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貯金・定期預金コラム:
20〜30代男性の平均預金額は50万円!?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。
2013/7/25 <リアルライブ

20〜30代男性の貯金額平均は、たった50万円!?




※抜粋

編集部からのコメント

初めに断っておきますと、上記記事はそうとは見えない記事広告でして、ある意味「ステルスマーケティング」に近いものですね。

したがって内容もツッコミどころ満載なわけですが、あえて釣られてご紹介したいと思います。

まず、おや?と思ったのが、20〜30代男性の平均預貯金額がたった50万円というタイトルですね。こちらのコラムでもご紹介させていただいている通り、公の調査では「貯蓄あり家計」の平均保有金融資産は以下のようになっています。

>>>預貯金の目安〜みんないくらくらい貯めているの?

・20代:  364万円
・30代:  618万円
・40代:1,023万円
・50代:1,451万円
・60代:2,138万円
・70代:1,789万円

20〜30代で見れば、少なくとも貯蓄がある家計では軽く300万円を超えているわけで、50万円という金額とはかなりの乖離があります。

仮に同世代の半分の方が「江戸っ子」で、貯蓄が全くないと仮定しても(もちろんそんなことはありえませんが)、少なくとも150万円以上で、30代も含めれば単純平均しても500万円近くなります。やはり「50万円」というのは現実感の乏しい数字ですね。

では上記記事でなぜ「20〜30代男性の平均預貯金額が50万円」と結論づけているかと言えばこのように説明しています。

・週プレNEWSが全国の20〜30代男性1,000人を対象に行ったアンケートによれば預貯金「なし」が15%、「50万円未満」が29%の回答。20代〜30代の男性は、約半数が「預貯金50万円未満」という余裕のない生活を強いられていることが明らかになった。

つまりはあくまで約半数が預貯金50万円未満ということで、タイトルにあるような20〜30代男性の「平均預貯金額」が50万円、という話では全くないということですね。なんで半分が50万円未満だからと言って、平均額が50万円という話になるのでしょうね・・・。

実際、週プレNEWSの元記事を見ても「平均額」には一切触れられていません。記事をよりセンセーショナルにするために、こちらのサイトで適当なタイトルをつけた、ということでしょうね。

さてでは最新の「貯蓄なし家計」も含めた平均保有金融資産はどうなっているかというとこんな感じです。

・20代:  208万円
・30代:  499万円
・40代:  756万円
・50代:1,263万円
・60代:1,449万円

20代だけを見ても軽く200万円オーバーですね。

ただ平均値は、こうしたお金の話は上限がないだけにどうしても上振れる傾向にあります。そこでより実感に近いとされる中央値(人数的に真ん中の人)を見るとこうなっています。

・20代:   30万円
・30代:  150万円
・40代:  170万円
・50代:  300万円
・60代:  618万円

ガツンと下がりますね・・・それだけ、コツコツ貯金をして預金を増やしている人とそうでない人とでは差が大きく広がっている、ということなのでしょう。

ただそれでも20代と30代の単純平均は90万円であり、「50万円」からは大きく乖離していますね。参考になさってください。

さて。

ではなぜそうしたセンセーショナルなタイトルになったのかと言えば、もちろん、より多くの読者を集めたいからで、ではなぜ多くの読者を集めたいかといえば、冒頭ご案内したように、これが記事全体で、とある商品をセールスする「記事広告」だからですね。

ではどういう商品をセールスしているかといえば、FXのシステムトレードツールです。いわゆる「シストレ」というやつですね。

つまり、「みんなお金がなくて大変だよね。そういう人にはFXがおすすめだよ。特にシストレなら儲かるよ。」と宣伝したいわけです。

実際、記事には続きがありまして、某社のFXシストレソフトがこのように紹介されています。

・過去5年間にわたるテスト運用においては、リーマンショックを難なく乗り越え、年利平均80%以上という驚異的な結果を出している。毎月数十万円〜数百万円の利益を安定的に得ることができ、まさにサラリーマンの救世主

とのことです。もちろん本当に平均80%のリターンを得られれば救世主ですが・・・世の中、そんな旨い話がないのはご存知の通りです。

まずそもそも仮に年平均80%のリターンを出すソフトがあるなら、だれも外に販売しませんよね?販売しなくても100万円が10年後には3億5,700万円になります。1,000万円なら35億7,000万円ですね。

親から1,000万円借りても十分すぎるお釣りがくるわけで、外部に販売する必要は一切ありません。

ではなぜこうした巧妙(でもないかもしれませんが)な手段を使って広告しているかといえば、もちろん「そんなに儲からないから」であり、「外に販売した方が儲かるから」ということで間違いありません。

カギとなるのは「過去5年間にわたるテスト運用」という点ですね。ここはある意味、正直でいいのですが、実際に年80%儲かってきたわけではなく、「過去5年間なら儲かったであろうロジック」で運用する、ということです。

こうした「過去5年間なら儲かったであろうロジック」を作ることは誰でもできます。

それこそ米ドルなら「この5年間の高値である77円で購入し、100円で売る」というシンプルなロジックだけで30%のリターンを得られたはずです。レバレッジが25倍なら750%。5年間の平均利回りに換算しても年150%ですね。

しかしもちろんこれは机上の空論です。なぜか。

その当時はこの77円(正確には76円25銭)が米ドル円の過去最高値になるなんて誰にも分からないからですね。

つまり、こうした「テスト運用では高収益」というシストレソフトを購入するというのは、まさに「机上の空論」を買っているだけであって、今後も勝ち続ける保証などどこにもないのです。

景気が良くなり、投資が盛り上がってくると、こうした「旨い話」が増えてくる気がします。

実際、投資詐欺は毎週のように社会面をにぎわせています。このように過去のテスト運用で高収益を喧伝するシストレソフトが投資詐欺かと言われると違うとは思いますが、しかし思い通りの収益が上がらない可能性が高いという点では全く同じです。

「旨い話」に騙されないよう、十分ご注意ください・・・。

定期預金などの虎の子の預貯金を守るのは、他でもない自分自身である、という自覚が重要ですね。参考になさってください。


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