株価が上昇しても、ちっとも上昇しないのが定期預金金利です。
「異次元緩和」が実施されている現状では当然かもしれませんが、足元の市場金利の動向をチェックしてみるとこのようになっています。
◆1年もの市場金利
◆5年もの市場金利
ここ数年は下がったり上がったりと変動が大きかったですが、全体的には超低金利が継続しています。どちらもマイナス水準ですからね・・・。
2018年7月に長期金利の上限が従来の0.1%から0.2%に拡大されたこともあり、市場金利も多少上昇するかと期待されましたが全然不発でしたね。2021年3月にさらに0.25%まで拡大されましたが、差はわずかであり、早期の定期預金金利の上昇を期待するのは現実的ではなさそうです。
そんな状況にあって、しばらく期間の短い預金で様子を見たいという方も少なくないと思います。そうした方におすすめなのがSBJ銀行の「普通預金プラス」です。具体的にはこのような金利体系となっています。
◆SBJ銀行/「普通預金プラス」
普通預金/通常金利年0.02%+特別付与金利年0.08%=0.10%
普通預金なのに年0.10%ということですから、かなり高水準ですね!
ちなみに特別付与金利の仕組みはこうなっています。
・通常の利息に加え、月内の最低残高(毎日の最終残高のうち最も低い最終残高、上限1,000万円)に対し、1ヶ月分の追加利息を翌月受け取れる
つまり1ヶ月の最低残高を基準に特別金利が付与されるということですから、ある程度、普通預金にじっくり資金を寝かせておける方が対象となってきます。
その点でも上記の通り「様子見資金」には最適と言えそうですね。
なおSBJ銀行では期間の短い定期預金も用意されていますね。 1週間定期預金「なのかちゃん」です。その金利は具体的には以下の通りです。
◆SBJ銀行/1週間定期預金「なのかちゃん」
1週間/年0.10%
こちらも1週間で年0.10%ということですから、かなり高水準です。
さらに定期預金金利も魅力的ですね。
◆SBJ銀行/円定期預金
1年/年0.25%
3年/年0.35%
5年/年0.35%
キャンペーン実施中ということもあって高水準ですね!
来店不要で口座開設ができる上にインターネットバンキングサービスも充実していますので、サラリーマンの方など平日忙しい方でも十分利用可能です。
同行ホームページによれば振込み手数料も月3回〜7回まで無料のほか、トークンを利用したワンタイムパスワードによりセキュリティ面でも安心できそうです。
そうなってくるとネックとなってくるのは・・・やはりこの銀行のバックグラウンド、ということになるのでしょうね。
SBIと響きが良く似たSBJですが、こちらはSoftbankではなく、Shinhan Bank Japanの略称で、韓国のメガバンクである「新韓銀行」の日本現地法人となります。つまりは韓国系の銀行ということです。
現時点では抵抗感を感じる方もいるのでしょうね。
もう一点、気になるとすればこうした外資系の銀行に預けたお金が預金保険で守られるかどうか、という点ですが、SBJ銀行は日本に本店のある日本の銀行、という位置づけですので1,000万円までの元本とその利息が預金保険の対象となります。
そんなわけでご興味がある方は、まずは「1,000万円以下」の預金で活用してみてはいかがでしょうか?参考になさってください。
>>>SBJ銀行/円定期預金について詳しくはこちら
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