金利がなかなか上昇しない中で、普通預金や期間の短い定期預金の人気が高まっていますが、とは言いつつもっと長い期間で運用したい資金もあるわけで、そうしたニーズをお持ちの方々に一定の支持を集めているのが「仕組み預金」です。
仕組み預金とは中途解約できない、満期を預金者が選べない=銀行の判断で満期が延長される、と言った制約がある代わりに金利が高い預金ですね。
その仕組み預金をメジャーな金融商品にしたパイオニアといえばSBI新生銀行ですが、ニーズの高まりを背景にしてか、新たに「パワード・ワン プラス」という商品を投入してきました。
以前も似たような商品を販売していましたので、復刻版と言えるのかもしれません。
「ワン」という名前に期待してしまいますが、気になる金利水準は以下の通りです。
◆SBI新生銀行/パワード・ワン プラス
・金利 : 当初5年間1.0% → 銀行の判断で延長されると次の5年間1.0%
やはり金利は1%ということでかなりの高金利ですね!期間が長いのがネックですが、相応に人気を集めるのではないでしょうか?
また、今までのように金利が上昇しない状況では、こうした仕組み預金は延長されずに満期となる可能性が高くなります。仮に延長されなければ「5年1.0%」ということになり、さらに魅力が増すことになります。
つまり、延長されても延長されなくても、どちらもオイシイと言えるのかもしれませんね。
加えて、延長されてもされなくても、金利がずっと1.0%で変わらないという点に安心感を感じる方もおられるのではないでしょうか。
ちなみにこの「パワード・ワン プラス」を利用すると自動的に新生ゴールド会員となり、他行宛ての振込手数料が月5回〜10回無料になるなどの優遇が受けられます。
仮に他行宛ての振込み手数料が一般的に315円とすると、月5回なら年間18,900円、月10回なら年間37,800円相当のメリットとなります。「パワード・ワン プラス」の元本が300万円なら、税引き前で「1.58%」の金利相当ということですね。
つまり、金利1.0%+振込み手数料相当1.58%=2.58%の利回り(税引き前)となるという計算です。
毎月10回、きっちり他行宛て送金するかどうかは別にして、こういった付帯サービスのメリットも勘案すれば、さらなる魅力が感じられるかもしれませんね。
>>>SBI新生銀行「パワード・ワン プラス」について詳しくはこちら
さて今、最も人気の円仕組み預金といえば、東京スター銀行の「右肩上がり円定期」ですが、直近の金利条件は以下のようになっています。
◆東京スター銀行/右肩上がり円定期
・最長6年タイプ : 当初2年間0.4% → 次の2年間0.5% → 最後の2年間0.6%
・最長10年タイプ : 当初3年間0.8% → 次の3年間0.9% → 最後の4年間1.0%
こちらは最長10年タイプを利用した場合、10年間の平均金利は「0.91%」ということで、単純比較はできないものの、SBI新生銀行のパワード・ワン プラスの方が好条件と言えそうです。
ただし、右肩上がり円定期には上記の通り、「最長6年タイプ」のほか、「最長3年タイプ」も用意されており、利便性は高いですね。あわせて検討してみてください。
>>>東京スター銀行「右肩上がり円定期」について詳しくはこちら
通常の定期預金金利に満足できない方はこうした商品も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ここで市場の10年もの金利=長期金利をチェックするとこうなっています。
5月には一時、0.9%を超える水準まで上昇したものの・・・それ以降は残念ながら順調に低下していますね。足元では0.620%ということです。
ということは、上記の通り、SBI新生銀行「パワード・ワン プラス」にせよ、東京スター銀行「右肩上がり円定期」にせよ、市場金利=長期金利を大きく上回る高水準と言えますね。かなり魅力的です。
一方で。
これだけ長期金利の金利低下傾向が鮮明になっているということは、上記2商品についても、いずれ利下げせざるを得なくなる、ということでもありますね。
実際、東京スター銀行「右肩上がり円定期」についてはここ数ヶ月、ジワジワ金利が低下してきています。
預入期間が長いだけに、こうした仕組み預金を利用する際には慎重な検討が必要なのは言うまでもありませんが、もし利用を検討されている方は金利が下がる前に結論を出された方が良さそうです。
参考になさってください。
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