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貯金・定期預金コラム:
実質的に破綻したmaneoの新体制がヤバイ!

定期預金や貯金に関連する最新のニュース、コラムから感じることを徒然なるままにつづっております。少しでも読者のみなさまの参考になれば幸いです。
2019/11/7 <maneo

maneo




※抜粋

編集部からのコメント

当方のサイト上でアヤシイ投資商品の広告が表示されているのを見たのをきっかけに、これまで連続してそうしたグレー商品の危険性について素人なりに分析してきました。

そして今回取り上げるのはソーシャルレンディング最大手を自認するmaneoです。

ちなみにmano社は自社で直接運用している場合も、提携企業を通して募集している場合もあり、これまで関連ファンドについて以下のようにご紹介してきました。

>>>延滞率27%!危機のmaneo、情報開示は改善された?

>>>利回り12%!クラウドリースは魅力的?

>>>9%!maneoの事業性資金支援ローンファンドは魅力的?

>>>利回り11%!ガイアファンディングは魅力的?

>>>虚偽説明に裏金疑惑!グリーンインフラレンディングは詐欺?

>>>利回り10%!キャッシュフローファイナンスは魅力的?

>>>利回り6.5%!スマートレンドは魅力的?

>>>maneo推奨のロジコム社LCレンディング5%は魅力的?

内容に差はありますが、いずれも

・投資先の中身が不明

・ファンド会社の中身の多くが不明(財務情報がほとんど非開示)

・高リターンに見合うはずの高リスクが判然としない

ということで懐疑的に論じてきました・・・もっと言えば否定的でした。

そんなmaneo社が投資勧誘を行ってきたファンド群ですが、今や次々に延滞の憂き目にあっていますね。2019年4月に書いたコラムでの延滞実績はこのようになっていました。

・貸付金額:231億円

・延滞金額:62億円

貸付金額の27%が延滞している状態だったわけです。いくら年5〜8%の利回りが得られても全く元が取れません。

逆に言えばようやく「高リターンに見合うはずの高リスクが明らかになった」と言えるのかもしれません。つまりは返済の当てのない企業に貸し込んでいたということです。

もちろんmaneo社のサイトにおいてそうした「危ない企業に貸し込んでいる」と言った説明はありませんでしたので、投資家からすれば全く納得できない状態かと思います。

ではそれから半年経って、2019年11月の延滞実績はこうなっています。

・貸付金額:82億円

・延滞金額:92億円

ん?100%超えているんですけれど・・・。もしかするとこの貸付金額の中に延滞金額は含まれていないのかもしれませんが、少なくともソーシャルレンディングとしては実質的に破綻したのは間違いありません。

サイトを見てももはや新規募集もしていないようですね。



記者は上記の通りずっと否定的だったわけですが、よく調べもせずソーシャルレンディングをもてはやしたメディアは心から反省していただきたいと思います。

さてそんなmaneo社ですがそれでも経営再建を目指すべく新体制を発足させています。簡単に言えば

・NLHD社に買収された

ということですが、このNLHD社のオーナーはJトラスト社の社長でもある藤澤信義氏であり、同じくグループ会社であるSAMURAI&JPARTNERS社と連携して再起を図っていくということですね。

投資家からすればこのまま本当に死んでしまうくらいなら、新しい親会社のもと経営が継続された方がありがたいに決まっていますが・・・本当にそんなにうまくいくでしょうか?

と言うのもこれまで取り上げた通り、どちらの会社も赤字なのですね・・・。

まずJトラスト社の2019年12月期の連結決算予想はこのようになっています。

・営業収益 : 644億円
・営業利益 : 61百万円
・当期利益 : −11億円

思いっきり赤字ですね・・・。念のため前期である2019年3月期の連結決算はこうだったようです。

・営業収益 :  749億円
・営業利益 : −326億円
・当期利益 : −367億円

何があったのかは分かりませんが、単位を読み間違えるくらいの大赤字です。今期も赤字だし、ちなみに前々期である2018年3月期も当期利益は−7億円の赤字です。経営危機のさなかにあるのは間違いありません。

