東北地方太平洋沖地震の被災者を支援する定期預金の取扱開始について
〜「復興支援定期預金」〜
東北地方太平洋沖地震にて被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
株式会社東日本銀行(頭取 石井 道遠)は、東北地方太平洋沖地震により被害を受けた方々への支援をおこなうため、平成23年4月18日から「復興支援定期預金」の取り扱いを開始しましたので、お知らせいたします。
本定期では、お客さまからお預け入れいただいた本定期預金残高の0.05%相当額を「震災義援金」として寄付いたします。
1.商品概要
(1)商品名 復興支援定期預金
(2)販売対象 個人の方
(3)取扱期間 平成23年4月18日(月)〜平成23年9月20日(火)
※募集金額に達した場合は期間中であっても販売終了とさせていただきます。
(4)預入金額 1口10万円以上1,000万円以内
(5)預入期間 1年 自動継続(元金継続または元利継続)のお取り扱いも可能です。
(6)適用金利
1)預入金額10万円以上300万円未満の場合
1年ものスーパー定期の店頭表示金利+年0.01%
2)預入金額300万円以上1,000万円以内の場合
1年ものスーパー定期300の店頭表示金利+年0.01%
※金利上乗せは初回満期日までとさせていただきます。
※満期継続後は、満期日時点の店頭表示金利となります。
(7)募集金額 300億円
(8)寄付の概要 取扱期間終了後、本定期預金の残高×0.05%相当額を「震災義援金」として日本赤十字社へ寄付します。
(9)その他 店頭窓口でのお取扱いとさせていただきます。
2.取扱開始日
平成23年4月18日(月)
東日本大震災から早くも1ヶ月が経ちました。もう1ヶ月という気もしますが、一方で、震災前と震災後との違いが大きすぎて、震災前が遠い過去のように思え、まだ1ヶ月か・・・という気もします。
ネットでは有名人などを中心に多くの現地での支援活動が報じられており、そういったニュースに接するたびに自分も何かをせねばと思うのですが、なかなか思いつきません・・・。もう少し落ち着いてから、何ができるか考えたいと思います。
ただ大切なことは、募金のような「非日常的な行為」で支援することだけでなく、「日常的な行為」、「普段の生活」の中でいかに継続的な支援を続けることではないかと思います。
そういった意味では、「Buy東北」のように東北の商品を積極的に購入する、といったことは効果的なのでしょうね。これももう少し、物流などのインフラが回復してから、ということかもしれませんが。
さてそんなそれぞれが自分ができることを模索している中で、銀行の中にも、預金金額の一部を被災者に寄付する「応援定期」を提供するところがボチボチ出てきました。上記ニュースリリースで取り上げられているのは、その名の通り東日本銀行の「復興支援定期預金」ですね。詳しい条件は以下の通りです。
◆東日本銀行「復興支援定期預金」
・取扱期間 : 平成23年4月18日(月)〜平成23年9月20日(火)
※募集金額に達した場合は期間中であっても販売終了
・預入金額 : 1口10万円以上1,000万円以内
・預入期間 : 1年
・適用金利 : 店頭表示金利+年0.01%
・募集金額 : 300億円
・寄付概要 : 本定期預金の残高×0.05%相当額を「震災義援金」として日本赤十字社へ寄付
優遇金利は+0.01%。1年ものの店頭表示金利が現状0.03%ということですから、出来上がりは0.04%・・・残念ながら今ひとつの金利水準ですね。
また寄付金も残高の0.05%ということで、こちらも今ひとつ、という状況です。両方あわせても0.09%です。それなら1年0.30%の定期預金を組んで、利息の半分(0.15%)を寄付した方がまだマシですね・・・。
とは言いながら、こういう「日常的な行為」である預金の中でも、被災者を支援できるということ自体はすばらしいことだと思います。もっとこういった取り組みが広がっていくことを期待したいと思います。
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