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貯金・定期預金コラム:
インフレ対策の切り札は物価連動国債?

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。今回、取り上げる記事はこちらです。
2014/9/25 <日本経済新聞

物価連動国債、個人に解禁




※抜粋

編集部からのコメント

「デフレ脱却」を最優先課題とする安部政権の発足以降、「インフレ=良いもの、デフレ=悪いもの」というイメージが定着しつつあるように感じます。庶民としてはシロクロつけてもらった方が分かりやすくていいのですが、ただ残念ながらそんなに単純なものではありません。

これと同じ構図にあるのが為替相場ですね。つまり「円安=良いもの、円高=悪いもの」というイメージです。確かに経済全体からすれば円安の方が総合的な利益は大きいのですが、ただその内訳を見ると円高で儲かるのは大企業ばかりで、雇用の大部分を占める中堅・中小企業にとっては円安の方が儲かる、という指摘もあります。

それが正しいなら「必ずしも円安が良いとは言えない」ということになります。実際、そうなのだと思いますが。

翻ってインフレvsデフレに話を戻すと、インフレはモノの価値が上がり、デフレはお金の価値が上がるわけですから、インフレは「モノ持ち」に有利、デフレは「(多寡に関わらず)カネ持ち」に有利ということになります。そして「預金者」という立場はもちろん「カネ持ち」ですから、デフレの方がいいのですね。

一方、われわれ「預金者」の大部分は「労働者」という側面も持っておりまして、「労働」というモノを売っているのだと考えればインフレも悪くないということになります。

足元の時給や人件費が上昇傾向にあると言われていますが、これはまさに最近のインフレ傾向の結果と言えます。

ただ給料というのはなかなかそこまでクイックに上昇しませんので、いくらインフレでも給料の上昇より物価の上昇の方が早いとすれば(実際にそうだと思いますが)、むしろデフレの方がいいといえるかもしれません。

このように立場や実情によってインフレが良いのか、デフレが良いのかというのは変わってきます。一概に善悪で決められるものではないのですね。

とは言いつつ、上記の通り「預金者」という立場から言えば答えは簡単で、繰り返しになりますが、「デフレの方が良い」ということで間違いありません。今のところのインフレは

・円安と原発停止に伴うエネルギー高
・消費税増税

によって実現されているもので要はまだまだ「一過性の要因が大きい」わけですが、景気回復にともなっていよいよ本格的に物価が上昇するような事態となれば預金者も相応に自衛が必要になってきます。

そうしたインフレ対策としては、不動産や株などのモノへの投資が有効とされていますが、もっと直接的に、根本的に対策となるものがあります。それは何かと言えば「物価連動国債」への投資ですね。

物価連動国債とは言葉どおり物価に連動して利息が変化しますので、インフレとなればその分金利が上昇し、デフレとなればその分金利が低下します。つまりインフレリスクを完全にヘッジできるのですね。

ただしこれまでのところ、あまり聞いたことがない、という方は少なくないと思います。それもそのはずでこれまでは個人に解禁されておらず、もし個人が投資しようと思えば投資信託である「物価連動国債ファンド」等を利用する必要があったのでした。

それが上記記事でも指摘されているように2015年1月以降は個人も購入できるようになるのですね!預金者の運用の選択肢が広がることは素直に歓迎したいと思います。

で、肝心のその成績ですが、「物価連動国債ファンド」で最大のみずほ投信のファンドから推測するとこのようになっています。

・1年:7.68%
・3年:4.89%
・5年:4.76%

足元の年率3%程度の物価上昇率からすれば大きく上ぶれていますね!これはもともとファンドが保有していた物価連動国債からのキャピタルゲインが影響しているのではないかと思いますが、逆にインフレ期待が後退すれば、物価下落率より大きくリターンが悪化する可能性があることが示唆されていますね。

いずれにせよ、ファンドだとちょっと利回りのイメージが湧きにくいです。来年1月以降の物価連動国債の金利を見て、都度、魅力的かどうか判断するしかなさそうです。

もし相応に利回りが納得いくもの=物価上昇率を素直に反映したものであれば、一定の支持を集めそうではありますが。

ただし。

先日のコラムでもご案内しましたが、インフレが預金や預金者にとって不利とは言え、それで本当に損をしているかと言うと、どうやらそうでもなさそうなのですね。

>>>インフレ時には定期預金はやめた方がよい!?

上記コラムから引用すると、日本における1951年から2011年までのインフレと定期預金のパフォーマンス比較はこのようになっているようです。

・インフレ : 1951年100 → 2011年653
・定期預金 : 1951年100円 → 2011年1,105円

つまり物価は約7倍になっている一方で、定期預金は約11倍になっているのですね!もちろん株価はもっと上昇しているでしょうから、「インフレ時には株や不動産への投資が有利」という考え方が覆されたわけではありませんが、しかしインフレになったら定期預金がどんどん目減りしていくので「損をしてしまう」という思い込みは誤りということですね。

その理由としては結局のところ、インフレになれば金利が上昇するので、インフレによる目減り圧力を相殺してくれるから、ということなのでしょう。

そう考えると・・・すでにインフレ対策として有効な国債が販売されていることに気がつきます。個人向け10年もの変動金利国債=「変動10」ですね。

この国債であれば、インフレによって金利が上昇しても順次反映されていきますし、仮にデフレになったとしても金利がゼロになったりマイナスになることはありません。

むしろ5年や10年といった期間で考えれば景気が後退する時期もあるでしょうから、「物価連動国債」より、こちらの「変動10」の方がトータルリターンは高そうな気がするのですがいかがでしょう?

今のところ冒頭ご案内したように差し迫ったインフレリスクは顕在化していませんが、どうしても気になる方はこうした商品を利用して様子を見てみるのも良いですね。

参考になさってください。


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