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定期預金関連ニュース

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2010/03/12 <日経ネット>

新規参入銀の預金急増 金利や手数料、個人客に魅力

 2000年以降に新規参入した銀行が、高めの金利や割安な手数料を武器に個人の預金を急速に集めている。ソニー銀行、セブン銀行など7行の09年12月末の預金残高は同年3月末に比べて約23%増え、総口座数も2割近く伸びた。各行は振り込み決済や資産運用といったサービスにも力を入れ始めており、既存の銀行との競争だけでなく、新規銀行の間でも顧客の争奪が激しくなりそうだ。

 ソニー銀などインターネット専業の5行とATMが中心のセブン銀、有人店舗を展開するイオン銀行の7行の預金残高と口座数を集計した。7行の中ではジャパンネット銀行が00年10月に開業したのが最初で、今年で10年目に入った。

編集部からのコメント

ソニー銀行やセブン銀行、イオン銀行などのいわゆる新規参入銀行の預金が急増しているというこのニュース。肝心の「いくらか」というのが記載されていなかったので3月10日の日経夕刊をチェックしてみました。夕刊はほとんど読みませんが、取っておくものですね(笑)。

7行の合計は2009年12月末で4兆5,144億円ということで、3月末時点では3兆6,457億円だったので確かに24%くらい伸びていますね。7行の名前と内訳はこんな感じです。

・ソニー銀行      1兆5,438億円 (16%増加)
・住信SBIネット銀行   9,126億円 (44%増加)
・イーバンク銀行      7,017億円 (4%減少)
・イオン銀行        6,396億円 (91%増加)
・ジャパンネット銀行    4,491億円 (3%増加)
・じぶん銀行        1,391億円 (94%増加)
・セブン銀行        1,285億円 (13%増加)

イーバンク銀行を除けば確かに増えていますが、全体としてみれば、預金増額に貢献しているのはソニー銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行の3つですね。ソニー銀行がざっくり2千億円、住信SBIネット銀行が4千億円、イオン銀行が3千億円増やしている、という感じでしょうか。この3つ合計で約9千億円になりますので、これで3兆6,457億円→4兆5,144億円の増加、つまり約9千億円の増加はほぼ説明がつきますね。

ソニー銀行や住信SBIネット銀行は昨年、高金利の円定期キャンペーンをやっていましたので、わかる気もしますが、意外なのはイオン銀行ですね。正直、他の新規参入銀行と比較すると決してそこまで高金利ではなかったと思いますが、それでもそれだけ預金が集まったのは、イオン銀行の場合は競合先はネット専業銀行ではなく、メガバンクや地方銀行などの「支店のある銀行」なのでしょうね。

なかなか面白い現象ですが、ターゲット顧客がネット専業銀行と「支店のある銀行」とで異なるのであれば、ネット専業銀行と張り合う必要はないわけで、スマートな戦略だと思います。

実際、日本の定期預金の大部分は60歳以上の人に保有されていますので、こういう方々はやはりインターネットというよりは支店窓口をご利用になりますよね。となると「支店のある銀行」の中で比較的、高い金利をつけておけば勝てる、というのはその通りなのかもしれません。

とは言いつつ、今、インターネットバンキングを当たり前のように使いこなしている30代−40代の人が50代−60代になった時に支店を利用するようになるかと言うと、多分そうはならないでしょうから、あと20年くらいすればどこかでこういう「インターネット格差」みたいなものは解消されていくのでしょうね。

さて、9ヶ月で23%増加というのは威勢のいい話ではありますが、全体で約5兆円というのはかわいい数字ですね。地方銀行レベルです。そして同じ記事内に記載がありましたが都市銀行全体の預金残高は265兆円。何と約60倍です。

仮に今後、新規参入銀行が年30%の割合で預金を増やしていっても、265兆円を超えるのは後16年以上かかることになります。

そして16年後に都市銀行の残高を超えたとしても、まだ残高177兆円の郵便貯金が控えていますからね。これも含めれば、今のペースで預金を増やしても、追いつくには20年くらいかかります。

ん、20年?

そうさきほどの「今、インターネットバンキングを当たり前のように使いこなしている30代−40代の人が50代−60代に」なる時も約20年後ですね。ずいぶん先の話ではありますが、しかし10年後や20年後には、日本の銀行の業界地図も大きく変わっている・・・かもしれませんね!

もちろん既存の銀行が10年も20年もやられっぱなしだとは思いませんし、新規参入銀行も「運用難」であるのは同じですから、そんなにシンプルな話ではないとは思いますが、新しい企業が参入してきて競争が活性化されることは、預金者にとっては基本的にはいいことです。

それぞれの銀行が切磋琢磨して、より高い金利の預金を提供してくれることを期待したいと思います。

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