寒さの中にも段々、春の気配を感じる今日この頃ですが、春の到来と共に幕を開けるのが、お花見シーズンとプロ野球であります。
とは言いながら、お花見はともかく、プロ野球の方はサッカー人気に押されっぱなしのような気がしますがいかがでしょう?具体的な数字は把握していませんが、少なくともゴールデンタイムの野球中継はかなり減りましたよね。
往時の盛り上がりや名勝負の数々を知る者とすれば、少し寂しい気がします。
そんな劣勢のプロ野球を盛り上げようと、沖縄の地方銀行である琉球銀行が募集しているのがプロ野球応援定期預金「Vキャンプ」ですね。詳しい内容は以下の通りです。
◆琉球銀行/「第14回プロ野球応援定期預金Vキャンプ」
・取扱期間 : 平成24年1月30日(月)〜平成24年3月30日(金)まで
※募集総額100億円に達し次第、終了
・対象商品 : スーパー定期1年もの
・適用金利 : 店頭表示金利
・預入金額 : 10万円以上〜1,000万円以下
・預入方法 : 店頭窓口
・懸賞概要 : 上乗せ金利
■日本シリーズ優勝 /
(税引前)+0.3%上乗せ
■ペナントレース1位 /
(税引前)+0.2%上乗せ
■ペナントレース2位・3位 /
(税引前)+0.1%上乗せ
■ペナントレース4位以下 / 上乗せなし
日本シリーズで優勝すると+0.3%、ペナントレース1位で+0.2%、ペナントレース2位〜3位で+0.1%。可能性としては1位〜6位のどこかなわけですから、50%の可能性で当選すると考えれば、この手の懸賞付き預金としてはかなりの高確率と言えます。
一方でそうした高確率を反映してか上乗せ幅自体はそれほど高くないですね。実際、琉球銀行の1年もの定期預金の店頭表示金利といえば現状0.03%です。ということは最高でも出来上がりの金利が0.33%に留まるわけなので、ネット銀行の1年もの定期と比較してもそこまで魅力的ではないですね。
加えて0.33%となるのはあくまで日本シリーズ優勝の場合のみということですから、やはり確率としてはかなり下がってしまいますね。趣旨に賛同して預けてみる、というのが主な動機となるのでしょうか。
ちなみにHPでは確認できませんでしたが、対象球団は、県内で春季キャンプをする10球団のうち巨人を除く9球団ということで、なぜかナショナル球団である巨人を除く、ということですね。なぜでしょう?何か大人の事情があるのでしょうか・・・。
さて、琉球銀行といえば、沖縄銀行と並び、高金利預金で隠れた人気でしたが、HPでチェックする限り、今やすっかり金利が下がってしまったようです。世の中の「金余り」はついに沖縄にまで及んでいるということでしょう。全国どこへ行っても運用先がない、という状況なのでしょうね。
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