どのような形で出費を抑えているのだろうか。男女別でみると、男性は「食費」(79.5%)、「飲み会などの交際費」(38.4%)、「水道・光熱費」「洋服や小物などのオシャレ費」(いずれも32.2%)という結果に。一方の女性も「食費」(76.6%)が最も多かった。しかし、2位は男性よりも19.7ポイント多い51.9%で「洋服や小物などのオシャレ費」となった。「女性たちはムダ使いをしてしまいがちなオシャレにかかる出費をなるべく抑えようとしているようだ」(マイナビ)
どのような用途を節約していますか? (出典:マイナビ)
毎月の貯蓄額
若手社員は毎月、どのくらいのお金を貯めているのだろうか。この質問に対し「5万〜6万円未満」が最も多く(12.2%)、次いで「2万〜3万円未満」(10.8%)、「4万〜5万円未満」「1万〜2万円未満」(いずれも10.6%)だった。ちなみに「毎月貯金20+ 件はしていない」という人は5.7%。
毎月の貯蓄額はいくら? (出典:マイナビ)
またお金を貯めている目的を尋ねると、男性の1位は「老後の蓄え」(40.4%)。以下「いざという時のため」(37.4%)、「病気など不慮の出来事への備え」(34.4%)。「近い目標やほしいモノのために預貯金20+ 件をしているのではなく、“老後”や不測の事態に対応するための備えとして預貯金20+ 件をしているようだ」(マイナビ)。一方の女性は「いざという時のため」(52.8%)が最も多く、次いで「老後の蓄え」(45.3%)、「結婚資金」(45.0%)、「子育てのため」(16.4%)と、近い将来を見据えて目標を持ってお金を貯めているようだ。
インターネットによる調査で、入社1〜5年目のビジネスパーソン548人が回答した。調査期間は11月16日から28日まで。
最近の若者たちは堅実という話をよく聞きますが、上記記事では、貯蓄・節約に関する、入社1年目から5年目までのフレッシュマンへのアンケート結果を紹介しております。
まずお金を計画的に使うかどうか、という質問に対して
・計画的に使う : 65.5%
・思いつきで使う : 34.5%
ということで多数派は「計画的」。この時点で堅実さがよく分かりますね。
また69.5%の人が「普段から心がけて節約をしている」ということであります。すばらしいですね。頭が下がる一方で、若者の「クルマ離れ」が進んでいるのも、こういった気質が大きく影響しているのでしょうね。
日本経済への貢献という観点から考えれば、若者があまりに節約に走るのもどうか、という指摘があるかもしれませんが、当然、日本経済より自分の経済状況の方が重要なわけで、堅実なことを責めるわけにはいきませんね。
節約している項目を見てみると、ダントツで「食費」ですね。ほぉ。
記者は今も昔も、食費を節約する、という観点で考えたことはないですが、結局、普段からあまり高いものを食べていないからかもしれませんね(笑)。
ただ1日3回以上かかるものなので、毎回100円ずつセーブできるだけでも、重なれば結構な金額になってくるのも事実であります。
そして気になるのが毎月の貯蓄額ですが、そもそも「毎月貯金していない」と答えた人の割合はわずか5.7%。つまり残りの94%の人は毎月貯金しているということですね!堅実!
しかしこれだけ堅実なのもちょっと珍しいですね。恐らく、一般的にはもっと低いのだと思います。このインターネット調査のサンプルが、何らかの要因で堅実な人に偏っている可能性は高そうです。
肝心の毎月の貯金額ですが、結構、バラついていますが、ボリュームゾーンは月1万円〜5万円で、約半分ですね。月1万か3万か5万円ということなのでしょう。記者も若かりし頃は大体そんな金額でありました。
そんな堅実フレッシュマンの貯金の目的はといえば・・・当然、クルマや旅行などではなく、「老後の備え」や「いざという時のため」、「病気など不慮の出来事への備え」ということでこれまた堅実であります。
さらに女性の場合は「結婚資金」という目的も多いようですね。結婚資金って・・・女性も貯めるものなんでしたっけ?このあたりも男女平等の流れが影響しているのですかねぇ。
ということでアンケート結果があまりにも「出来すぎ君」な感じがしなくもないですが、これに当てはまらないと焦られた方はぜひ、毎月の収支を見直されてはいかがでしょうか。
定期預金に関するあなたのクチコミを教えてください。クチコミは人気銀行を中心に順次掲載いたします。 メールの場合はこちらから |