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定期預金関連ニュース

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2012/5/31 <日本経済新聞

[貯金・定期預金コラム]品位ある節約


──独自の節約哲学を説いた『節約の王道』がベストセラーになりました。『イギリスはおいしい』などでのダンディーなリンボウ先生のイメージと、節約本は意外な組み合わせでした。

林望さん:イギリス貴族の日常生活は驚くほど地味なものです。むやみにおカネを使わず、生活を質素にすることこそ品位のある暮らし方だと考える風潮があります。

 一方、僕を含めて大半が中流階級の日本で、ブランド品がばんばん売れる。全く珍現象ですよ。それでいて、そこそこ裕福なはずなのにおカネがないと嘆いている。

 本当に今の生活が合理的なのか、どこか間違っているところはないのか、無駄なことに無用のおカネや力を使っていないかを直視しようと、この本で提案したかった。ちまちました節約ノウハウには興味がないんですよ。大切なのは、生活全体を根本的に、徹底的に見直すことです。

──例えば食材の買い出しは、基本的な食材を冷蔵庫がいっぱいになる分だけ買って、完全に使い切ってから買い出しに行くそうですね。

 あれは僕自身がいろいろやって一番いいなと行き着いたやり方です。家では日々の食事は基本的に僕が作っていますから。

 食材を買うときに10円、20円にこだわるのに、結局冷蔵庫で腐らせてしまう人が結構いるようですが、それでは元も子もないでしょう。食材を使い切る習慣を身につけて、それを続けていけば、自然に食費の無駄遣いがなくなります。

──洋服は一度に3着まとめ買いできる値段のものが身の丈にあっているという尺度も面白い。

 もっぱらユニクロの服を愛用しています。ベーシックなデザインで着心地が良く、しかも安い。

 なぜ3着かというと、それくらい苦も無く支払える額のものでないと、自分のものとしてしっくり着こなせないと思うからです。もちろんファッション業界で働いていて、服が人生であるような人は別としてですよ。要するに、洋服代はいくらまでが適当だなんてふうには決めつけられないけれど、自分の身の丈に合ったおカネの使い方を自覚して、モノを選んでいるかということです。

──自動車の選び方にもルールがあるそうですね。

 年収の1カ月分というのが、自分の身の丈にあった車の購入価格の上限だと思っています。例えば年収600万円の人なら50万円。これは社会人になってからずっと守っている「枠」です。だから30代のときは本当にオンボロの中古車しか乗れなかったですよ。けれども別にいいんです、車なんて動けば。

 僕は車の運転がとても好きなのですが、法外に高い車を持ちたいとか、持っている人がかっこいいとか思ったこともありません。フェラガモのスーツ着て、フェラーリに乗っている人なんかを見ると、憐憫(れんびん)の情すら覚えますよ(笑)。そんなことにおカネ使ってと、説教したくさえなりますね。

──学者には、おカネに無頓着な人が少なくないようですが、林さんは少数派でしょうか?

 いや、僕も割合無頓着ですよ。だからこそ「枠」を作ってしまうんです。例えば、銀行でおカネを下ろすときは必ず3万4000円と決めているんですが、これはお財布にたくさんおカネを入れておくと使ってしまうから(笑)。4000円という端数をつけるのは、一度一万円札を崩してしまうと、あっという間になくなっちゃうからです。何より、このやり方が僕にとって合理的なんです。例えば1日1000円しか使わないというルールを決めてコツコツやろうとしたら、財布を開くたびにおカネのことを考えなくちゃならない。僕にとって買い物は最大のレクリエーションですから、それじゃ嫌なのです。

──欲しい!と思ったものと出会ったときは我慢しない。

 自分の研究や著作に役立つと思った本は無理しても買い続けてきましたね。もう、本に関しては無理してきました。その代わり、それ以外は自分の範囲内で暮らすように心がけました。小市民的とか、男らしくないとかいわれてしまうかもしれません。でも、おカネの使い方は僕にとっては生き方そのものでもあるんですね。自分の人生で何が肝心なのかという基準を設けて、肝心なことには使い、そうでないことには徹底的に使わない。そのメリハリのつけ方に妥協しない。これが節約の王道だと思っています。

──不景気は身の程を知るチャンスだともおっしゃっています。

 景気が悪いと、無い袖は振れないってところから発想せざるをえない。これを機会に「やめられない」たばこやお酒やブランド品をやめてみちゃどうだい、っていうのも提案したいことですね。

──心します。

 いきなり一生飲むなとはいいません。まずは半年だけやめてみてごらんなさい。そうすると今までどれだけ時間を無駄にしていたかってことをすごーく実感すると思います。酒飲みが酒飲んでしゃべってることっていうのは要するに全部たわごとですから(笑)。


編集部からのコメント

今回は『節約の王道』という本がベストセラーになっているらしい作家、林望氏へのインタビュー記事を取り上げてみたいと思います。とは言いつつ浅薄な記者は、このタイトルも、この方も存じ上げておりません・・・すみません。

さて品位ある節約とは、なかなか興味をそそられる響きですが、具体的にはどういうことなのでしょうか?考え方としては、イギリス貴族の日常生活がお手本であり、むやみにおカネを使わず、生活を質素にすることこそ品位のある暮らし方、ということのようです。

どうでしょう?

