表示利率×70%
・4年以上5年未満 : 預入日(または継続日)におけるスーパー定期の「4年」店頭表示利率×70%

当初の利率の6割〜5割になるイメージでしょうか。

ちなみにこの「中途解約利率」は銀行によって異なりますので注意が必要です。一概には言えませんが、金利の高い定期預金ほど、こうしたペナルティが厳しい場合が多く、また、そもそも「中途解約できない」預金も存在しています。

資金が必要になったときに困らなくてすむよう、そうした点も考慮し、余裕をもった資金運用が重要ですね。

次に後者の、元本全てを解約しないといけない点ですが、たとえば定期預金が100万円だとして、どうしても10万円だけ必要な場合、10万円分だけ解約し、残りの90万円はそのままの利率で運用できればいいのですが、実際にはこの90万円も含めた元本100万円を丸々解約しないといけません。

中には、こうした「一部解約」が可能な定期預金もないわけではありませんが、金利がその分低いこともあり、それほど多く利用されているわけではありません。

ではこのような元本丸ごと解約しなければいけない事態を避けるコツとはどのようなものでしょうか?

それはたとえば預け入れ金額が500万円だとすると、300万円を一口、100万円を二口とするなど、あらかじめ途中解約の可能性を考慮して口数を分けておくことですね。こうすればたとえばどうしても資金が必要な場合でも100万円もしくは200万円のみを解約でき、残りの300万円もしくは400万円はそのままの利率で運用できることになります。

もちろん、定期預金の金額によって金利が異なる場合には、一口あたりの金額が低くなればなるほど適用金利が低下する可能性がありますので要注意ですが、しかし一部解約の可能性があるのであれば、あらかじめ元本を分けておいたほうが無難と言えます。

定期預金の中途解約は、避けられるなら避けた方がいいに決まっていますが、とは言え、上記のとおり想定外の出費というのは常に起こる可能性があります。そうした可能性も考慮した利用が望ましい、ということですね。

ちなみに近々出費が必要な可能性が高いが、まだはっきりいつか分からない、と言った場合には、普通預金に入れておくことが多いと思いますが、満期が1ヶ月未満の定期預金を利用するのも手ですね。

具体的には人気銀行の中では、新生銀行の「2週間満期預金」と、東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」の2つが提供されています。前者は2週間で、後者はわずか1週間で満期がきますので、突然の出費にも対応可能です。

加えてこれらの預金はどちらも驚くほど金利が高い、という共通点があります。

普通預金よりはるかに金利が高いのは当然として、メガバンクの5年もの定期の金利をも大きく上回る金利設定となっています。これであれば、いつでも振り替えられる柔軟性を確保しつつ、より高金利での運用が可能ですね。

参考になさってください。

>>>新生銀行の「2週間満期預金」

>>>東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」

>>>最新の市場金利の動向と推移はこちら

>>>最新の定期預金比較/金利ランキングはこちら

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