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2012/6/28 <マイナビニュース

[貯金・定期預金コラム]20代主婦の4割が「節約は楽しい」と回答


 パルシステムは6月5日〜11日、20歳〜59歳の既婚女性1,000人を対象に、節約に関する意識について聞いたところ、20代主婦で"節約は楽しい"と感じている人は4割にのぼることがわかった。

 節約に関する意識について聞いたところ、家庭で節約をしている953名が「あてはまる」とした割合は、「節約はつかれる(45.8%)」、「節約の効果は感じられない(28.4%)」となり、家庭で節約をしている回答者の4割半ばは節約に疲れを感じ、3割弱は節約の効果が実感できていないことがわかった。

 一方で、「節約は楽しい」では、「あてはまる」の割合は29.2%と、家庭で節約をしている回答者の約3割は節約を楽しんでいるようだ。

 年代別にみると、20代主婦では40.6%と、他の年代の主婦よりも高くなり、30代主婦は31.8%、40代主婦は21.1%、50代主婦は23.6%だった。また、「あてはまらない」との割合は20代主婦は19.2%、30代主婦は27.5%、40代主婦は36.3%、50代主婦は32.8%となり、20代主婦、30代主婦では、楽しいと感じている割合のほうが高く、40代主婦、50代主婦では楽しいと感じていない割合のほうが高くなっている。

 また「節約を今後も行っていきたい」では、「あてはまる」という人の割合は9割にのぼった。これを年代別にみると、20代主婦は94.6%、30代主婦は94.0%、40代主婦は86.9%、50代主婦は87.1%。20代主婦、30代主婦では、節約を今後も行っていきたいとする割合が9割を超えており、節約を楽しむことがモチベーション維持につながっている様子がうかがえると同社は分析している。

編集部からのコメント

 日本が少子高齢化に伴う構造的な不況に陥って早20年が経とうしています。20年!気が遠くなるような年月ですね・・・。それはつまり、高度成長やバブル、右肩上がりの経済を知らない人が増えているということで、考えさせられるものがあります。

 さて、この20年は基本的にはデフレの時代ですね。モノの価値が下がり、お金の価値が上がっていった20年であります。お金の価値が上がるというのはどうもピンと来ませんが、要はモノの値段がどんどん下がっていったわけで、「価格破壊」という言葉が陳腐化するほど、衣食住、全ての値段が下がっていきました。

 そう考えると、今の日本というのは意外に暮らしやすいのかもしれませんね。給料が上がらない、ボーナスが減った、売り上げが伸びない、というデフレ経済の負の面がいつもクローズアップされ、気持ち的にも確かにこれらが上昇しないと今ひとつ乗れないわけですが、一方でモノの値段が下がりどんどん暮らしやすくなっているというプラスの面があることも認識しておくと、少しは今の経済状況を前向きに捉えることができるかもしれません。

 実際、高度成長期より今の方が、全ての世代で概ね幸福度・満足度が上昇しているという調査結果もありましたね。

 そんなデフレ経済のもと、モノの値段が下がっていくのは確かにありがたいのですが、気をつけないといけないのは出費も同様に下げていかないといけないということです。モノの値段が下がっているのに出費が同じままでは気がつかないうちに「どんどん贅沢していっている」ということになります。

 贅沢しようと思って贅沢するならまだしも、その気がないのに結果的に贅沢してしまっているのは馬鹿馬鹿しいですね。デフレ経済のもとでは、デフレ家計=常に生活費を減らし続ける家計が必要ということになります。

 そのために大切なのが節約意識ですが、上記記事では「20代主婦の4割が節約は楽しいと回答」しているということで、なかなか頼もしいですね!楽しくないことは続きませんので、節約を楽しめるのであればこれに勝るものはありません。

 しかし記事の本文を読むと・・・全体像は真逆ですね・・・。主な回答結果はこうなっています。

・節約は疲れる    : Yes/46% No/21%
・節約の効果はない : Yes/28% No/32%
・節約は楽しい    : Yes/29% No/29%
・節約の必要はない : Yes/15% No/72%
・節約を続ける    : Yes/91% No/1%

 いかがでしょう?この回答結果をして、よくこのような記事のタイトルにしたなぁ、という感もしますが、全体像からすれば「節約は疲れるけれど、必要だし、今後も続けざるを得ない」というのが多数派の意見となります。

 うんうん、よくわかります。記者の実感とも概ね合いますね(笑

 一方で「節約は楽しい」と答えた人を年代別に見ると、こういうことのようですね。

・20代 : Yes/41% No/19%
・30代 : Yes/32% No/28%
・40代 : Yes/21% No/36%
・20代 : Yes/24% No/33%

 タイトルどおりではありますが、なかなか興味深い結果ですね!これがライフステージの変化に伴う年代固有のものなのか、それとも時代背景を反映したジェネレーションギャップなのか、見方は分かれるかもしれません。

 前者のライフステージの変化に伴うものだとすれば、確かに40代というのは最も出費がかさみ、貯蓄が減る一方で、住宅ローンを始めとする借金がかさむ時期ですね。こうした状況では家計は常にタイトで、節約の切実さが他の年代と比較するとまるで違う、というのがあるのかもしれません。

 他方、後者のジェネレーションギャップだとすると、今の40代というのは大学〜20代においてバブルを経験したまさにバブル世代ですから、倹約・節約からはほど遠い青春時代と社会人デビューを経験してきたわけで、そもそも節約が苦手というのはあるのかもしれませんね。

 真偽は定かではありませんが、もし前者だとすれば20代・30代の時からしっかり貯蓄をし、将来に備えることが必要だと言えますし、もし後者だとすれば、今のデフレ経済の下で育った20代・30代は金銭感覚の面でもメリットを受けていることになります。

 いずれにしても、どの世代でも圧倒的に賛同を得ているのは「今後も節約を続けていく」という点で、であるなら、やはり楽しんだほうがいいに決まっています。まずは節約を楽しもうとすることから始めてみてはいかがでしょうか。

 言うは易く行うは難しですが、具体的に言うと、たとえば「昨年と比べて減らした支出の半分を上限に旅行する」など、何らかの目標・ご褒美を設定するのも1つの手ですね。記者の若かりし頃は増えていく通帳残高がそれなりにご褒美となっておりましたが(笑

 また1人ではなかなか続かないことでも、家族や友人を巻き込めば継続しやすくなるかもしれません。みんなで楽しめることを目標にする等ですね。

 節約をなかなか楽しめない方は参考になさってください。

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