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定期預金関連ニュース

定期預金に関連する最新のニュースをコメント付きでご案内します。
2010/12/02 <日経BPネット>

貯金ばかりするのは自分を貶めることだ


Q:身の丈の金というのはいくらを言うのですか

 シマジさんの言葉の中に「金持ちにならなくていい。身の丈の金があればいい」というのがあります。自分にとって身の丈のお金がいくらかを知るにはどうすればよいのでしょうか。現在月給20万円なら20万円が身の丈のお金なのでしょうか。知る悲しみを知るためにもっと多くのお金を稼ぎたいと日々思っております。ご教示お願いいたします。 (33歳・男性)

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シマジ: 相談者の月収が仮にいま20万円なら、20万円が身の丈と考えればいい。その20万円の中でどんな経験をして、何を学ぶかで身の丈の金の額は変わってくる。そうすれば稼げる額も変わる。相談者は「知る悲しみを知るためにもっと多くのお金を稼ぎたい」と思うなら、稼いだ範囲内でどんどん使えばいいだろう。だが、俺くらいの年齢になるといつ身体が言うことをきかなくなり、稼げなくなるかもしれないから、ある程度の貯えは必要になる。何しろ来年は満70歳だからね。そんなわけで、最近、少々ではあるが貯金をして貯えを作ろうと思っているんだ。


ミツハシ: いいですね。70歳を目前にはじめて貯金を考え始めるなんていかにもシマジさんらしい。


シマジ: そんな俺と比べたら、33歳と若い相談者は、稼いだ分をそっくり使ってもいいんじゃないかね。最近は20代の頃から貯金が生きがいという若者がいるらしいが、若いうちでなければ愉しめない趣味や道楽もあるし、今だからこそできる勉強だってある。誰にも明日のことは分からない。歩いていたら大きな雹が飛んできて頭を直撃し、お陀仏になってしまうことだって絶対にないとは言えないわけでね。後生大事に金を貯め込んでも、死んでしまったら仕方ない。生きているうちに金は使った方がいいと思うね。


ミツハシ: 逆に若いからこそ、これからの長い人生にどんな逆境や予想外の出来事が待っているかもしれないという不安も大きいかもしれません。経済の成長を期待できない時代だから、今のうちにお金を貯めて、不確実な将来に備えたいという心理も分かります。


シマジ: だが、不確実な将来に備えるなら、若い相談者は貯蓄よりも投資だろう。いま普通預金の金利はどれくらいだ。


ミツハシ: たいていの銀行で0.02%ですね。


シマジ: 100万円を1年預けてわずか200円の利息しか付かないのか。定期預金も似たようなものだろう。これではあまりに投資効率が悪すぎると思わないかね。相談者の若さなら、100万円を自分に投資したら、仮にいま500万円の年収を数年後には倍にできるかもしれない。それくらいの可能性はあるはずだ。せっせと貯金している若者というのは、自分の投資価値を年利0.02%の普通預金程度にしか見ていないということになる。それは自分を貶める行為だ。投資回収期間の長い若者ほど自分に投資すべきだと思うね。


ミツハシ: なるほど。確かにこのゼロ金利時代にひたすら貯金をするというのは、自分のROI(投資収益率)をゼロだと評価していることに等しいですね。さすがにこれでは夢がない。ただし、何が後で身入りのある投資で何が消えてなくなる浪費かというのは判断が難しいところですね。

(中略)


シマジ: 20万円の月給でも本なら相当買える。本には惜しみなく金を使うといい。本は内面を磨いてくれる。本を読み、そこに書いてあることを実践するといい。それが一番の投資になるはずだ。カエサルが巨額の借金を抱えた一因も読書にあった。カエサルは大変な読書家でね。印刷技術のなかった古代ローマ時代の本は、パピルスに書き写したものだから大変に高価だったんだ。そんな高い本を大量に買い集めれば借金もかさむ。だが、そんな借金も、ガリアを征服すればチャラにできる。やはり自分に投資するのが一番だね。


(以下略)