上記コラムでは深く解説されていませんし、詳しく知りたければ本を読むべし、ということなのでしょうけれど、正直・・・あまりピンと来ないですね。品位があるかどうかを基準におくと、他人がどう思うか、他人にどう見えるかが優先されてしまい、自分自身の満足度が後回しになってしまいそうです。

イギリス貴族が本当に生活を質素にしていたのかどうか、記者はよく知りませんが、仮にそうだとすれば、それは美意識に基づくものというよりも、民衆から恨まれたり、一揆が起きないようにするための処世術、統治手法の一環のような気がしますね。

イギリスの新しい王妃であるキャサリン妃は大きな人気を集めていますが、それはその美貌だけでなく、庶民的なライフスタイル、金銭感覚も背景にあるようです。昔から権力者が妬まれないためには質素な暮らしがカギだったのでしょうね。

・・・と、本も読んでいないのに、のっけから批判めいたトーンになってしまい申しわけありません。

ここでコラムに話を戻して、具体的な節約方法として提案されているのが以下の方法です。

・食材の買い出しは、基本的な食材を冷蔵庫がいっぱいになる分だけ買って、完全に使い切ってから買い出しに行く
・洋服は一度に3着まとめ買いできる値段のものが身の丈にあっている
・年収の1カ月分というのが、自分の身の丈にあった車の購入価格の上限
・不景気を機会にたばこやお酒、ブランド品をやめてみる

なかなかユニークなルールですね!

1つ目の食材の買出しについてはどうでしょう?完全に使い切ってから買出しに行く、というのは確かに節約に貢献しそうですね。そのままだと無駄になってしまう食材は結構ありますし、残った食材から料理するのも一興といえば一興です。

一方で、「基本的な食材を冷蔵庫がいっぱいになる分だけ買う」必要性が今一つ分からないですね?たくさん買えば安くなる、ということであったり、こまごま買いに行くのは時間の無駄、ということであれば確かにその通りかもしれませんが。

2つ目の洋服の目安はどうでしょう?3着まとめ買いできる値段のもの・・・どういった種類の服を買うかによりますが、上限が1万円だとすると、1着あたり3,333円・・・確かに身の丈に合っているかもしれませんね(笑

3つ目は、自動車の値段は年収の1ヶ月分ということですね。通常は半年分くらいじゃないでしょうか?年収400万円なら200万円のクルマ。年収800万円なら400万円のクルマ。・・・何となくイメージに合いそうですが、1ヶ月分ということはその1/6ということですね。なかなかお厳しい。

年収400万円なら約33万円。新車を買うには年収1,000万円以上必要ということになります。これは厳しすぎると思いますので、個人の価値観ではないですかね。今や、クルマの必要性を感じていない人も増えているわけですが。

最後の、不景気を機にぜいたく品をやめてみる、というのは大賛成です。たばこやお酒をやめるのは大変かもしれませんが、ブランド品はやめたところで全然困らないですよね。気にするのは本人だけではないでしょうか。

百貨店に行っても、全身をブランド品でかためている人というのはなかなかいないですよね。仮にいたとしても間違いなくダサい。もちろん本当のお金持ちにとって、百貨店は行くものではなく、来るものなのでしょうけれど。

記者は幸か不幸かバブル時の熱狂を体感している世代に属しますが(今となっては貴重な体験ですね)、正直、あの時代は息苦しく、生き苦しい時代でもありました。高いものを買わないといけない、ブランド品を買わないといけないという「強迫観念」が日本を覆っていましたからね。

バブルが崩壊し、日本が落ち着いたときに、やっと身の丈にあった消費ができるとホッとした思い出があります。

今は倹約も節約も、その人のライフスタイルとして認められる時代となりました。要は節約しても恥ずかしくない時代になったということです。良い時代ですねぇ。

無理して消費する必要は全くありません。これを機会に無駄な支出が思い出される人は見直してみてはいかがでしょうか。そうやって人に左右されず自然体でやりくりできる人こそ品位を感じる気もしますね。

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