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[7月の定期預金金利予測]
市場金利は低下の兆し 定期預金キャンペーンに期待

2013年7月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2013/6/20

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

6月もあっと言う間に下旬ですね。6月といえばボーナス支給が始まる時期ですが、すでにボーナスを受け取った方も少なくないかもしれません。

長引く不況や雇用形態の多様化により、サラリーマンであれば、みんながみんなボーナスをもらえた時代ははるか昔、かもしれませんが、幸運にもボーナスを手にされた方は、消費に貯蓄に、大いに活用いただければと思います。

この夏のボーナスは増額傾向のようですが、実態はどうなのでしょうか・・・。

さてこうしたボーナスシーズンの到来に合わせ、強化されていくのが銀行の定期預金金利ですが、その金利動向を占う上でカギとなってくるのが市場金利の推移です。

特に最近の市場金利が注目なのは、4月の「異次元の金融緩和」以降、金利がなぜだか上昇しているからですね。金融緩和が実施されれば本来は金利が低下するはずで、なぜ金利が上昇したのかよく分かりませんが、最も代表的な市場金利である長期金利=10年もの国債金利はこのようになっています。



金融緩和発表直後に0.4%台から0.6%台まで上昇したのも驚きですが、さらに驚きだったのが、5月に0.5%台から0.8%台へ、一気に0.3%もジャンプアップしたことですね。

これだけ金利が大きく反応する明確な材料があるならまだしも、特にそんなものはなかったと記憶しています。だとすれば、なおさら金融市場にはサプライズとなったのではないでしょうか。

もちろんどんな理由にせよ金利が上昇してくれるのであれば定期預金ユーザーにとってはありがたいわけですが、実際には定期預金金利が上昇する動きはほとんど見られません。

その理由としては、やはり銀行が、今の金利上昇は「異次元の金融緩和」発表に伴う「あくまで一時的な混乱」と捉えているからではないでしょうか?

実際足元では、日銀と金融市場との信頼関係が徐々に復活してきているようで、金利に低下の「兆し」が出始めていますね。まだあくまで「兆し」ではありますが、少なくとも金利上昇は収まっているように見えます。

加えて金利が混乱しているのはあくまで国債に関連する金利であって、上記の通り1年もの市場金利については、引き続き0.24%前後という、歴史的な低水準を維持しています。

そんなわけで、そもそも定期預金金利が上昇しない可能性もあることに加え、仮に上昇したとしても5年ものや10年ものといった長めの定期預金金利が中心で、手頃な1年もの定期預金は現状の金利水準(=高くても0.25%前後)を維持する可能性が高まっています。

この夏の定期預金キャンペーンについては、あまり金利上昇を期待しすぎず、相対的に金利の良い定期預金をコツコツ利用していくのが現実的かもしれませんね。

果たしてそうした読みが正しいかどうか、7月の定期預金金利に注目です。

ここで足元の定期預金の動向を振り返ってみると、やはり6月だけあって、結構魅力的な定期預金やキャンペーンが始まっています。

まず目を惹くのが、SBI新生銀行の「特別金利円定期キャンペーン」ですね。5年もの金利は何と0.45%です!かなり魅力的な金利ですので、長めの運用をご検討の方にはオススメですね。

SBI新生銀行はそれ以外にも、金利が0.15%の「2週間満期預金」などのユニークな預金や、ATM手数料・振込み手数料が無料になるサービスなどを提供しており、口座そのものも人気です。まだ口座を持っていない方はこの機会に口座開設を検討されてもいいかもしれませんね。

>>>SBI新生銀行の最新キャンペーン金利はこちらから

次にじぶん銀行は「デビュー応援プログラム」を実施し、新規客には3ヶ月もの定期預金が0.40%と破格の金利になっています。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちらから

また、当面様子を見たい、という方には東京スター銀行の「スターワン1週間預金」がおすすめですね。こちらは1週間で0.25%と、他の銀行の定期預金の金利を上回る驚きの高金利と、1週間ごとに引き出せる高い利便性が魅力です。

>>>スターワン1週間円預金の最新金利はこちらから

加えて、東京スター銀行と言えば、仕組み預金である「右肩上がり円定期」が高金利で有名です。しばらく使わない資金を少しでも高い金利で運用したい方は検討されてはいかがでしょうか。

特に今月から最大1.2%、平均利回り1.11%へと利上げされたため、より魅力的になっています。

>>>右肩上がり円定期の最新金利はこちらから

定期預金キャンペーンとしては、住信SBIネット銀行が、恒例の「円定期預金 特別金利」キャンペーンを今月から開始しています。6ヶ月0.20%、1年0.25%という手頃な金利に加え、新規に口座を開設の上、この定期預金を利用するとさらに現金1,500円がもらえます。

既に口座を持っている方だけでなく、まだ口座を持っていない方もこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。

>>>住信SBIネット銀行の円定期預金特別金利はこちらから

それ以外では、いつも高水準の定期預金で人気のオリックス銀行が1年もの金利を0.27%に引き上げています。他の銀行が預金金利を引き下げている中での利上げは、完全に戦略的なもので評価できます。

結果的には今月は、1年もの定期預金でオリックス銀行が最高金利、ということになっています。加えてオリックス銀行は、キャンペーンや時期に関わらず、いつも高水準の金利を維持していますので、満期の時に右往左往しなくていいという点で、金利以上の魅力を感じる方もいるかもしれませんね。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちらから

上記の通り、なかなか思うように定期預金の金利が上昇しない今だからこそ、こうした金利も利便性も高い定期預金をコツコツ利用しながら、本格的に預金金利が上昇するタイミングを待ちたいものですね。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。

・普通預金(含む1週間定期): 0.01%〜0.25%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.27%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.45%

・3年もの仕組み預金: 0.20%→0.30%
・6年もの仕組み預金: 0.50%→0.70%
・10年もの仕組み預金: 1.00%→1.20%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

なかなか今すぐの定期預金金利の上昇に楽観的になれない記者ではありますが、そうは言いつつ、7月はいよいよ本格的なボーナスシーズンですからね。より積極的な定期預金キャンペーンの開始を楽しみにしたいと思います。

参考になさってください。

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