編集部からのコメント

記者が仕事中、暇つぶし(?)を兼ねて読んでいるコラムはいくつかありますが、これもその1つですね。「伝説の編集者」らしい島地勝彦氏の「乗り移り人生相談」。人は(男は?)もっと自由に人生を楽しむべし、というゆるぎない信念に裏打ちされたコメントは、賛否はあるのかもしれませんが、ユニークでぶれがなく、いつも面白いです。上記記事も省略ばかりで何だか普通の文章になっていますが、原文はもっと面白いのでお時間がある方はご覧ください。

また「乗り移り人生相談」にご興味がある方はこちらからバックナンバーをご覧ください。

そんな島地氏らしく、現状の低金利下での貯金に対して「せっせと貯金している若者というのは、自分の投資価値を年利0.02%の普通預金程度にしか見ていないということになる。それは自分を貶める行為だ。」とバッサリ切り捨てています。

ではどうすればいいかと言うと「投資回収期間の長い若者ほど自分に投資すべきだと思う」と述べております。

こういうフレーズは割合、よく耳にします。「20代の時は貯金などせず、自分に投資をするべきだ。」というような言葉ですね。それに対して上記コラムのアシスタント(?)である三橋氏は大方の読者の気持ちを代弁してくれています。「何が後で身入りのある投資で何が消えてなくなる浪費かというのは判断が難しい」と。

記者も正直、「自分への投資」というのが具体的にどういうことを指すのかよくわかりません。もっと正確に言えば、投資というからには想定されるリターンがあるわけで、「何をすれば、将来どういうリターンが返ってくるかよく分からない」ということになるでしょうか。

また多くのケースでは、浪費を正当化するために「自分への投資である」という言い訳を持ち出しているような気もします。あるいは美容業界や学習業界の「殺し文句」であったり。

記者の昔の同僚の中にも当然、堅実家もいれば、浪費家もいたわけで、給料が全く同じであるにもかかわらず、貯金が出来ている人と出来ていない人がいました。では当時、貯金が出来ている人が自分への投資を怠ったばかりに、今せせこましい人生を過ごしているかと言うとそうではありませんし、貯金せずに散財していた人がその分大きなリターンを得ているかと言うと、それも特には感じません。

その点では少なくとも、自分への投資=いかにたくさんのお金を使ったか、ではなく、そうだとすれば、当時貯金ができていた人は恐らく今はもっと貯金が貯まっているわけで、それによって相応の安心感が得られるのであれば、やはり貯金はしておいた方がいいと思います。

キャッチィな題名かもしれませんが、「貯金ばかりするのは自分を貶めることだ」とは、とても思えません。

では具体的に「自分への投資」として何がいいかと言うと、島地氏は読書を勧めております。「本を読み、そこに書いてあることを実践するといい。それが一番の投資になるはずだ。」と。これは確かにその通りかもしれません。特に、単に読書というインプットだけでなく、実践というアウトプットにも付言しているのがいいですね。読書の問題点は、インプットばかり多すぎて頭でっかちになってしまうことですが、同時にアウトプットもできれば、生きた知識と経験になりそうです。

それ以外に記者が思うのはやはり語学でしょうね。語学だけではダメですが、語学があれば世界が広がりますし、公私ともに大きな武器になると思います。

次に人脈。人との交流は思いもかけない化学反応を起こすことが往々にしてあります。すぐにリターンが得られなくても、なるべく多くの人に出会うことはいいことだと思います。

しかし「自分への投資」として記者が何より重要だと思うのは、やはり「今の仕事を極めること」だと思います。単に頑張るとか、成果を上げるだけでなく、とことん極めてみること。その経験とノウハウが将来、大きなリターンを産むような気がします。

一方で、あまりピンと来ない「自分への投資」が、高級品を買うこと、資格をとること、美容に精を出すこと、でしょうか。どうも投資とリターンの関係がよく見えません。記者の心が貧しいからなのかもしれませんが・・・。

いずれにせよ自分への投資=散財すること、ではないのであれば記者は、自分へ目一杯投資をしながら、しっかり貯金することを選びます。みなさんはいかがでしょうか?

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