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[2018年3月の定期預金金利予測]
キャンペーン終了後の通常金利に注目

2018年3月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2018/2/15

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント


2月も半ばとなりました。オリンピックの熱戦が続く中、仕事が手につかない方もおられるかもしれませんが・・・まぁ仕方ないのではないでしょうか。冬季に限れば4年後まで見られないわけですからね。

会社を休むなり、長い昼休みを取ったり、トイレに隠れるなどして、アスリートたちを応援しましょう。

そうした中で、なかなか定期預金の金利をチェックしようという気にならないかもしれませんが、ただ金融市場ではやや落ち着いてきたとは言え、アメリカの長期金利急上昇を背景にした「世界同時株安」の真っただ中ですね。

投資家の方は当然として、預金者としても「株価が下がれば金利も下がる」わけですから金利の動向が気になります。というわけで上記グラフの通り、1年もの市場金利、5年もの市場金利をチェックしてみると足元ではどちらも少し低下傾向ですね。

「思ったより下がっていない」という気もしますが、残念な動きであることに変わりはありません。株価も金利も反転することを期待したいと思います。世界の景気は絶好調なわけですからね。

ここからはいつものように、最も代表的な金利指標である長期金利の過去3年の動向をチェックしてみたいと思います。



2016年1月末のマイナス金利政策発表により長期金利は劇的に低下した一方、その半年後の2016年7月末にポンっと上昇しました。これは日銀から発表された追加金融緩和の内容が期待外れだったからですね。その次の会合で予定されていた「金融緩和の総括」に対する懸念もあったのかもしれません。

ただ2016年9月に発表された日銀の「新たな金融緩和の枠組み」では長期金利の誘導目標は「0%」となっており、残念ながらその水準を超えて大きく上昇することはありません。

こうした金融政策が続く限り、長期金利は大きく上昇することも、反対に大きく下落することもなく、小動きが続くということです。実際、2017年から金利はほとんど動いていないことが分かります。先月のこの時期の長期金利は「0.080%」で、本日の長期金利は「0.070%」ということですから、確かに「株安」を受けて下落しているもののその差はごくわずかです。

本格的に金利が上昇するためには「金融緩和の縮小・解除」が必須です。そのためにはインフレが求められるわけで、いつかそのうち物価がしっかし上昇することをそこはかとなく期待したいと思います。物価が上昇すれば、それはそれで困る気もしますが・・・。

なお定期預金金利と関係の深い上記1年もの市場金利、5年もの市場金利の具体的な水準は、1年ものがプラス0.02%前後、5年ものがプラス0.12%前後となっています。

そうしたわけで来月=3月の定期預金金利予測ですが、長期金利も1年もの・5年もの市場金利も1ヶ月前と比べると多少は下落しているものの、全体的には大きな変化がない点を踏まえ、「定期預金の基準金利=店頭表示金利は据え置き」ということになると思われます。

また、ここまで続いてきた「冬の定期預金キャンペーン」もほぼ終了しますので、ここからは「通常金利の勝負」ということですね。

ちなみに毎回ご案内しているように定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、上記の通り、1年もの=プラス0.02%、5年もの=プラス0.12%というのが定期預金金利の「上限」ということですね。低金利を実感する水準です・・・。

なお気になるのが、本格的に金利が上昇するタイミングですが、1つの目途は2019年10月ですね。というのも消費税再増税のタイミングがそこであり、それまで増税を援護射撃するために「異次元の金融緩和」が継続される可能性が高いからです。

さらに増税後の落ち込みをカバーするため金融緩和がさらに拡大されるのであれば、その2年後の2021年10月くらいまで継続となっても驚きません。

だとするとあと3年半くらいは定期預金金利の「本格的」な上昇はなさそうということになります。そうした現状を十分考慮した上で、来月=3月の預金運用をご検討いただければと思います。

ではここで、足元の定期預金金利の動向を振り返ってみたいと思います。

まず目を引くのがSBI新生銀行で、わずか2週間で満期がくる「2週間満期預金」が人気です。金利は0.03%です。

新規客向けに「スタートアップ円定期預金」も提供されており、3ヶ月0.30%の特別金利が利用できます。

ちなみにSBI新生銀行といえば毎回ご案内しているように他行宛ての振り込み手数料が月1回〜10回無料のほか、ローソン、ファミリーマート、セブンイレブンなどのコンビニATMやゆうちょ銀行のATM手数料を24時間いつでも何度でも無料にしたことが話題となっています。生活口座としても、SBI新生銀行の活用を検討してみてはいかがでしょうか。イオン銀行のATMも無料で利用できるようになったようです。

金利が期待できないならせめて手数料を引き下げていきたいものですね。今なら口座開設するだけでもれなくTポイントが500円分もらえるようです。

>>>SBI新生銀行の最新金利はこちら

また、SBI新生銀行と同様に新規口座開設プログラムとして魅力的なのがじぶん銀行の「デビュー応援プラグラム」です。今月は3ヶ月実質0.50%という好水準となっています。まだじぶん銀行の口座を持っていない方は検討ください。

>>>じぶん銀行の最新金利はこちら

他には、オリックス銀行や、あおぞら銀行などが恒常的に好金利ですが、オリックス銀行は昨年11月から金利を引き上げ、1年もので0.18%、3年もので0.30%という金利を提供しているほか、eダイレクト2週間定期預金も2週間で0.05%と好条件になっています。

>>>オリックス銀行の最新金利はこちら

あおぞら銀行インターネット支店も昨年12月から金利を引き上げ、6ヶ月もので0.15%、1年もので0.25%と魅力的です。ただしこちらの金利は2月末までですね。

>>>あおぞら銀行インターネット支店の最新金利はこちら

夏・冬に積極的なキャンペーンを実施するのが恒例になっている静岡銀行も、インターネット支店では新規客向けに3ヶ月0.50%ですね。

>>>静岡銀行インターネット支店の最新金利はこちら

東京スター銀行スターワン円定期プラスの6ヶ月もの金利を0.10%に、スターワン1週間円預金の金利を0.05%に引き上げ注目を集めています。

>>>東京スター銀行の最新金利はこちら

さらに韓国系のSBJ銀行は、1年ものが最大0.20%、2年ものが最大0.25%となっており積極的です。

>>>SBJ銀行の最新金利はこちら

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.06%となっています。先月と比較すると少し上昇しました。

変動10」は、このように変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらに識者が指摘するように商品設計上、「0.05%より下がらない」という点は魅力と捉えて良さそうです。

>>>マネックス証券の個人向け国債はこちらから

上記の通り「冬の定期預金キャンペーン」は終了しますので、ぜひこうしたキャンペーン終了後も魅力的な定期預金をしっかりご活用いただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。

・普通預金(含む1〜2週間定期): 0.00%〜0.10%

・6ヶ月もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・1年もの定期預金: 0.01%〜0.25%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.30%

・10年もの仕組み預金: 0.15%→0.20%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

参考になさってください。


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