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定期預金関連ニュース

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2011/4/7 <読売オンライン>

新入社員のマネー心得5か条


 東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故の発生で、心安らかならざる日々が続いている。被災された方には、心よりお見舞いを申し上げたい。


 さて、こうした中でも4月は新しいスタートの季節だ。オフィスには新入社員がやって来る。今年の新入社員は「就職氷河期」を勝ち抜いて職を得た、会社としても期待の高い人材だ。そこで、本稿では、彼らへのアドバイスを試みる。何事もはじめが肝心であり、「マネー生活」も例外ではない。


第0条「借金をしない」

 常識のさらに手前に来るセオリーだから、第1条ではなく、第0条とした。生活に於いて借金をしないことの重要性を指摘しておきたい。個人がする借金の金利は、たとえば、15%といった非常に高い水準だ。これは、株式などの運用に期待できる利回りよりも遙かに高い。


 新入社員になると銀行に給与振り込み用の口座を開き、キャッシュカードを持つようになるだろう。この際に、クレジット・カードの機能がついていることが多いが、カードの決済で赤字を作ってはいけない。赤字は個人ローンを借り入れて補う仕掛けになっているが、この金利が高い。一見、気楽に見える「リボルビング払い」も未決済の残高を借り入れることになるので、利用してはならない。金融機関は、顧客が「つい利用してしまう」形で、高金利のローンの罠を仕掛けている。注意して欲しい。


 会社員になって、まず大切なことは、給料以上に消費しない生活のペースを作ることだ。


第1条「生命保険に入らない」

 新入社員に生命保険は必要ない。死亡保障の保険も、がん保険などの医療費保障の保険もいらない。共に保険料の数割に上る費用を、保障にも貯蓄にも回らない形で取られてしまう暴利の金融商品だ。先輩社員は、つい保険のセールスに新人社員を紹介してしまいがちだが、これは厳に慎みたい悪習だ。


 独身の新入社員に死亡保障の保険が必要ないことは分かるとしても、医療保険も必要ないのは、会社の健康保険に入っていたら、高額の療養費は後から還付される「高額療養費制度」と呼ばれる仕組みがあるからだ(インターネットで調べてみて欲しい。例えば、厚生労働省の「高額療養費制度を利用される皆さまへ」には説明資料がある)。


 後述のように、ある程度の貯金を持てば将来も生命保険はいらない。生命保険にかける費用を貯蓄に回す方が効率的だし、もちろん、死亡や病気の時以外に貯蓄を役立てることが出来る。


第2条「確定拠出年金があればフル活用する」

 年金制度は会社によって異なるので、まず、入社した会社にある制度を確認して欲しい。国の厚生年金に加入するだけのケースもあるし、会社独自の手厚い企業年金が付加されている場合もある。厚生年金などは、自動的に加入することになるが、見逃せないのは、会社が確定拠出年金を用意している場合だ。確定拠出年金は、自分のお金を自分で運用し、60歳を過ぎてから引き出す制度だが、年金の掛け金が非課税なので、非常に有利だ。給料から税金を引かれる前に支出できるので、税金がかからないお金で老後のための貯蓄ができる理屈だ。


 確定拠出年金は加入の有無や金額を自分で選択できる場合があるが、是非加入して、使える最大限の金額を投入することにしたい。給料が少ない若手の頃は生活が苦しいかも知れないが、なるべく大きな額を割り当てたい。


 確定拠出年金をどう運用するかについては、当道場で、おいおい指導していきたい。


第3条「天引きの貯蓄を利用する」

 ある程度の貯蓄を持つことは、借金をしないためにも、生命保険に入らずに済ませるためにも有効だ。また、貯蓄に余裕が出来たら、株式や投資信託などで、より高い利回りを求める運用を行うことが可能になる。


 お金は、「余ったら貯蓄しよう」という程度の心がけではなかなか貯まらない。あらかじめ給与から差し引いて貯蓄する「天引き」の仕組みを作ることがのぞましいと古来より言われてきた。若い頃の筆者の生活の反省からも、つくづくそうだと思う。


 貯蓄する額は人それぞれだが、手取り収入の4分の1くらいを目処にしたらいいだろう。


第4条「自分に投資する」

 普通のサラリーマンの場合、一番よく稼ぐ「資産」は自分自身だ。自分自身が将来より多く稼げる人材になるための投資を惜しんではいけない。新入社員の頃は、勉強に割く「時間」が最大の投資であることが多いだろうが、本代やセミナー代、レッスン料などが必要なときには、「自分への投資だ」と理解して優先的にお金を使おう。