要するにmaneo社を救っている余裕など一切ないということですね。

ではもう1社のSAMURAI&JPARTNERS社はと言うと、こちらは決算予想は発表していないので、直近の2019年2月〜7月までの中間決算をチェックしてみるとこうなっています。

・売上高 : 2億70百万円
・営業利益 : −3億88百万円
・当期利益 : −4億23百万円

こちらも売上高を上回る赤字なわけですから、もはやビジネスとすら言うのは難しそうです。

そうしたわけで赤字の企業がいくら支援したところで、maneo社の経営が浮揚するはずもありませんね・・・まずは両者の経営を改善させるのが先なはずです。

ではなぜこの2社はわざわざ火中の栗を拾うようなmaneo社の支援に乗り出したのでしょうか?もちろん慈善事業ではありませんので何等かのメリットを感じてということかと思いますが、その理由の一端となりそうなのがmaneo社の財務状況です。2019年3月期の連結決算はこうなっています。

・売上高 : 41億円
・営業利益 : 8億16百万円
・当期利益 : 4億20百万円

実はこれだけ大量の延滞を出しながらもmaneo社自身は黒字経営なのですね!

もちろん新しいファンドの募集が停止していますのでそのうち赤字になるのは間違いありませんが、少なくとも大量の延滞による損失は全て投資家に押し付けられているということなのでしょう。

そういう商品設計ですので違法ではありませんが、しかし釈然としないものを感じる投資家の方は多そうです。

いずれにしても当面は黒字であり、さらに延滞債権を回収できれば、

・損失を投資家に押し付けながら回収に伴う手数料を得られる

ことになるわけで、Jトラスト社のメインビジネスの1つが「債権回収」であることから、旨味を感じてということなのでしょう。ただし残念ながら債権回収業者としてのJトラスト社と、既存投資家の利害は完全には一致しません。

Jトラスト社からすれば、多少値引きしてでも回収した方が利益となりますが、投資家からすればそうした値引きは損失の更なる拡大を意味します。不透明な関係を感じてしまうのは記者だけではないと思います。

加えてSAMURAI&JPARTNERS社との関係においても、maneo社のトップページにドンと同社の広告バナーが掲載されているのは気になるところです。



要するに投資家からすれば、maneo社からSAMURAI&JPARTNERS社に乗り換えたところで、また再び宜しくない投資に巻き込まれる可能性が高いということです。運用難&低金利の時代に、リスクフリーで3〜10%ものリターンが得られるはずもありません。

しかも上記の通り一応黒字であるmaneo社と違ってSAMURAI&JPARTNERS社は大幅な赤字ですので、「さらに悪い選択」とすら言えそうです。いつ経営が破綻するか分かりません・・・。

既存の投資家が「往復ビンタ」を食らわされないよう祈るばかりです。延滞してしまっている場合は資金を引き揚げるのもままならないかもしれませんが、可能な限り速やかにmaneo社やグループ会社から逃げ出すことをお勧めしたいと思います。

仮に投資するとしても、少なくとも

・Jトラスト社とSAMURAI&JPARTNERS社の両社が黒字になってから

でいいかと思います。焦って投資する必要など一切ありません。

金融庁にはぜひ、この新しい経営体制において投資家の利益が損なわれることのないよう目を光らせていただきたいと思います。

参考になさってください。

では最後に、あくまで一般論ですが、いつもご案内しているアヤシイ運用を見分けるチェックポイントはこうなっています。

1.リスクとリターンは連動しており、たとえば毎年5%のリターンなら毎年4%といった損失が、毎年10%のリターンなら毎年9%といった損失が発生する可能性があり、そうした損失発生の可能性を隠しているのであれば詐欺の可能性がある。

2.もし本当にローリスク・ハイリターンのビジネスがあるなら銀行が1%〜2%といった低利で喜んでお金を貸してくれるはずであり、それをわざわざ手間暇かけて個人から高金利で資金を集めるというなら詐欺の可能性がある。

3.「マイナス金利」で運用難の今の時代に本当に有利な商品ならみんなが飛びつくはずであり、わざわざ広告しないといけないのは詐欺の可能性がある。

加えてこちらの記事も参考になさってください。

>>><備忘録>怪しいファンド、投資案件の見分け方

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※ご参考:今回取り上げたサイトの複写です。