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[2019年1月の定期預金金利動向]
1年最高0.30%、2年最高0.25%

2019年1月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2019/1/4

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント


1月となりました。いよいよ冬の定期預金キャンペーンも佳境ですね!まだ正月気分が抜けていない方も多いと思いますが、まだ運用先が決まっていない方はお見逃しのないようにしていただければと思います。

さて市場金利の現状をチェックしてみると、上記グラフの通り1年もの市場金利も5年もの市場金利もここ数年は低位安定してきたことが分かります。

やはり日銀の大規模な金融緩和=「異次元緩和」が続く限り、「本格的」な金利上昇というのは難しいです。特に今は金利の「操作目標」が設定され、上限を超えるような金利上昇があった場合、日銀の無制限の国債購入が待っていますので尚更ですね。

ただ期待できる動きとしては、日銀が2018年7月の金融政策決定会合で、長期金利の変動幅を「−0.1%〜0.1%」から「−0.2%〜0.2%」に拡大しました。

これによって長期金利の上限が0.1%から0.2%に引き上げられましたので、定期預金金利にとっても金利上昇圧力となってきます。では長期金利の推移はどうなっているかと言うとこうなっています。



確かに7月以降、一時的に上昇した長期金利ですが、残念ながら10月以降はむしろ低下傾向となっていますね!これは株価が大きく下がったことに加え、アメリカの金利も低下傾向にあることが理由だと思われます。本日の長期金利も「−0.040%」と再びマイナス水準です・・・。

年明けの株価も暴落していますので、しばらくこうした状況が続くのかもしれません。となれば市場金利にとっても定期預金金利にとっても下落傾向が予想されますので要注意ですね。

そうしたわけで今月=1月の定期預金金利の動向はと言うとやはりまだまだ全体的に低迷しております。

また、預金金利が「本格的に」上昇するためには金利を押さえつけている金融緩和が縮小することが必要です。それがいつかと言うと少なくとも次の増税タイミングであるこの10月までは今の金融緩和政策が継続されるものと思います。

加えて増税後に景気が低迷すればそれはそれで金融緩和をして景気を底支えする必要がありますので、実際にはその2年後の2021年10月以降といったもっと先でしょうね。日銀の黒田総裁の任期が切れるまで、ということであれば2023年4月までは続くと言うことになります。

世界経済の先行きに対する悲観論が落ち着けば、今後多少の金利上昇があるかもしれませんが、それでも全体的にはあと数年は低金利が続くという金利観をお持ちいただければと思います。

ちなみに上記市場金利の具体的な水準としては1年ものの市場金利で0.01%前後、5年もので0.03%前後ということですね。

この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

「定期預金は高くても1年で0.01%以下、5年で0.03%以下

という金利環境にあるわけです。黙っていても高金利を享受できるような状況ではなく、より有利な定期預金を自ら積極的に探さない限り満足のいく利息は望めないという点は肝に銘じていただければと思います。

特に冒頭ご案内したように、冬の定期預金キャンペーンが佳境を迎えていますので尚更ですね。

ではその積極的な定期預金をピックアップしていくと・・・まず目を惹くのがSBI新生銀行で、わずか2週間で0.03%の金利となっている「2週間満期預金」が魅力です。今なら口座開設でTポイントが最大3,700円分もらえるようです。

最大0.40%となるパワーステップアップ預金や5年0.25%の定期預金も提供されています。

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また、じぶん銀行も「冬の特別金利キャンペーン」を実施しており、1年0.20%となかなかの金利となっています。

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それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、オリックス銀行あおぞら銀行インターネット支店が挙げられます。

オリックス銀行は、今月は1年0.15%、3年0.20%ですね。2週間で0.05%の「eダイレクト2週間定期預金」も人気です。

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あおぞら銀行インターネット支店は冬の定期預金キャンペーンで6ヶ月0.15%、1年0.25%となっています!高水準ですね。

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静岡銀行も、インターネット支店では新規客向けに3ヶ月0.50%を提供しているほか、恒例のキャンペーンは6ヶ月0.22%、1年0.26%となっています。

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一時期姿を消していた感のある東京スター銀行も「スターワン円定期プラス」の6ヶ月もの金利を0.10%に、そして「スターワン1週間円預金」の金利を0.05%としています。

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そして注目なのがSBJ銀行です。新規客向けに1年0.20%、2年0.25%となっています。かなりの水準ですね・・・「知る人ぞ知る」高金利銀行です。

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さらにイオン銀行は「イオン銀行Myステージ」を利用すると普通預金の金利が最大0.12%にアップする特典を提供しています。普通預金金利としては最高水準なのではないでしょうか。

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最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.09%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

加えて制度上「0.05%より下がらない」仕組みとなっており、マイナス金利時代の運用先として専門家から絶賛されております。

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上記の通りなかなか預金金利が上がらない状況だからこそ、この時期ならではの魅力的な定期預金キャンペーンや金融商品を積極的にご活用ください。

さて今後の金利見通しですが、基本的に景気と金利は連動しますので、順調に景気が回復すれば金利の上昇圧力は強まっていくことになりますし、仮に政府と日銀が目指すように本当にインフレ経済になれば金融緩和が解除され、金利はいよいよ本格的に上昇することになります。

ただし繰り返しになりますが、おそらくそれはあるとしてもまだかなり先のことですね。当面は「本格的な金利上昇はない」というのがメインシナリオになってくると思います。

少しでもいい金利の定期預金を見つければ積極的にご利用いただければと思います。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む1〜2週間定期): 0.00%〜0.10%

・6ヶ月もの定期預金: 0.01%〜0.50%
・1年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.20%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.25%

・10年もの仕組み預金: 0.30%→0.40%

いずれも市場金利を大きく上回る高金利ですが、2週間0.03%5年0.25%の金利を提供しているSBI新生銀行や、3年0.20%オリックス銀行1年0.25%あおぞら銀行1年0.30%住信SBIネット銀行1週間0.10%1年0.20%SBJ銀行が魅力的そうですね。

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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