 第0条〜第4条を3年間くらい実践すると、お金が貯まって余裕が生まれてくる。この段階まで来ると、次は本格的に投資の勉強をする時期だ。その時に備えて、もう1か条付け加えておこう。


第5条「毎日の株価、為替レート、長期金利を見る」


 日本とアメリカの株価指数(日経平均とニューヨークダウでいい)、米ドルと円の為替レート、それに長期金利(10年国債の流通利回り)を毎日見て、「どうして上がった(下がった)のだろう?」と毎日数秒考える習慣を付けて欲しい。マーケットというものが分かるようになるし、リスクに対する感覚も身についてくる。


 新入社員の皆様の3年後が楽しみだ。もちろん、今回挙げた心得を、ベテラン社員が採用しても構わない。以上


 (道場主・山崎 元)

編集部からのコメント

歯切れのいいコメントと、時折出てくる過激な表現が人気の評論家・山崎元氏。彼からの新入社員にむけてのアドバイスをご紹介したいと思います。

震災ですっかり季節を忘れておりましたが、時はもう4月。桜も各地で開花を迎えており、新入社員が真新しい装いで入社する時期ですね。日本中のいたるところが混乱している状況ではありますが、新入社員の皆様は、初心を忘れず、ぜひ羽ばたき、低迷する日本経済を引っ張っていってほしいと思います。

さて山崎氏のアドバイスに戻ると、全般的には、極めて正しいことが述べられております。第0条、つまり基本中の基本は「借金をしない」。「会社員になって、まず大切なことは、給料以上に消費しない生活のペースを作ることだ」とのことです。全くその通りだと思います。

業界によって金遣いの荒さは違うと思いますし、名門企業であれば、親切にも銀行が最初から借入枠をつけている場合もあるようです。今はあまりないのかもしれませんが、すこぶる金遣いが荒い会社の場合、周りが高級スーツや高級時計、高級車を次々手に入れる中で、自分のペースを守るのは大変だと思います。が、そういった浪費が将来の自分の成長やキャリア、年収、幸せ度に反映されるかと言うと、まずほとんどないでしょうね。

そもそも本当の金持ちほど、高級品にはあまり興味ないですし。

また第2条の「確定拠出年金があればフル活用する」、第3条の「天引きの貯蓄を利用する」というのも参考にしたい意見です。記者もよく知りませんでしたが、確定拠出年金の掛け金って非課税なんでしたっけ?税金はどれだけ給料が低くても10%くらいは取られると思いますので、非課税によるメリットは大きいですね。これについてはまたあらためて調べてみたいと思います。

加えて第3条の最後の「貯蓄する額は人それぞれだが、手取り収入の4分の1くらいを目処にしたらいいだろう」というコメントも具体的で良いです。ただ実際、手取りの1/4というのはちょっと多すぎる気もしますが・・・。まずは2割くらいからスタートすればいいのではないでしょうか。貯金も一度やめるとやる気を失ってしまいますからね。続けられるギリギリの額を自分の中で探ってみたいものです。

第4条の「自分に投資する」、第5条の「毎日の株価、為替レート、長期金利を見る」もうなずける内容です。

一方で。

第1条の「生命保険に入らない」と言い切ってしまうのはどうなのでしょうね?

もちろん伴侶や子どもがいない状況で、生命保険が必要かと言われれば必要ないでしょうし、記者自身、初めて生命保険に入ったのも結婚が決まってからでありましたが、山崎氏の趣旨は、必要性の問題というより、商品性の問題、つまり「保険料の数割に上る費用を、保障にも貯蓄にも回らない形で取られてしまう暴利の金融商品」と糾弾しております。

これは事実なのでしょうか?

記者は素人ですのでそれが正しいのか今すぐには分かりませんし、確かに非生産的にしか見えないあれだけの生保レディを食わせていけるわけですから、事実の部分もあるかもしれませんが、とは言え、世の中にはそういった生保レディをおかずにやっている生命保険会社はありますし、オンラインの生命保険会社もあれば、非営利の団体が運営する生命保険だってあります。

また困ったときにお互いで支えあうという生命保険の社会的な意義はかなり高いと思います。新入社員に生命保険が必要かどうかはさておき、その社会的な役割についてはもう少し肯定的に評価してもいいと思うのですがいかがでしょう!?

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