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[2019年9月の定期預金金利動向]
1年最高0.25%、5年最高0.50%

2019年9月の定期預金金利の動向と、今後の見通しについて解説します。
2019/9/2

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント


9月となりました。いよいよ来月は増税ですね!増税自体は嬉しいものではありませんが、今回はさらに消費税が8%のものと10%のものに分かれるのも複雑です。しばらく混乱が続くかもしれませんね・・・他人事ではありませんが。

このように負担が増える時こそ運用でカバーしたいものですが、気になる市場金利の現状をチェックしてみると上記グラフの通り1年もの市場金利も5年もの市場金利も足元では大きく低下していることが分かります。

2016年の「過去最低水準」とほぼ同じところまで下がっていますね・・・いやはや。

では長期金利はどうなっているかと言うとこうなっています。



こちらは過去1年の動きですが、1年もの・5年もの市場金利と同様に一直線に低下していますね!これは株価が大きく下がったことに加え、アメリカをはじめ世界の金利も低下傾向にあることが理由だと思われます。本日の長期金利も「−0.265%」と大幅なマイナス水準です。

FRBが10年半ぶりに利下げを決めた中では、もうしばらくこうした状況が続きそうですね。とすると市場金利も定期預金金も下落傾向が続くことになりますので要注意です。

そうしたわけで今月=9月の定期預金金利の動向はと言うとやはりまだまだ全体的に低迷しております。

ちなみに預金金利が「本格的に」上昇するためには上記の通り金利を押さえつけている金融緩和が縮小することが必要です。それがいつかと言うと、早くても増税後の景気低迷の影響が消えていく来年秋や2021年秋以降ということでしょうね。

日銀の黒田総裁の任期が切れるまで、ということであれば2023年4月までは続くと言うことになります。

世界経済の先行きに対する悲観論が落ち着けば、今後多少の金利上昇があるかもしれませんが、それでも全体的にはあと数年は低金利が続くという金利観をお持ちいただければと思います。

ちなみに上記市場金利の具体的な水準としては1年ものの市場金利で−0.08%前後、5年ものも−0.16%前後ということです。下がりましたね・・・。

この市場金利から定期預金金利を逆算すると、基本的には「定期預金金利が市場金利を上回ることはない」という原則に立てば、

「定期預金は高くても1年で−0.08%以下、5年も−0.16%以下

という金利環境にあるわけです。再びのマイナス金利で何だかよく分からない状況ですが、黙っていても高金利を享受できることはありません。より有利な定期預金を自ら積極的に探さない限り満足のいく利息は望めないという点は肝に銘じていただければと思います。

ではその有利な定期預金をピックアップしていくと・・・まず目を惹くのがSBI新生銀行で、わずか2週間で0.03%の金利となっている「2週間満期預金」が魅力です。今なら口座開設でTポイントが最大5,000円分もらえるようです。

最大0.40%となるパワーステップアップ預金や3年0.20%の定期預金も提供されています。

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それ以外で恒常的に高金利を提供している銀行としては、当サイトでご紹介している中では、オリックス銀行あおぞら銀行BANK支店が挙げられます。

オリックス銀行は金利を引き上げ1年0.20%、3年0.30%ですね!2週間で0.10%の「eダイレクト2週間定期預金」も人気です。

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あおぞら銀行BANK支店も6ヶ月0.15%、1年0.25%と金利をアップさせています!こちらも好金利ですね。

さらに普通預金は何と0.20%という高水準です!ここまで金利水準が高いともはや定期預金はいらないと感じる人も多そうです。

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一時期姿を消していた感のある東京スター銀行も「スターワン円定期プラス」の6ヶ月もの金利を0.10%に、そして「スターワン1週間円預金」の金利を0.05%としています。

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そして注目なのがSBJ銀行です。季節外れの定期預金キャンペーンが開始され、新規客なら2年0.40%、5年0.50%の好金利です!既に口座を持っている顧客も2年0.35%ですね!注目です。

「知る人ぞ知る」高金利銀行と言えます。

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さらにイオン銀行は「イオン銀行Myステージ」を利用すると普通預金の金利が最大0.15%にアップする特典を提供しています。普通預金金利としてはトップクラスですね。

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最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」ですが、毎月発行に変更され、利便性が大きく向上しています。最新の金利は0.05%となっています。

変動10」は、変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

加えて制度上「0.05%より下がらない」仕組みとなっており、マイナス金利時代の運用先として専門家から絶賛されております。

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上記の通りなかなか預金金利が上がらない状況だからこそ、少しでも魅力的な定期預金や金融商品を積極的にご活用ください。

最後に今月の定期預金金利をまとめると、主な預入期間ごとの金利のレンジはこのようになっています。

・普通預金(含む1〜2週間定期): 0.00%〜0.20%

・1年もの定期預金: 0.01%〜0.25%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.50%

・10年もの仕組み預金: 0.30%→0.40%

いずれも市場金利を大きく上回る高金利ですが、2週間0.03%3年0.20%の金利を提供しているSBI新生銀行や、3年0.30%5年0.35%オリックス銀行普通預金0.20%1年0.25%あおぞら銀行2年0.40%5年0.50%SBJ銀行が魅力的そうですね。

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

今月の中旬にでも、再度こうした市場金利の動きをチェックし、来月の定期預金金利の見通しや今後の金利動向を占ってみたいと思います。

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