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定期預金関連ニュース

定期預金に関連する最新のニュースをコメント付きでご案内します。
2010/06/03 <読売オンライン>

子ども手当の賢い貯め方


◆6月にもらえる子ども手当は、4月と5月の後払い分

 民主党の子育て支援の目玉政策である子ども手当の支給が、今月(6月)スタート。最近ではニュースでも、「子ども手当」という言葉を聞く機会が増え、皆様の中にもすでに、子ども手当を受け取った方がいらっしゃるのではないでしょうか。

 子ども手当については、今さら説明するまでもないと思いますが、少しだけおさらいしますと、中学を卒業するまでのお子さん(を養育している人)に対して、2010年度はひと月あたり1万3000円が支給される制度です。支給は毎月ではなく、6月、10月、翌年2月の、年に3回、その前月までの数か月分がまとめて支給されます。

 今年の6月の支給分は、2010年4月と5月の2か月分。子ども手当は後払いの制度になるので、2か月分の2万6000円が支給されます。2009年度に児童手当の支給対象だったお子さんは、2010年2月と3月分の児童手当も、子ども手当と一緒に今月に支給されます。

 子ども手当の支給額について、2011年度以降は満額の2万6000円の支給を目指すとしていましたが、財源確保の難しさから、修正(断念)される可能性が高くなっているように思います。そのため支給額は、今後も1万3000円のままと考えておいたほうがよいでしょう。


◆支給期間内に保険料を払い終える「こども保険」、ただし注意点も

 ところで、子ども手当の支給を見込んで、旅行業界や教育産業、あるいは百貨店などでは、子ども手当を消費に充ててもらうためのプランをいろいろ発売しています。お子さんの生活を支援するためのお金なので、お子さんのために使われれば、本来の目的に合致しているとは思いますが、子ども手当はできれば、将来の教育費として貯めておくことをおすすめしたいお金です。

 将来というのは高校以降、特に大学の学費として、です。

 高校以降に負担が重くなる教育費を準備するために、「こども保険」へ加入する方法も検討できます。その中でも、子ども手当が支給されているあいだに保険料を払い終えられる「こども保険」を選ぶと、家計の負担を抑えられて確実に貯められます。

 子ども手当の支給期間内に保険料の支払いを終えられるものに、アフラックの「夢みるこどもの学資保険」があります。「夢みるこどもの学資保険」には、満期年齢の17歳、あるいは18歳まで保険料を払い込むタイプのほか、保険料の支払いを10歳で終えられるプランがあります。保険料の払込終了年齢に関係なく、高校進学時に学資一時金がもらえるほか、大学入学時、大学2年生、大学3年生、大学4年生のときに学資年金がもらえます。ちなみに、10歳で払い込みを終えるプランに加入できるのは、5歳までのお子さんです。

 10歳といえば、小学校3年生から4年生にかけてです。この頃から塾通いを始めるお子さんが多いので、保険料を払い終えた以降は、子ども手当を塾代に充てることも可能です。下に保険料例をご紹介しますので、5歳までのお子さんがいらっしゃるご家庭では、子ども手当を貯める方法のひとつとして、「こども保険」への加入も検討されてはいかがでしょうか。



 ただ、早期に払い込みを終える保険の場合に注意したい点があります。かつて、保険会社の倒産などで契約条件が悪化し、社会問題になったことがあります。どんなことが起こるかわからない時代ですから、念には念を入れて、保険会社に万が一のことが起こった場合に、契約の履行がどう扱われるのか、加入するときによく確かめておきましょう。


◆特別月の設定を利用して、効率良く貯金する

 すでに「こども保険」に加入していたり、お子さんが6歳以上だったりする場合は、金融商品を利用して、貯める方法を検討するのが良いでしょう。金融商品で貯める方法を考えるときは、子ども手当の「支給が年に3回」という仕組みに合わせて、ゆうちょ銀行の「自動積立定額貯金」を利用して貯める方法もあります。

