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定期預金関連ニュース

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2011/7/28 <新刊JP>

お金が貯まる4つの名言


 自慢ではないが、筆者(28歳・男)は貯金が1円もない。貯めようとして失敗したこともないことはないが、基本的には手元にあるお金はすべて使わないと気が済まない。

 しかし最近、この性格に変化の兆しが。何せあと2年もすれば30歳である。相変わらず経済は低調で所得が上がる見通しはなく、年金だって受給年齢になっても支払われるかはなはだ怪しい。受給年齢自体もどんどん上がって、貯金がないと死ぬまで働かないといけなくなるかも。

 それに結婚はどうしよう。

 愛は金で買えないといっても30歳で貯金が一切ない男のところに嫁にくる女性がいるだろうか。いるはずがない。

 そこで、今回こそはまじめに貯蓄に励むことにした。しかし慣れないことを始めるには教科書が必要! ということで『幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え』(ブルース・フリート、アルトン・ガンスキー/著、佐藤利恵/訳、メトロポリタンプレス/刊)を参考にすることにした。この本は、人類史上最高の億万長者と言われるソロモン王の教えを紹介したもの。

 彼の言いつけを守れば、タイトル通り「幸せな億万長者」になれるはずだ!


■「勤勉な人はよく計画して利益を得、あわてて事を行う者は欠損をまねく」(『箴言』二一章五節)

 物事を始める前に、まずはよく計画を練るべし。それを怠ると後々困ったことになる、というソロモン王の名言。当然貯蓄にも言えることだ。計画なき貯蓄は長続きしない。そこで「1年後までに30万円」という目標を立てた。あまり高い目標はかえってやる気をそぐ。地道にコツコツと、が貯金のコツだ。

 具体的な方法として、


 月2万円を定期預金×12か月(24万円)

 生活費として毎週1万円ずつ引き出し、その中から2千円を貯金箱に入れる。貯金箱は空けることのできない物を選び、定期預金は一定期間おろせない物にすることで強制的にお金が貯まる仕組みに。


■「外ではあなたの仕事を準備し、畑を整え、それから、家を築くがよい」(『箴言』二四章二七節)

 これは、目の前のことを満足にできない人は、将来やりたいと思っていることもできない、という意味の名言だ。もちろん計画は大事だが、やると決めたらすぐに始めなくてはならない。ということで、すぐさま貯金箱を買い、貯金開始!


■「散らしてなお、加えられる人もあり、締めすぎて欠乏する者もある。気前のよい人は自分も太り、他を潤す人は自分も潤う」(『箴言』一一章二四、二五節)

 毎月二万円+週二千円の貯蓄ペースがうまく行き、徐々にお金が貯まり始めたところで出会った教え。財布のヒモを締めるのは大事だが、ケチになってはいけない。人に与えられる人こそ潤うという考えのもと、編集部・金井にジュースをおごり、貯蓄を継続。


■「富を得ようとして労するな、分別を持ってやめておくがよい」(『箴言』二三章四節)

 貯蓄が軌道に乗り始めると「もっと、もっと貯めたい」という欲が出る。週2千円の貯蓄を3千円に増やし、ペースアップを図ったが、気がつくと考えることはお金のことばかり…慣れない貯金がうまくいくと、人は守銭奴になり下がる…。そんな筆者を戒めたのがこの名言。

 富や財産を得ようとするあまり、毎日の生活を楽しみ、幸せを感じることを忘れてしまっては元も子もない。一生懸命お金を貯めなさい、でも焦ってはいけない。これこそが貯蓄のための最大の心理なのかもしれない。


 お金のことばかり考えている人は、得てして嫌われやすい。そして嫌われた人間のところには富はやってこない。日々の生活を楽しみ、人に与えながら、コツコツと継続するのが貯蓄の最大のポイントなのだ。

編集部からのコメント

先日も取り上げた新刊「幸せな億万長者になる賢者ソロモン王の教え」の書評。同じサイトで、全く同じ本の書評が取り上げられておりましたので、再度チェックしてみたいと思います。

読み手によって教訓は変わるのでしょうか?

