今回は人生の必要経費から、貯蓄がいくらくらい必要なのか考えてみたいと思います。
ちなみにライフイベントという考え方、男性は苦手で女性は興味を引かれるようですね。
レールを引かれたくない男性と、レールを引きたい女性という関係でしょうか?(笑)
ただし好きであろうとなかろうと、敵を知らねば勝てません。
まずは知識を身につけましょう。
さて、そのライフイベントですが主に以下ようなものがあげられます。
これで大きなライフイベントはカバーできたと思いますが、ではトータルでいくらになるのでしょうか?
単価 | 回数 | 合計 | |
車 | 170 | 5 | 850 |
結婚式 | 180 | 1 | 180 |
新居費用 | 160 | 1 | 160 |
教育費 | 1,800 | 2 | 3,600 |
住宅購入 | 3,100 | 1 | 3,100 |
老後資金 | 3,600 | 1 | 3,600 |
合計 | 11,490万円 |
これを全部足し上げると1億1,490万円にもなりますね。正直、吐き気がしそうです。
ライフイベントという考え方が嫌いな人の気持ちもよくわかります。
一方で生涯の年収はいくらでしょうか?
あるデータによれば1億8,000万円から2億8,000万円となっていて、平均を乱暴に2億3,000万円としても、上記ライフイベントの総額を十分上回っておつりがきます。
また、何のためにお金を稼ぐのかというと「使うため」に決まっていますから、収入がある以上、それだけ使い道があるのも当然といえば当然なのかもしれません。
とは言いつつ。
このライフイベント総額の1億1,490万円というのは、通常の生活費とは別に用意しないといけません。2億3,000万円も生涯年収があるのであれば問題なさそうですが、実際、1億1,490万円を40年で貯金しようと思うと、利息などを全く無視すれば、毎月24万円貯める必要があります。24万円!ははは無理すぎて笑っちゃいます。
ただボーナスの時に数十万円貯められるかもしれませんし、退職金だって期待できるかもしれません。もちろん少しでも高い金利の預金を利用するというのも重要ですね。
また繰り返しになりますが、統計的には生涯年収はライフイベントの総額を十分上回っておつりがくることになっています。やはり目的意識をしっかりもって、好きであろうとなかろうとライフイベントをしっかり見据えて、入念な準備をすすめることが大切ですね。
備えあれば憂いなし!です。
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