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2012/1/19 <日本経済新聞

資産は年収の7倍以上 「お金がたまる家」の秘密


 お金がたまる家と、貯金ができない家では、いったい何が違うのでしょうか。月刊日経マネー編集部は「お金がたまる家」が家計管理や資産形成で何を重視しているのかを密着取材しました。今回、事例として取り上げる3家族は、年収の7倍以上の資産を作り上げています。これらの家族の手法を参考にして、足腰の強い家計をつくりましょう。


 住宅ローンの支払いや子供の教育費など、貯蓄が増えない要因を挙げればきりがない。しかし、同じような負担を抱えながらも、しっかりと資産を増やしている家庭もある。どんな運用や家計管理をすればいいのか、「お金がたまる家」の取り組みを紹介しよう。


【事例1】子供3人を育てたスゴ腕母さんの目的別貯蓄術


山本恵美さん(仮名、55歳女性)
年収と資産:年収500万円、資産総額は6150万円
家族:本人は岡山県在住の会社員。夫とは離婚し、子供は3人(30歳、28歳、26歳)
収支:手取り月収は38万円。毎月の平均支出は23万円で、毎月の貯蓄率は39%
資産:金融資産は2100万円。住宅は1700万円で購入。ローンは完済した


 「子供は負債。だから資産を殖やすには子供を作ってはいけない」──。そう思うような弱気な若者がいたら、この人をご覧なさいと言いたくなるような「スゴ腕母さん」がいる。山本恵美さん(仮名、55歳)だ。山本さんは3人の子供を育て上げ、住宅ローンを完済。しかも夫と5年前に離婚し、現在は末子の大学院費用を出しながら、日本株や不動産投資で積極的に資産運用をしている。資産総額は6150万円で年収比12倍以上。子育てをしながら一体どうやってここまでためたのか。まずは支出管理の方針を聞いてみた。


 山本さんは現在は実家が営む会社で働くが、22歳から51歳まで教師をしており、年収は500万〜800万円ほどあった。一方、離婚するまで夫が家に入れるおカネは、月に15万〜20万円のみだったという。「夫の収入は少なかったですが、それでも世帯年収は安定していて、何もしなくてもどんどんたまるという感じでした」。


 そして山本さんは25歳になったときから2年ごとに3人の子供を出産。ここで気をつけたことは「先に借金を作ったらいけん!」ということ。例えば学費。入学金などで一度に大金を使うことがあるときでも、手元の生活費を取り崩して支払いしてしまうのは、「先に借金を作ると同じこと」。そうではなく、「前もって何年後にいくら必要か」という教育費計画表を作り、必要な時期までに必要資金をためていった。具体的には子供が小学生のときから大学卒業までの20年間の支出を予測し、収入の3割以上は貯蓄していった。このようにして母がせっせとためた教育費を子供たちもありがたく思い、3人とも国立大学に入学してくれたそうだ。


■買いたいものは目的貯蓄をして1年後に買う


 山本さんは教育費だけでなく、住宅ローンや家電、旅行などの出費に関してもすべて「目的別貯金ノート」を作って資産管理をしている。例えば自動食器洗い器。子育てが大変になってきた20年前、当時は8万円もした食洗器を購入しようと決意。ここですぐに貯金に手を出すのではなく、「1年後に買うために、毎日節約して貯金しよう」と考えた。8万円を365日で割ると219円。そう計算して、コツコツと1年間ためて買った。「友達はキラキラする宝石ばかり買ってたけれど、私の欲しかったものはこれじゃが! ワーキングマザーの証じゃが!」と本当にうれしかったという。


 この目的別貯蓄は、資産を守る技になると山本さんは言う。「私が一番嫌いなのは、ローン金利や手数料、税金や口座管理費など無駄なコスト。こういったものをカットするために、できるだけ一括払いをしてコストを減らした上で、割引価格で購入するようにしています」(山本さん)。




 左の写真は、山本さんが毎週1回付けている家計簿。収入と支出をしっかり記録している。さらに山本さんは、教育費や家電購入など、出費予定があるものは「目的貯蓄ノート」(右)を作る。できるだけ一括支払いして無駄な手数料を払わず、割引を徹底的に活用する。

 さらに山本さんの資産管理能力に優れたところは、キャッシュフロー(収入)とストック(資産)を常に意識して生活していることだ。「今月稼いだこのおカネは、何年後の何に使う資金なのか、常に意識して貯蓄してきた。良くないのは今月の収入から今月の出費を出してしまうこと。これではダラダラ出費で、一生お金がたまりません」。まずは貯蓄で家計の資産を増やして、それを基に収入を増やしていくというアプローチだ。


