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貯金・定期預金コラム:
家計診断/年収450万円、37歳で1,100万円の預金

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。
2013/9/12 <日刊SPA!

月収23万円でも貯金1000万円家族の秘密




※抜粋

編集部からのコメント

先行きがなかなか見通せず、将来の収入アップも期待しづらいこの時代。将来に対する漠然とした不安を少しでも軽減させるために、日夜、節約し、預金を増やしているご家庭は多いと思います。

そうした方々の預金の目標金額はいくらでしょうか?

もちろんライフステージや、持ち家かどうかによっても大きく異なりますが、切りがいいところで「1,000万円」というのが目標というご家庭も多いかもしれません。

実際のところ、世帯年齢別の金融資産残高はこちらで紹介していまが、40歳代の世帯の、預金などの金融資産の平均額は1,023万円となっています。

>>>預貯金の目安〜みんなはいくらくらい貯めているの?

この中にはお金持ちがそれなりにいて、そうした方々の金融資産が全体の平均を相応に押し上げているのは間違いないとは思いますが、とは言いつつ、目標としての「預金1,000万円」というのは、まずまず実現可能性がある金額と言えそうです。

「我が家の年収では預金1,000万円なんて無理無理」と感じられる方もおられるかもしれませんが、世の中にはやはりツワモノがいるわけで、上記コラムで取り上げられている、村上康史さん(37歳:仮名・神奈川県在住)のご家庭は月収23万円にも関わらず、預貯金が1,100万円あるとのことです!

ちなみに30代世帯の平均金融資産は約618万円ということになっており、その倍近い預金額というのはやはりスゴイですね。

この村上家のデータはこのようになっています。

<収入>

・年収 : 450万円(月収23万円)
・預金 : 1,100万円
・貯金額 : 毎月5万円、年間60万円

<家族構成>

・夫 : 37歳
・妻 : 35歳(専業主婦)
・息子 : 3歳

<支出>

・家賃 : 5万円
・水道光熱費 : 2.5万円
・食費 : 2万円
・通信費 : 1.2万円
・夫の小遣い : 1万円

んん?いきなり疑問に思うのが、月収が23万円にも関わらず年収が450万円もあることですね。仮になんやかんやと天引きで毎月5万円くらい差っぴかれているとしても額面28万円×12=336万円であり、450万円から逆算すると114万円余ります。

これが全てボーナスなのだとすると、貯金額が年間60万円というのはちょっと少ない気がしますね。手取り23万円の月収で毎月5万円貯金できているなら、ボーナスの全額とは言わないまでも100万円くらいは預金に回せそうです。

この114万円はどういう扱いになっているのでしょうね?

それはともかくとして、確かに支出は極めてセーブされています。家賃5万円はもとより、食費が月2万円というのも驚異的です。以前とりあげたこちらのコラムでは、毎月の食費は67,000円ということでした。

>>>家計診断/年収520万円。「隠れ借金」で毎月赤字。

こちらは悪い例だとしても、それでもその3分の1以下というのは驚きですね。

ただ2つ目の疑問としては、主な毎月の支出を合算しても約12万円で、貯金額を加えても17万円にしかなりません。一方、月収は23万円ということで、ここでも残りの6万円はどうなっているのか気になるところです。

夫の知らない別口座や、見慣れない新しいバッグがあったりしませんよね?(笑

それはともかくとして、こうしたギリギリの支出を達成するための、ご主人の涙ぐましい努力が上記コラムではこのように紹介されています。

・光熱費節約のため、夜8時には消灯
・休日は公園で遊ぶ程度
・釣りは食材調達の手段。友人の船にタダ乗り
・小遣いは月1万円
・マイホームは断念

いかがでしょう?まず小遣い1万円は確かに厳しいですね。飲みに行くのも簡単ではなさそうです。

また、子供が小さい間は公園で十分でしょうけれど、大きくなってくると徐々にそれだけでは満足できなくなってきそうですね。

一方で、マイホームを断念したとのことですが、本当にその必要はあるのでしょうか?

確かに30年などの期間で見た場合には、賃貸もマイホームも一般的にはトータルコストはほとんど変わりませんので、あえてマイホームを購入しないといけないというわけではありませんが、逆に言えばマイホームを購入してもトータルコストがそう大きく増えるわけではありませんので、「断念」しないといけない合理的な理由はなさそうです。

そもそも世の中の平均年収が400万円前後の中で、年収450万円の村上家ですらマイホームを購入できないとなると、ほとんどの世帯ではマイホームを諦めないといけないことになります。

しかしながら現実的には最終的な「持ち家率」は今でも9割前後あると記憶しています。

この中にはもちろん、この村上家より年収が低い世帯も数多く含まれているはずですから、そう考えるとやはり経済的な理由からマイホームを断念した、というのはちょっと腑に落ちません。

いかがでしょう?

全般的にはつじつまが合っていないところが目立ちますし、釈然としない点も多々あるのですが、少なくとも預金1,000万円達成というのはやる気次第でかなり可能性が高まる、というのは間違いなさそうですね。

もちろん、お金は最終的には使うためにあるわけですし、あまり無理をすると、その無理が別のところから噴出して、結果的に負の連鎖が起こることも多く、何が何でも預金すべしとは思いません。

とは言いつつ、収入があるにも関わらずずっと預金ゼロというのは極端ですし不健全です。

出費と貯金、倹約と生活の質、そうしたバランスをうまく取りながら、幸せな、だけれどもそれなりに預金額も増やせる、健康的な生活を送りたいものですね。

参考になさってください。


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