編集部からのコメント

１２月ももう中旬。２０１２年も残すところあとわずかとなりました。しかしどうも年末気分が盛り上がらないのは何故でしょうか！？まだ年賀状の準備をしていないからですかね。

年賀状の文化も早くデジタル化されることを祈りたいと思います・・・。

今回はそうした年末を迎えるタイミングに合ったコラムを見つけましたのでご紹介したいと思います。英会話のＧＡＢＡが実施した、「ビジネスパーソンの今年の振り返りと来年の目標に関する調査」ですね。ビジネスパーソンと言いつつパソコンやスマートフォンではなく、携帯電話でのアンケートのようですので多少の偏りがあるような気がしなくもありませんが、調査結果を見てみたいと思います。

まず「今年の目標」のベスト３はこうですね。

１位　：　貯金・預金　３７．２％
２位　：　ダイエット　３１．４％
３位　：　年収UP　２３．３％

ベスト３としては１位でも３７．２％ということでシェアが低い気もしなくはありませんが、こうした目標は性差や年代差なども含め多様性があるということですかね。

個人的には貯金・預金やダイエットは大いに共感できるものの、年収アップはどうなのでしょうね？もちろん年収アップはうれしいですが、貯金・預金やダイエットと違い、自分の力では何ともならない部分が大きいのではないでしょうか。歩合制や業績連動性なら別かもしれませんが。

年収アップにつながるかもしれない、自己投資や自己研鑽、人脈の拡大を目標に挙げるならまだ分かる気がするのですけれど。

ちなみにこうした目標の気になる達成度合いですが記事によればこういうことのようです。

・達成した目標がある　：　６１．１％
・達成した目標はない　：　３８．９％

どうでしょう？克己心が滅法弱い記者からすれば、６割を超える目標達成率は正直、高い気がします。みなさまお疲れさまでございました。

かく言う記者が今年の新春、どんな目標を立てたかまるっきり思い出せないのですが（そもそも目標を立ててない可能性すらありますが）、昨年の新春だかに考えた目標を思い出し、その基準で考えると・・・５０％くらいの達成率ですかね。反省でございます。

さて、上記コラムには続きがありまして、来年、つまり２０１３年の目標としてはこういうことのようです。

１位　：　貯金・預金　４７．０％
２位　：　年収UP　３８．１％
３位　：　ダイエット　３２．０％
４位　：　健康度UP　２５．１％
５位　：　男子・女子としての魅力UP　２３．１％

今年の目標と比較して、貯金・預金や年収アップが大きく増加しているのは時節柄、ということなのですかね。

記者はやはり年収アップという目標が今ひとつピンとこないわけではありますが、具体的にどうすれば年収アップできるのか、むしろ教えてほしいくらいです（笑

６位以降も含めた全体の順位としてはこうですね。男女で分けたグラフの方をご紹介します。



全体的な傾向は概ね同じですが、貯金・預金については女性の方が多い一方で、男性はむしろ年収アップが１位ですね。お金について守りを重視するのか、攻めを重視するのか、という点でははっきりとした性差がありそうです。

しかし全般的には女性はしっかり目標を持つ一方で、男性は相対的に目標が少なく無計画さが目立ちますね。記者自身も人のことは全く言えませんが・・・。

どんな内容であれ、実現可能性がどうであれ、目標を持つこと自体はいいことですね。あまり意識したことがない方は少し立ち止まり、新年の目標について考えてみるのもいいのではないでしょうか。

また、２０１２年も残りわずかとなりましたが、あともう一息で達成出来る方はぜひラストスパートに努めていただければと思います。

読者のみなさまにとって実り多い年末となり、実り多い２０１３年となることを祈っております。