 資産運用の面でも、山本さんは「いかに収入を生む資産に投資するか」を意識している。具体的には配当金狙いでエーザイ、日本オラクル、日産自動車、トヨタ自動車などの日本株を保有してきたほか、さわかみ投信でも運用中。「配当は現在年間で13万円ほどだけど、この数年間で評価額が下がってしまって結果として資産を殖やすことに役に立ったかどうかは不明」。このほか、4年前に退職金約2000万円で、中古物件を安く3軒購入した。「目標とする年間家賃収入は150万円。現在は130万円くらい。今後は年金と家賃収入で、自分ひとりの生活を守っていきたいと思います」。


 最後に、「なかなかたまらない子育て家庭へのアドバイスは?」と聞くと、「最初はまどろっこしい積立貯蓄だけど、後々威力を発揮する。未来の生活費を今作っているんだと思う気持ちで続けてみてはどうでしょう」という。


山本さんの「殖やす」コツと「減らさない」コツ

編集部からのコメント

世の中の平均的な金融資産の額は、年齢によって大きく異なりますが、ボリュームゾーンは概ね300万円から1,500万円くらい、という感じでしょうか?

一方、平均的な世帯年収は300万円から800万円の間くらいという感じだと思いますので、その点では年収から見た保有金融資産の割合というのは概ね「1倍〜3倍」という感じになるのですかね。

そうやって考えると、上記のコラムでは「年収の7倍以上」の資産を持つ世帯が登場しているわけですが、年収比、いかに多くの資産を蓄えたかがわかりますね。

今回登場されている女性(55歳/離婚済)の方の具体的な資産状況としては以下のようになっております。

・子ども3人(30、28、26歳)
・年収:500万円
・資産:6,150万円(金融資産2,100万円+不動産)

金融資産はあくまで2,100万円ということですね。それならまだ、庶民でも運がよければ手が届くレベルと言えるのかもしれません。金融資産が6,150万円と言われてしまうと絶対無理ですが(笑)。

とは言え、3人の子どもがいて、離婚されているのに、これだけ高水準の資産を形成されたと言うのはやはりすごいですね。

気になるのが、なぜそのようにお金を貯めることができたか、という点ですが、まず大きいのは22歳〜51歳までの教師としての年収が500万円〜800万円ほどあった、ということですね。

夫の収入も300万円〜400万円ほどあったと推測できるので、いつ離婚したかによりますが、後年であれば、それまでは世帯年収が1,000万円前後あり、仮に毎年300万円〜400万円ほど貯金できたとすると、当初10年間で3,000〜4,000万円の貯金ができることになります。

・・・さすがにそんなにうまくはいかないですかね?2,000〜3,000万円とか。

さらに、すでに退職金を2,000万円受け取っているようで、それらを足せばベースとして4,000〜5,000万円の資産(含む自宅)があり、そこから、離婚後にコツコツと1,000〜2,000万円上積みした、というのが大まかな資産形成の概要でしょうか。

実際、「収入の3割以上は貯蓄していった」ということですので、当らずとも遠からずだと思います。

その彼女の貯蓄のコツをまとめると以下の通りです。

・収入の3割以上貯蓄する
・前もって、「何年後にいくら必要か」という教育費計画表を作り、必要な時期までに必要資金を貯める
・「目的別貯金ノート」をつくり、計画的に貯める
・まどろっこしくても積立貯蓄を根気強く活用する

という感じですかね。それ以外にも「キャッシュフロー(収入)とストック(資産)を常に意識して生活している」とか、「いかに収入を生む資産に投資するか」と言った点が挙げられておりますが、こちらは正直、あまりピンと来ませんでした。

どうでしょう、これらの彼女のアドバイスは参考になるでしょうか?

もちろん参考になる面はありますが・・・しかし、彼女がこれだけ財を成せた一番の理由はやはり、女性ながら「安定的かつ給料のいい仕事」に就けた、という点だと思いますね。

子どもを3人産みながらも仕事を続けることができたことも幸運だったといえるのでしょう。

さらに言えば、退職した今もご実家の仕事を手伝い、年収500万円を維持している点も、他の人にはない恵まれた環境なのではないかと思います。

今後の貯蓄スタイルとしては、女性もなるべく安定した仕事を見つけ、さらに子どもが生まれても辞めないことが重要と言えるのかもしれませんし、男性からすれば、ぜひそういう女性と結婚したい、なんて時代になってくるのかもしれませんね。

ということで、この方の場合は、もちろんご自分の努力もあると思いますが、資産形成において恵まれた環境であった点も追い風になっているのではないかと思います。

しかし境遇を羨んでも意味がありませんので、まずは誰でもできることとして、上記「収入の3割以上貯蓄する」など、参考になる点を取り入れていってみてはいかがでしょうか。

参考になさってください。

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