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[2020年2月の定期預金金利予測]
市場金利は回復傾向 冬のキャンペーンは終了へ

2020年2月の定期預金金利の動向と見通しについて、最新の金利情報から予測します。
2020/01/17

市場金利の最新推移


◆1年もの市場金利の推移

 

◆5年もの市場金利の推移

 

編集部からのコメント

1月も中旬ですね!早いものです。そろそろ新春気分も抜けてきたころかなと思いますが、冬のボーナスについてまだ運用先が決まっていない方はぜひしっかり運用していただいて、「気づいたらなくなっていた」ということのないようお気をつけいただければと思います。

冬の定期預金キャンペーンもそろそろ終了するタイミングですので尚更ですね。

では本題に入っていきますが、いつものように足元の金利動向をチェックしてみたいと思います。2018年7月末に日銀が長期金利の上昇を容認し、預金者としては「長期金利上昇→定期預金金利上昇」という流れが期待されたわけですが、上記1年もの・5年もの市場金利のグラフをチェックしてみると、先月のこの時期と比較してこのようになっています。

・1年もの金利:0.00%前後→0.01%前後

・5年もの金利:0.00%前後→0.03%前後

プラス水準まで回復したということですね!素晴らしい。

次に長期金利の動向はと言うとこうです。



先月のこの時期と比較するとこのようになっています。

・長期金利:−0.02%→0.00%

こちらも概ねプラス水準に回復してきました。

米中貿易協議が一部妥結し、世界景気の先行きに対する楽観論が強まっているのでしょうね。金利のトレンドが変わったのは間違いなさそうです。

どんな理由にせよ金利が回復するなら歓迎したいと思います。

来月=2月の定期預金金利予測ですが、上記の通り市場金利は回復しているわけではありますが、ただまだ引き続き低水準であることを勘案し、「店頭表示金利は変わらず」としたいと思います。預金者としては忍耐が必要ですね・・・。

その点でもこの時期ならではの優遇金利をご活用いただければと思います。

ちなみに毎回ご案内しているように定期預金の金利が市場金利を上回らないとするなら、今のところ1年もの=0%、5年もの=0%というのが定期預金金利の「上限」ということですね。金利が低すぎてピンと来ませんが、目安としていただければと思います。

なお気になるのが、本格的な金利回復のタイミングですが、目途は今年の10月ですね。というのも日銀がフォワードガイダンスの中で、増税の影響がはっきりするまで現在の低金利が続くと見通しているからです。増税のネガティブインパクトは少なくとも1年後まで続きますから、それが10月ということになります。

加えて異次元緩和を7年近く続けているのにインフレ率がほとんど上昇していない点を踏まえれば10月以降、いきなりインフレ率が目標である2%を超えるレベルまで上昇するというのは考えにくいです。

たとえば5年後の2025年時点でもインフレ率が上昇せず、金融緩和も低金利もどちらも続いていたとしても驚きません。 つまりかなり長い間、定期預金金利の「本格的」な上昇はないかもしれないということですね。

そのような見通しも頭に入れ、現実的な運用を選択していっていただければと思います。

ではここで、足元の具体的な定期預金金利をチェックしてみたいと思います(いずれも2020年1月17日現在、税引き前、年利)。

まず目を引くのがSBI新生銀行で、わずか2週間で満期がくる「2週間満期預金」が人気です。金利は0.03%です。口座開設でTポイントが最大5,000ポイントもらえるようですのでチャンスと言えるかもしれません。

最大0.40%となるパワーステップアップ預金や3年0.20%の定期預金も提供されています。

>>>SBI新生銀行の最新金利はこちら

他には、オリックス銀行や、あおぞら銀行などが恒常的に好金利ですが、オリックス銀行は1年0.20%、3年0.30%の金利を提供しているほか、eダイレクト2週間定期預金も2週間で0.10%と好条件になっています!

>>>オリックス銀行の最新金利はこちら

あおぞら銀行インターネット支店改めBANK支店も6ヶ月0.15%、1年0.20%と好金利となっています。

また昨年7月から普通預金の金利を何と0.20%に引き上げてきました!抜群の高水準ですね。

>>>あおぞら銀行BANK支店の最新金利はこちら

東京スター銀行スターワン円定期プラスの6ヶ月もの金利を0.10%スターワン1週間円預金の金利を0.05%としています。

>>>東京スター銀行の最新金利はこちら

そして知る人ぞ知るSBJ銀行ですが、新規客向けには上限100万円ながら1年0.20%、2年0.25%という金利を提供しています。注目ですね。

>>>SBJ銀行の最新金利はこちら

さらに新規参入銀行であるローソン銀行が、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月0.25%定期預金キャンペーンを実施しています。期間は短いですが高金利です。

>>>ローソン銀行の最新金利はこちら

最後に、個人向け国債の中でも特に魅力的な「変動10」が毎月発行に切り替わっています。いつでも購入可能になり、使い勝手が大きく向上したわけですが、今月の金利は0.05%となっています。

変動10」は変動金利でありながら高金利という点が魅力で、さらに1年経てばいつでも解約でき、ペナルティも少ないので、いつ使うか決まっていない資金の運用先としても利用できます。

さらに識者が指摘するように商品設計上、「0.05%より下がらない」という点は魅力と捉えて良さそうです。

>>>マネックス証券の個人向け国債はこちらから

繰り返しになりますが市場金利が低下傾向にあることも踏まえ、積極的に情報を収集し、上記のような好金利を利用していただければと思います。

ちなみに今月の定期預金の金利レンジをご案内するとこうなります。

・普通預金(含む1〜2週間定期): 0.00%〜0.20%

・3ヶ月もの定期預金: 0.01%〜0.25%
・1年もの定期預金: 0.01%〜0.20%
・3年もの定期預金: 0.01%〜0.30%
・5年もの定期預金: 0.04%〜0.35%

・10年もの仕組み預金: 0.30%→0.40%

>>>詳しくはこちら 定期預金金利比較(TOPページ)

参考になさってください。

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