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定期預金の基礎知識

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定期預金金利が最も高いのはいつ?


定期預金を利用するにあたり、最も預金金利が高くなるタイミングというのはいつでしょうか?

一般的には景気が良いときがいいですね。景気が良く、インフレの時には金利も上昇しますので、そうした時に高金利の定期預金に預け入れておけば、その後で不景気になって金利が下がっても、高金利を維持することができます。昔、バブル末期で金利が高騰したときに10年ものの定期貯金に預け入れた人は、10年後に元本がほぼ2倍になったと話題になったことがあります。

つまり実質的な利回りが10%近くあったということですね。

ただしみなさんよくご存知のようにバブル崩壊以降、金利は低下し、デフレ経済に突入しています。つまり20年以上低金利が続いている、ということですね。

この間に戦後最長の好景気もありましたが、それでも金利は上昇しませんでした。つまり日本経済は極めて金利が上昇しにくい状態になっている、ということです。

実際のところは、好景気となっても高金利を期待するのは難しそうです。

そうした中で、意外に狙い目だと感じたのが、金融不安・金融危機の時ですね。こうしたタイミングでは銀行が資金集めに神経質になりますので、思ってもみない高金利の定期預金が出てくることがあります。

例えばリーマンショック直後には深刻な金融危機が訪れたことから、大手銀行でも結構、魅力的な金利の定期預金を提供していました。

もちろん、金融危機の時には銀行の経営に対する不信感・不安感も出てきますし、どんな銀行であれ、取り付け騒ぎにより破綻してしまう可能性はゼロではありません。

となるといくら高金利の定期預金でも預け入れに躊躇するかもしれませんが、ただ少なくとも元本が1,000万円以下であれば、元本だけでなく利息まで預金保険制度で保護されます。1,000万円という金額の範囲内で目ぼしい定期預金を利用していく、というのは現実的かつ有効な運用方法ではないかと思います。

ただし、リーマンショック後の金融危機が「100年に一度」と形容されたように、インフレにせよ、金融危機にせよ、そうした金利の上昇がいつ起こるのか誰にも分かりません。

3年後なのか、5年後なのか、10年後なのか分からない金利上昇局面を待ちつづけて、余裕資金をずっと普通預金に預けっぱなし、というのはあまり賢い運用方法とは言えません。

だとすると、現実的に期待できる、定期預金の金利が上昇するタイミングとはいつでしょうか?

やはりそれは定期預金キャンペーンが実施されるタイミングですね。具体的にはボーナスが支給される時期、つまり、6月と12月前後ということになります。この時期は、小売り業界だけでなく、銀行業界も、顧客のボーナスを狙って熱い戦いが繰り広げられる、ということですね。

ちなみにそうしたボーナス時期の定期預金キャンペーンが最も盛り上がるタイミングというのはボーナス支給直後ではなく、その翌月の7月や1月ごろと言う銀行関係者もいます。

みんな、まずお金を使ってから、余ったお金で定期預金の運用を検討する、ということなのであれば理解できる気がします。

もちろん、あえてそうしたボーナス時期を外して高金利をつける銀行もあれば、1年を通して高金利の銀行もありますので、ボーナスシーズン以外の定期預金は魅力的ではない、とはいいませんが、しかし一般的にはボーナスシーズンの定期預金は金利が高まる傾向にある、ということですね。

逆に言えば、ボーナスシーズン以外のタイミングでは、上記の通りボーナス時期を外して高金利をつける銀行や、1年を通して高金利の銀行を見つけることが重要だと言えます。

参考になさってください。

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