2016年1月に「マイナス金利政策」が発表されてから、銀行の預金金利は大きく引き下げられています。マイナス金利政策の下では「新しく預かった預金」が銀行から見て損となる可能性が高く、「預金が増えるのも減るのも困る」状況となっているわけですね。
ただ2016年9月に日銀の金融政策が一部変更になったこともあり、当時と比べれば市場金利は多少回復しています。
加えて2018年7月に日銀が長期金利の変動幅拡大を決めたことから今後+0.1%程度の金利上昇はありそうと思われたわけですが・・・最近では逆に大きく低下していますね。今のところ預金金利は全く反応しておりません。
残念ながら定期預金の金利が上昇するのは「まだまだ先」ということになりそうです。
さて今回取り上げるあおぞら銀行は、多くの銀行の預金金利が超・低金利に留まる中、積極的な定期預金金利を提供しており人気が高まっています。
中でもあおぞら銀行インターネット支店はより好条件なわけですが、以下のような金利水準となっています。
◆あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期
・6ヶ月:年0.15%
・1年:年0.20%
・3年:年0.15%
・5年:年0.15%
※いずれも税引き前・年利・2019年4月8日現在
1年ものだけ0.20%であとは0.15%というあおぞら銀行恒例の金利設定ですが、この中で選択肢となるのはやはりその1年0.20%と、それより期間の短い6ヶ月0.15%ということになるのでしょうね。
また50万円からこの金利が付与される点もメリットに加えていいかもしれません。預入金額によっては金利が下がってしまう銀行もあるので注意が必要です。
なおこちらの金利は通常金利ですので、締め切りに間に合うかどうかやきもきする必要がないのもいいですね。もちろん前触れなく金利が変更する可能性はありますが、あおぞら銀行の預金金利はこれまでのところ安定して推移しています。
ではここで最近の市場金利がどうなっているかと言うと、1年もの市場金利と5年もの市場金利はこうなっています。
◆1年もの市場金利
◆5年もの市場金利
どちらも上記の通り2016年当時と比べれば回復していますが、それでも金利水準自体は低いままです。足元では再び低下傾向ですしね。
こうした市場金利の動向を見るにつけ 、やはりこのあおぞら銀行の定期預金金利は「赤字覚悟の戦略的な金利設定」ということになるのでしょうね。
少しでも有利な定期預金をお探しの方は検討してみてはいかがでしょうか。
>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら
なおあおぞら銀行インターネット支店は普通預金も魅力で、「インターネット支店限定普通預金」の金利はこのようになっています。
◆あおぞら銀行インターネット支店限定普通預金
・年0.10%
※いずれも税引き前・年利・2019年4月8日現在
年0.10%の金利というのはなかなか魅力的ですね! 残高条件などが撤廃されたのも好感が持てます。
>>>あおぞら銀行インターネット支店の普通預金について詳しくはこちらのページからリンク先へ
ちなみにオリックス銀行の2週間定期預金もお勧めです。2週間で満期が来る利便性もさることながら、こちらの金利も年0.10%です。
>>>オリックス銀行の最新金利はこちら
参考になさってください。
>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら
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