口座連携サービス「マネーブリッジ」とは、同行口座と楽天証券口座を連携させることで、従来以上にシームレスな資金移動が可能となり、信用取引口座で発生する不足金などを自動的にスイープするサービスなどを提供しているもの。
同キャンペーンは、「マネーブリッジ」を利用している顧客を対象に、同行の普通預金の優遇金利を現在の年0.12%(税引後年0.096%)から、年0.14%(税引後年0.112%)を適用する「普通預金口座金利優遇」が受けられる。期間は6月29日まで。
また、楽天証券での取引の際に「ハッピープログラム」を通じてプレゼントする楽天スーパーポイントが、投資信託保有残高10万円ごとに6ポイント(通常は10万円につき4ポイント)、国内株式(現物)の取引時の手数料が100円につき2ポイント(通常は100円につき1ポイント)と 増量する、「ハッピープログラムのポイント増量」が受けられる。期間は6月30日まで。
同行と楽天証券は、「今後もさらに連携を強化し、従来のネット銀行やネット証券にはない、付加価値の高いサービスを提供していく」としている。
5月となりましたね!少しは景気回復の恩恵を感じたいものですが、最近の市場での1年もの金利の推移はこのようになっています。
まだまだ金利は低いままですね。現状の1年もの市場金利は0.337%です。ということは1年もの定期預金の金利は高くても0.33%に留まるということです。
来月には夏のボーナス商戦が始まってくるわけですが・・・金利上昇は望める状況ではなさそうです。
そうした金利環境を背景に支持を集めているのが、「様子見資金」の受け皿となる高金利の普通預金ですね。先週取り上げたのが、住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」でした。具体的な金利は以下の通りです。
◆住信SBIネット銀行「SBIハイブリッド預金」
・普通預金 : 0.12%
なかなかの高金利ですね。
この預金は「ハイブリッド」という名前が示すとおり、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座間をつなぐ普通預金ですが、SBI証券の最大のライバルといえば楽天証券であって、楽天銀行と楽天証券の口座間をつなぐサービスも提供されています。それが「マネーブリッジ」です。
マネーブリッジ自体は単なる決済サービスですが、楽天銀行の場合、マネーブリッジ利用者に普通預金そのものの金利を優遇しており、こちらの方が使いやすいといえるかもしれません。
そんなマネーブリッジですが、利用者が10万人を突破したということで金利優遇キャンペーンが実施されているようです。具体的な条件は以下の通りです。
◆楽天銀行「マネーブリッジ利用者10万人突破!キャンペーン」
・キャンペーン対象期間 : 2012年4月25日(水)〜6月29日(金)
・キャンペーン対象条件 : 楽天証券および楽天銀行の両方に口座を持ち、「マネーブリッジ」を利用
・普通預金の優遇金利 : 年0.14%
0.14%ということですから、SBIハイブリッド預金を上回るかなりの高金利ですね。メガバンクの普通預金の金利が現状、0.02%程度ですからおよそ7倍ということになります。
ただし普通預金ですので、キャンペーン期間が終了すると即座に元の金利である0.12%等に引き下がる点はご注意ください。
ちなみに今までマネーブリッジ優遇金利がアップするたびに、SBIハイブリッド預金も追随していましたが、今のところまだ住信SBIネット銀行側の動きはないですね。今回は静観するのでしょうか?個人的にはそちらも気になるところです。
お得な普通預金を探している方は参考になさってください。
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