 自動積立定額貯金は、月々の積立のほか、年に6回まで、特別月を指定できます。たとえば、月々3000円とか5000円などと無理のない金額を家計の中から捻出して積立しながら、子ども手当の支給月である6月、10月、翌年2月を特別月に指定するのです。特別月には、子ども手当の支給額の中から好きな金額を増額して貯めれば、子ども手当を効率良く、確実に貯めることができます。

 また、お子さんが2人いるご家庭の場合、2010年10月以降は支給ごとに10万円を超える子ども手当がもらえます。10万円程度のまとまったお金なら、住信SBIネット銀行やソニー銀行のような、ネット専業銀行の定期預金に預け替えをする方法もあります。夏や冬のボーナス時期には、両行とも金利を優遇するキャンペーンをおこなっていますが、キャンペーン金利が適用されはじめたら、金利が高いほうの銀行を選んで、定期預金に預け替えるのもよいでしょう。

編集部からのコメント

子ども手当てがついに支給開始になったようですね。とりあえず月1万3,000円ですが、毎月支給されるのではなく年3回、6月・10月・2月に4ヶ月分をまとめてもらえるようです。

社会人になると1年というのは2つか4つに分けるのであって、3つに分けるというのは奇異な感じがしますが、よく考えれば学校というのは一学期、二学期、三学期の3学期制ですから、子ども目線で考えれば自然なのかもしれませんね。

そもそも子ども手当てというのは、親ではなく、子どもが受ける権利がある、というような精神ですよね。だからこそ親の年収制限がないのですよ、確か。その点からも3回に分けるというのは、制度を考えた人からすれば自然なことなのでしょう。新しい学期が始まる2ヶ月前に渡して、充分な用意をしてもらおう、というような趣旨になるのでしょうか。

その子ども手当てに関しては、少子化対策だけでなく、景気対策としても、その経済効果が期待されるところです。なので本来はもらった分をそのまま習い事に費やしたり、本を買ったり、家族旅行に行く(これも恐らく・・・趣旨に反していないと思います)、というようなことが期待されているわけですが、アンケートなどを見る限り、世の親御さんは概ね「将来のために貯金」することを予定しているようですね。

漠然と将来への不安から預貯金に回す方もいるでしょうけれど、上記記事で指摘されているように、教育負担がさらに増えるのが大学進学に関してで、一方で子ども手当ては中学生までですから、その期間、収入と支出のバランスが崩れることになります。そういう高校以降の教育費負担の増加に備えて、今の子ども手当ては貯金しておく、と言った堅実・現実路線の親御さんもまた多いものと思います。

そういう将来の教育費負担に備えての運用方法が、FP氏によって3つ提案されていますね。「学資保険」と「ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金」、そして「ネット専業銀行のキャンペーン金利の定期預金」です。

親御さんがご自分の好みと納得感で選ばれればいいのだと思いますが、今回はちょっとこの「学資保険」について考えてみたいと思います。

この記事で取り上げられているアフラックの「夢見るこどもの学資保険」の場合、HP上のシミュレーションによれば

・0歳〜17歳までの払い込み保険料総額=1,082,592円
・18歳からの受け取り総額=1,200,000円

ということになっています。単純に利回りを計算すれば1,200,000円÷1,082,592円=110.8%ということで10.8%ということになりますが、問題は運用期間を何年と考えるかですね。

払い込み期間が0〜17歳までなので、平均的な払い込み年齢を8.5歳とします。また、受け取り期間が18〜21歳なので19.5歳とします。そうすると平均的な運用期間は19.5歳−8.5歳=11年間となりますね。10.8%を11年で割ると、ほぼ年1%相当ですね。

ちょっと乱暴な計算ですが、概ねそのような感じなのではないでしょうか。5年もので1%近い定期預金があったり、最長10年の仕組み預金で1%超の金利があることを考えれば、決してずば抜けていい利回りではありませんが、とはいえ悪い利回りでもありませんので、それ以外の保険としてのメリットも勘案すれば利用しようと思う人がいてもおかしくなさそうです。

子ども手当ての運用先の選択肢の1つとして考えるのも悪くなさそうですね。

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