久しぶりの新規参入銀行となったのが、IT関連企業大手であるGMOインターネット社と、好金利で存在感を発揮しているあおぞら銀行との合弁会社である「GMOあおぞらネット銀行」ですね。
当然、この2社の持ち株比率は対等かと思いきや、同行のサイトを見ると持ち株比率はこのようになっています。
<持株比率>
・株式会社あおぞら銀行:91.20%
・GMOインターネット株式会社:4.40%
・GMOフィナンシャルホールディングス株式会社:4.40%
意外にもあおぞら銀行の「完全子会社」と言っても良さそうなシェアですね!今後のGMOあおぞらネット銀行が成長するかどうかは完全にあおぞら銀行の戦略次第、同行の位置づけ次第と言えそうです。
そんなGMOあおぞらネット銀行の現状での一番の売りは好金利の普通預金ですね。このような金利体系になっています。
◆GMOあおぞらネット銀行/普通預金
・通常金利:0.001%
・証券コネクト口座:0.110%
・期間限定キャンペーン:0.150%(2018年12月31日までに口座開設)
※いずれも税引き前・年利・2018年11月12日現在
期間限定キャンペーンが最も魅力的ですが、ただこちらの金利は口座開設後半年で終了しますので、より本質的なのは証券コネクト口座を開設した場合の優遇金利である0.11%ですね。
現状の普通預金金利は高くても0.1%に留まると思いますので、それを上回る0.11%というのはかなりの高水準であるのは間違いありません。
ちなみに証券コネクト口座とは、グループ企業であるGMOクリック証券と連携した円普通預金口座で、証券コネクト口座へ預け入れた資金は、GMOクリック証券口座の現物の買付余力に自動的に反映し、株式や投資信託、外国債券などの取引に利用できるとのことです。
位置づけとしてはこのような感じですね。
利用には「振替」が必要そうですので、完全に普通預金と同じ利便性というわけには行かなそうですが、それでもいつでも引き出せて0.11%の金利は魅力的ですね。
なお、それ以外の定期預金金利はこのようになっています。
◆GMOあおぞらネット銀行/円定期預金
・6ヶ月:年0.03%
・1年:年0.05%
・3年:年0.02%
・5年:年0.02%
※いずれも税引き前・年利・2018年11月12日現在
こちらは残念ながら見るべきものはありません。夏や冬のキャンペーン金利に期待したいと思います。
>>>GMOあおぞらネット銀行について詳しくはこちら
ちなみに親会社であるあおぞら銀行のインターネット支店では、2018年11月1日から「冬金利キャンペーン」が始まり、以下のような金利水準となっています。
◆あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期
・6ヶ月:年0.15%
・1年:年0.25%
・3年:年0.15%
・5年:年0.15%
※いずれも税引き前・年利・2018年11月12日現在
少しでも有利な定期預金をお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか。
>>>あおぞら銀行インターネット支店について詳しくはこちら
こちらも参考になさってください。
>>>GMOあおぞらネット銀行について詳しくはこちら
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