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定期預金関連ニュース

定期預金に関連する最新のニュースをコメント付きでご案内します。
2011/9/20 <日本経済新聞

ゆうちょ銀、定期性貯金の金利引き下げ


 日本郵政グループのゆうちょ銀行は16日、定期性貯金などの金利を20日から引き下げると発表した。預け入れから半年経過後は払い戻しが自由になる「定額貯金」は、預入期間が半年以上3年未満の場合で年0.04%から年0.035%に、3年以上の場合は年0.05%から年0.04%に下げる。


 預入期間を設定して預ける「定期貯金」の利率も下げる。預入期間が1、3、6カ月と1、2年の場合の金利を年0.04%から年0.035%にする。預入期間3、4年の場合は年0.06%から年0.05%に、同5年の場合で年0.08%から年0.06%に下げる。


 このほか、10万円以上の残高があれば通常貯金よりも有利な利子になる「通常貯蓄貯金」は預入金額10万円以上の場合で年0.04%から年0.035%に下げる。障害基礎年金などの受給者が利用する「ニュー福祉定期貯金」(預入期間1年)は年0.29%から年0.285%に、同行で公的年金の自動受け取りを利用している人向けの「ゆうちょ年金定期」(同1年)も年0.14%から年0.135%になる。

編集部からのコメント

8月から株式相場が低迷し、それに合わせ金利も大きく低下しておりますね。現状の長期金利はこのような動向となっています。



見事な右肩下がりですね・・・。足元では1.0%前後まで金利が低下しています。

とすると預金金利も下がっておかしくないわけですが、上記記事ではゆうちょ銀行が定期貯金の金利を引き下げる、ということですね。主な金利は以下の通りです。

ゆうちょ銀行/定期貯金

 ・1年:0.04%→0.035%
 ・3年:0.06%→0.05%
 ・5年:0.06%→0.05%

ただでさえ低い金利がさらに低下することになります。ゆうちょ銀行の残高が減るのも必至ですね。

ただ、1年もの金利を「0.005%」単位で刻んできたのは、メガバンクの金利を少し意識したのかもしれませんね。日本最大の銀行である三菱東京UFJ銀行の金利は以下の通りです。

◆三菱東京UFJ銀行/スーパー定期

 ・1年:0.025%
 ・3年:0.05%
 ・5年:0.06%

1年ものに関してはまだ少しゆうちょ銀行の方が金利が高いですね。1年もので金利が0.3%を超える定期預金があることを考えれば、いずれにせよドングリの背比べでありますが・・・。

さて気になるのは今後の金利動向ですが、足元では株価がほんの少し上昇してきていますので、金利も少しは回復するのではないかと思いますが、そこからさらに上昇するかと言うと・・・株価と同様、見通しはそれほど明るくないですね。

引き続き政府・日銀にはさらなる金融緩和への期待がありますし、野田政権が財政再建に向けて着実に政策運営を続けていくのであれば、それも金利の低下圧力となります。短期的にも中長期的にも金利が上昇する可能性は高くなさそうですね。

預金者としてはいつ来るかわからない金利上昇をひたすら待つよりは、ある程度、今の低金利を受け入れて、少しでも金利の高い定期預金を利用していく、というスタンスの方が現実的であり、実際の運用利回りも向上しそうです。

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