普段お金について話すことが少ない学者の先生やスポーツ選手、作家、タレントの人達はどのようにお金を稼ぎ、どのようにお金を使っているのでしょうか。
ミュージシャンの南こうせつさんは、当時、アルバムは10万枚売れれば大ヒットと言われていた時代に、かぐや姫のアルバムで100万枚を記録しました。若い頃、お金をたくさん稼いだのに、稼いだお金はどこにいったんだろう。だけど「1本のギターがあればいいんだ」と田舎暮らしを楽しんでいます。
放送作家の藤本義一さんは競馬が好きで今までに4億円を使っていますが、これは稼いだうちの5%。「男のサラリーマンの遊びは収入の5%以内でやれ!」というマネー哲学を持っています。
タレントの島田洋七さんは、昔、自宅の押し入れに現金で3億円を入れていました。しかし、ある日突然、「お金は紙だ」と気がつき、お金を使うことや贅沢をすることに飽きてしまいました。佐賀県で質素な暮らしをしているけれど今が一番幸せで、現金をたくさん持っていた時よりも今の方がずっといいと感じています。
定期預金に預けてもわずかな金利しかつかない時代、将来のお金の不安はつきないものです。20年前のサラリーマンなら退職金を定期預金に預けておけば、金利が7%だったので10年経てば預金が2倍に増えました。しかし、今は定期預金でお金が2倍になるのに270年もかかります。
お金に対する不安が非常に多い中、どんなマネー哲学を持っているのかを知って自分のマネー哲学を作ってみては?
いよいよボーナスシーズンですね。公務員の支給日は確か昨日でしたっけ?今回のボーナスは増えた人もいれば減った人もいるマダラな感じだと思いますが、とはいえやはりもらえるのはうれしいわけで、みなさん、いろいろな使い道をご計画のことだと思います。
そんな方に参考に・・・全くなりそうにないのが今回のこの記事ですね(笑)。
南こうせつさんは田舎暮らしを楽しまれていて、「稼いだお金はどこにいったんだろう」とのことですが、恐らく田舎暮らし=清貧という発想が間違っているのではないでしょうか。恐らく相当立派なお住まいだと思います。
藤本義一さんは競馬に4億円使ったそうですが、これは稼ぎの5%。ということは今までの稼ぎは80億円・・・素敵ですね・・・。「男のサラリーマンの遊びは収入の5%以内でやれ!」ということのようですが、年収400万円なら年間20万円。月1万6,000円くらいということですか・・・飲みに行くくらいはできますが・・・遊びたいなら稼げ、ということですかね。
島田洋七さんは自宅の押入れに3億円もっていたようですが、ある日突然「お金は紙だ」と気がつき、贅沢にも飽きて、今は佐賀県で質素な暮らしをしているそうです・・・ということですが、いやたしか講演で相当稼いでいるはずですよ。1回の講演が2、30万円で、それを年間200回とか300回やっているはずなので、20万円×200回でも年収4,000万円ですよ。質素な暮らしを楽しんでいるのかもしれませんが、少なくとも今でも現金はたくさん持っていると思います。
と、とりあえずツッコミたくなったのでつい取り上げてしまいましたが、残念ながら記者のような庶民には何の参考にもなりません・・・。みんな実際に稼いだから言えるセリフであり、言えるマネー哲学だ、ということですね。
本当に稼いでみないと同じ境地になるのは難しそうですが、ただこの3人のうち、2人が田舎暮らしを選んでいることは参考になる部分はあるかもしれません。どれだけ稼いでも最後はやはり、のんびりした田舎が一番だ、という感覚は記者も分かるような気がします・・・。
とはいえ田舎暮らしを始めるにも、先立つものは必要ですからね。やはり記者のように誰からも講演を依頼されないような人にとっては、何をするにも、貯蓄がまずは第一歩ということになりそうです・・・。
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