書評のみからの感想で恐縮ですが、前回は残念ながら、それほどピンと来る内容はありませんでした。今回はいかがでしょう・・・。

今回の書評者は28歳・男性で、貯金が1円もないという豪傑の方です。性格として「基本的には手元にあるお金はすべて使わないと気が済まない」とのこと。そんな方もいるのですね!記者はそんな心境になったことはないですねぇ。

ただ、カードローンやキャッシング、消費者ローンのヘビーユーザーの方は、借入枠を自分の貯金額と錯覚してしまうようですね。借入枠が50万円残っているとすると、「あと50万円も使える!」というような感覚になる、という話を聞いたことがあります。そんな方に比べれば、自分のお金を使い切っている間は、資産がマイナスになることはないので、まだマシと言えるのかもしれません。

そんな書評者の方も30歳を前にしてついに貯金に踏み切ったようですね。そんな彼が心に留まった教えは以下の4つということです。

・勤勉な人はよく計画して利益を得、あわてて事を行う者は欠損をまねく
・外ではあなたの仕事を準備し、畑を整え、それから、家を築くがよい
・散らしてなお、加えられる人もあり、締めすぎて欠乏する者もある。気前のよい人は自分も太り、他を潤す人は自分も潤う
・富を得ようとして労するな、分別を持ってやめておくがよい

それぞれ、

・物事を始める前に、まずはよく計画を練るべし
・目の前のことを満足にできない人は、将来やりたいと思っていることもできない
・財布のヒモを締めるのは大事だが、ケチになってはいけない。人に与えられる人こそ潤う。
・富や財産を得ようとするあまり、毎日の生活を楽しみ、幸せを感じることを忘れてしまっては元も子もない。一生懸命お金を貯めなさい、でも焦ってはいけない

という意味のようです。

1つ目、2つ目は確かにその通りですね。一方、3つ目はどうでしょう?「人に与えられる人こそ潤う。」お金は天下の回りモノ、という考え方に通じる教えかもしれませんが、確かに経済全体で見れば、消費と収入は連動しておりますから、みんなが消費をすれば、収入もそれだけ増える計算にはなります。理論的には。

ただ個人個人の体感で考えた場合、本当にそう実感するのですかね?確かに世の中、ギブアンドテイク。助け合い。感謝されるようなことをすれば、あとでお返しをしてもらえる、という体験は記者も多くしておりますが、ただ、何かそういう「感謝されること」と、おごったりするような「経済的な利益を提供すること」とは、なぜかストレートに結びつかないのですよね。

記者ももちろんおごったり、おごられたりしていますし、プレゼントをあげたり、もらったりもしていますが、なぜかあまり強く印象に残っていません(おごってくれた人、ゴメンなさい)。心の底から感謝したり、感謝されたりするのはもっと「本当に困っている時の助け」ですね。

だとすると「人に与える」というのはもう少し違う内容になるかもしれませんね。

また4つ目はどうでしょう?「富や財産を得ようとするあまり、毎日の生活を楽しみ、幸せを感じることを忘れてしまっては元も子もない。」これはなかなか印象深いコメントですね。

貯金に没頭しすぎると、だんだん貯金が目的になってしまいます。それも趣味の1つの形だと思えば、結構なこと、という考え方もあるかもしれませんが、お金は当然、使うためにあるわけですからね。また上記の通り、自分がお金を使うことは、回りまわって自分の収入を増やすことになります。

加えて、貯金に没頭するあまり、不幸せになってしまうこともあるかもしれません。過ぎたるは及ばざるが如し。「お金は使うためにある」という原則は忘れないようにしたいですね。要は貯金と支出のバランスが重要なのだと思います。

しかし書評者によって、その感想も結構、変わりますね。本というのはそれでいいのだと思いますが。記者も機会があれば読んでみたいと思います。

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